Mother 6話・7話 | Coffee break

Coffee break

テレビ・映画・特撮・本など好きなものを徒然に書き込み、勝手に応援して行きます。

「あの子を返して!」

仁美(尾野真千子)からの電話にでてしまった継美を目撃した藤子(高畑淳子)は、奈緒(松雪泰子)に継美(芦田愛菜)の素性を問いただす。奈緒は家族の前で、継美のことを打ち明けた。

「私が誘拐した教え子」・・・凍りつく藤子たち。

母の籐子は継美を母親の元へ帰すように諭すが、継美を離さないという奈緒の意志は固かった。結婚の近い芽衣(酒井若菜)や家族のために、戸籍を外して私のことは忘れて欲しいという。

藤子は奈緒が本当は実の子供ではないことを芽衣と果歩(倉科カナ)に教え、奈緒を戸籍から外すことに同意した。

そんな奈緒を見た継美が、奈緒への別れの手紙を残して行方をくらませてしまう。

葉菜(田中裕子)は、主治医の珠美の説得に応じて入院した。

奈緒は継美を必死で探して葉菜を訪ねると店は閉まり、駿輔(山本耕史)に会った。

駿輔は「本人が出て行くつもりなら、そうしたほうがいい」と言いつつ、奈緒と一緒に継美を探す。

継美の書いた好きなものノートが、北海道から東京まで見た物のリストだと知り、家に帰ろうとしているのが分かった。

乗ってきたバスでは帰ることが出来ないので、継美が困っていると補導員に声を掛けられる。必死の捜索で継美を探し出した奈緒は母子のきずなを確かめ合う。次の日2人は鈴原家を出た。

一方仁美は刑事に娘の虐待を疑われ始め、一人不安をつのらせていた。しかし、玲南が生きていて奈緒の実家鈴原家にいることを確信した仁美は東京に行く。

駿輔は仁美を見かけた。

病院に入院した望月葉菜は、店に雑誌記者の藤吉駿輔が来たことを知り、電話をすると怜南=継美の母親の道木仁美が東京に来ていることを知らされる。

ビジネスホテルで暮らす奈緒に葉菜はそれを告げて、理髪店で継美と奈緒を匿おうとする。世話になりたくない奈緒は、仁美には絶対に見つかりたくないので、継美のことを考えて仕方なく、理髪店の二階で葉菜といっしょに暮らすことにした。

葉菜と暮らすうちに、楽しそうな継美と葉菜を見て、複雑な気持ちになる奈緒。

一方、室蘭から東京にやってきた道木仁美は、藤吉駿輔の家に身を寄せていた。

果歩は駿輔を訪ねてそのことを知る。

怜南が奈緒と一緒にいることを確信して、2人の居所を突き止めようとする仁美に、駿輔は虐待の発覚を怖れているだけで、今更会っても困るのはあなただと言う。

どうせいらない子だからあげちゃえばという駿輔。

果歩は奈緒に会いに行き、仁美が駿輔のところにいて、通報する気は無いようだし、継美と一緒に暮らせるかも知れないと言う。

駿輔は仁美に警察から事情聴取の要請は無かったか、遺体が見つからなかったことで不信感を持った警察が動き始めたり、虐待の捜査をし始めたりしなかったかと聞くと、仁美は欲しい人がいるならあげてもいいけど、怜南は寂しがっているから会ってから、心機一転沖縄に住もうと思うという。玲南が辛かったときのことを忘れられそうだから。

玲南を可愛がってくれた木更津のおばさんに怜南を会わせてあげたい。

娘さんはあなたに会いたいかな?どうしていなくなったのかと駿輔が聞くと、仁美は怜南が虐待する浦上真人(綾野剛)が怖くて逃げたから、自分を大好きな怜南が会いたくないわけがないという。

継美は葉菜の誕生日に三人で遊園地に行こうと奈緒に提案して、葉菜が好きだという観覧車に葉菜を乗せてあげたかった。

三人は遊園地で楽しいひと時を過ごした。

継美は誕生日のプレゼントにビーズのペンダントをあげました。

葉菜は泣きだしてしまいます。どうして泣いているのか分からない継美。

三人で観覧車に乗ったあと、葉菜は奈緒が生まれた時のことを思い出したこと、こんなことが信じられない、こんなことは無いと思っていたと言う。葉菜は奈緒たちと別れて、ある人に会いに行く。

