月の恋人 第三話 | Coffee break

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第3話の視聴率が15.6%。ヤバイ、ヤバイ!キムタクの恋愛ドラマがこんなに爆下げするなんて!第1話の平均視聴率は22.4%、第2話が19.2%、今後はもっと下がるかもしれない。

やっぱりな。この間も書いたけど、非現実的であり得ない社長設定に共感できないって!

どう見てもこの社長は悪役になっているでしょ。クールで合理的なワンマン社長ぐらいならいいけど、社員の意見を聞かない、出来ない社員は切り捨て、利己的で絶対権力、気まぐれで傲慢、勝つための手段を選ばず、女性は野望の道具と思っている嫌なやつだ。

上海の仕事に復帰した工員が、ノルマがきつくて、次々に首を切られるのも振るい落とされているんだ。

一番頭にきているのは、阿部力の使い方だ。F4だったのに、あまりにもかわいそう過ぎる。今後もっといい扱いになるといいんだけどな。初月9で女役。もし、兄貴だったら、「面白い格好だから見てね」なんてブログに書いていて、あの役だったら泣く。阿部力さんは、舞台「真夜中のパーティー」でも、ゲイの役だな。ゲイの幅が広がるってことか?キムタクの恋のライバル役だったら良かったのになあ。

日本にいるシュウメイの父親が見つかって、カード偽造をしていて、スキャンダルを怖れて上海に帰すなら、そう言って別れの挨拶をすませてから帰らせればいいんだ。病気のお母さんはお父さんに会えて喜ぶだろう。

社長がワンマンでも、それをフォローして、空気を読んで円滑に仕事が出来る環境にする社長秘書がいない。松田翔太の風見はそれが出来るはずなのに、わざとシュウメイの復讐心をあおって、葉月に復讐させようとしているように思える。

葉月がシュウメイのノートを読んで、「冷たい心を私が暖める」と書いていても、モテ慣れている男には、シメシメとしか思わないだろう。

嫌な男は脚本で監督の指示だから、キムタクファンはお気に召さなかったようだ。

キムタクはいつも同じ演技でワンパターンだってよく言われるけど、キムタクファンは「もし弁護士なら」「もし総理なら」「もし社長だったら」が見たいんだ。役を自分に引き寄せて、合わそうとするのがカリスマアイドルで、視聴率をとるキムタクなんだ。脚本家はそれをぶっ壊そうとしているんだな。

キムタクが歳だからとか、恋愛物はそろそろ・・・っていうのとは違うんだと思うよ。

悪役なら徹底して嫌われる役がいいし、仕事一途の社長ならそれらしいリアリティが欲しい。女3人をメロメロにするならそれなりのテクニックが必要だ。お仕事ドラマにしても、恋愛ドラマにしても中途半端なんだ。

原作は道尾秀介さんの「月の恋人~Moon Lovers~」(新潮社)、脚本は浅野妙子、プロデュースは後藤博幸、村瀬健、演出は石井祐介。打ち切りになったら、アウトだ。

フィクションだから普通の社長じゃあつまらない。

でも、貧乏だった美人モデルが氷のように冷たい社長と恋をして、社長が穏やかになり、笑顔が増えて社員にも優しくなるなら、ハーレクインだ。(似たようなのを何冊も読んだ)

今後どうなるかは脚本次第だけど、イメージと違いすぎるキャラのキムタクは数字が下がるから、ワンパターンでもいいんだよ。本人はどうでも皆がそれを望んでいるのは、数字でわかるでしょ。この役はキムタクに合わないなって思った映画は、やっぱり評価が低いもの。

マルチプルキャラクターで、同一人物とは思えない演技をする兄貴とは違うんだから。

兄貴があの役でも嫌だけどね。クールで冷徹でKYだけど、実はお人好しのいい人役は、トヨエツとか三上博史みたいに、ちょっと影がある人が演じると、声を掛けられないほど怖い、ギャップのあるカッコイイ役になると思うよ。(矛盾な所をはぶけばだけど)

本当の愛情を知らない氷のような男で、彼女の瑠璃が「家族が出来れば変わるんじゃないか」と言われた、「薔薇のない花屋」の神山瞬・玉山鉄二を思い出す。今再放送をしているからまとめて見れる。事実を知りながら第1話から見ると、違った見方が出来るから伏線とか拾えそうで、こっちの方が楽しみだ。


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