その夜、葉菜との暮らしで子供を守ることの本当の意味に気づいた奈緒は、葉菜に歩み寄りたいと気持ちを伝える。

「ただ、自分を捨てた理由だけは聞かせて欲しい。」

葉菜は衝撃の告白をする。

葉菜は奈緒を捨てた直後に警察に逮捕されて、刑期は15年。栃木の女子刑務所で13年服役して出所した。(おそらく殺人です)それが奈緒を捨てたきっかけだと言う。

葉菜は、継美には戸籍が必要で、戸籍を作ってくれる人物がいるとメモを渡す。お金も必要だし、詐欺かもしれないと言う奈緒。

葉菜は刑務所にいた頃の知り合いの紹介で、お金も大丈夫だという。

奈緒には二度目の犯罪になる。

奈緒「どうしてでしょう。あなたに育てられたわけではないのに、結局あなたと同じ道を歩いている。道の無い道を。」

葉菜は柚川医師(市川実和子)に生命保険に入りたいという。それが余命間もない生きがいだと。

仁美を見張っていた耕平(川村陽介)が居眠りをしているうちに、駿輔の家から仁美は出て行った。

駿輔は木更津の仁美が行くと言っていたおばさんの家を訪ねる。

仁美は、駿輔の写したランドセルを背負った玲南の写真を見て、通っている小学校を突き止めて、怜南の後をつけてきたのか、スミレ理髪店にやってきた。

お客のふりをした仁美は、葉菜がつけているビーズのペンダントを見て、子供の靴があるのを見て、怜南がいることを確信し、玲南の名を呼んで会おうとする。

それを止めてお引取りを願おうとする葉菜を突き飛ばして、怜南のいる二階に上がろうとしたところ、奈緒が仁美の手を取った。

ラストはホラー映画みたいでしたね。仁美が店に現れた時、ジョーズの音楽が頭によぎりました。

楽しそうにみかんゼリーを食べている継美に忍び寄る恐怖。ああ怖かった。

継美はうっかりさんが大好きだから、朝食の用意を手伝ったり、奈緒の実家にいるより楽しそうでした。

しりとりをしていて、らっこ体操とかロボット体操とか可愛かった。

葉菜が「北枕」とか、「うすのろ」、「裏街道」とか暗い言葉ばかりで「う」責めになって、思わず奈緒と一緒に笑ってしまいました。そして葉菜が好きなものが観覧車って分かるんです。

継美はいつも好きなものや言葉を集めて、それを思い出して辛いことを忘れるのが日常になっているんだ。6話で好きなものを書いていたときも、実は寂しい証拠。辛い時にも笑って現実逃避をして、嘘をつくのが当たり前になっているのを奈緒は気がついているんだ。

眉がくっつきそうになるのはお母さんのくせとか、継美は大人の観察力が自然と身についている。いつもお母さんの顔色をうかがっていた証拠だね。

奈緒は葉菜と継美を見て、母親と自分の姿を重ね、一緒にご飯を食べて家族の団欒の大事さを知る。

奈緒は実家でも一人きりだと思い、子供も嫌いだったし、接し方がよく分からなかったんだね。

家族みんなでご飯を一緒に食べるのが大事だと、朝食は必ず家族揃って食べるって言っていた哀川翔さんを思い出した。その時にしかコミュ二ケーションがとれないもの。

玲南のお母さんはほとんどご飯も作らず、お金を渡すだけで、お母さんの得意な料理も出てこなかったから、お手伝いが楽しかったんですね。

その仁美は奈緒と一緒にいる玲南を連れ戻しに東京に来たけど、自分は何も悪いことはしていないと思っているようです。真人の虐待には見てみぬふり、自分も虐待していたのに、全ての原因は他人のせい。警察に追及されて混乱しているようです。

玲南をあげてもいいと言ったのも駿輔を騙していたのかもしれないし、北海道は寒いからもう嫌だと言っていたので、真人と別れたのかもしれない。玲南を探すのに執着しているのは、虐待の発覚を怖れるだけではなく、何か訳があるのかもしれません。

葉菜が奈緒を捨てたのは、警察から逃亡に疲れ果てて、逃げ切れないと思ったからでした。詳しい事情は分かりませんが、実の母親は犯罪者だったというのはショックでしょう。

温和な性格の葉菜が殺人をするというのは、余程のことがあったのでしょうし、奈緒が子供の頃の記憶が無いのは、失くしてしまいたい記憶だったのかもしれません。

葉菜は刑務所のころに知り合った人の紹介で継美に戸籍を作ろうと提案します。

葉菜の余命はあとわずかなので、継美が安心して生活が出来るように違法な戸籍をとり、保険金でお金を残そうとしています。いつ死んでもいいと自虐的だった葉菜に生きがいが出来て、心配事が増えて、病院に入院していられないけど、病気は進んでいるようです。最初から「うっかりさん」なのは、病気のせいだったのかもしれない。

奈緒は藤子との縁を切り、継美のために一人で育てようとしていたけど、仁美が現れて東京で奈緒たちを探しているのを知り、また逃げようとしたけど、継美のために嫌なことを我慢して葉菜の家で匿ってもらっていた。仁美が現れなければ、実の母親との距離も縮まらず、母親が自分を捨てた訳も聞けませんでした。子供を誘拐して自分が母親になり、一つ嘘をつくとまた嘘をつかなければならない。育てられていないのに、同じように裏街道を行く親と子は似てしまうんだな。きっと、性格が似ているからかもしれない。

仁美が玲南をくれるなら、警察には玲南が見つかったことにして、養子にしてもいいし、戸籍の問題も無くなる。

仁美が改心していい母親に戻るなら、玲南にはトラウマが残っても、子供を捨てて後悔する葉菜を見ればそれもいいのかもしれません。

仁美が逆上して、無理矢理玲南を連れて行こうとすると怖い。

「仁義無き戦い」の音楽が流れ、「おまんら許さんぜよ」VS「なめたらいかんぜよ」の戦いになるような気がします。

継美は頭のいい子だから、お母さんが現れた時のことを考えていると思います。

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