「Yの悲劇/きのうを探す女」
不破夕子(平田薫)と名乗る女性が“きのう”という猫を探して欲しい、と鳴海探偵事務所へとやってきた。魅力的な夕子に安請け合いする翔太郎(桐山漣)。費用を取りっぱぐれては大変、とばかり亜樹子(山本ひかる)も加わり、3人で猫探しを開始する。
一方、照井竜(木ノ本嶺浩)と部下の刃野刑事(なだぎ武)と真倉刑事(中川真吾)が西山不動産社長の西山英輔(永瀬尚希)のもとに聞き込みに来た。先日事故を起こした社員の平林武史(板垣隆弘)が何かに引っ張られるように車に飛び出し、全治3ヶ月の大怪我をおった。
同じく社員の野田健一(西村信宏)が車で民家に突っ込んだ。2人とも同じ奇妙なアザが付いていたという。
西山に昨日の午後3時に何をしていたのかと聞くと、プールで泳いでいたと言う。午後3時になった時、西山は服を脱いで、屋上から飛び降りようとした。慌てて竜が足をつかんで助けた。西山の足にもあのアザがついていた。
“きのう”がいなくなったのは風都ホールの近く。そのホールでは明日、園崎冴子(生井亜実)が講演会を行うらしくポスターが貼られていた。
夕子はなぜかそのポスターを凝視している。翔太郎が声をかけると「ふうとくんがかわいい」と言う。
ふうとくん・・・。風都を愛し、ふうとくんというキャラクターを考案したのは、今は亡き冴子の夫・霧彦(君沢ユウキ)だった。翔太郎もそんな霧彦を思い出し神妙になってしまう。
3人は必死に“きのう”を探すが見つからない。翔太郎は、奥の手だと言って、猫の鳴き声を出しながら、猫になった。亜樹子はスリッパで叩き、ふざけないでと言うと、相手を探すときは相手の気持ちになれって、おやっさんが言っていたという。
亜樹子がそれは人間相手の話だというと、夕子が猫のマネをして、可能性は何でも試した方がいいと言った。
夕子が“きのう”らしき影を発見した。翔太郎は探しに行った夕子と反対方向から“きのう”を追い詰めることにした。
その時、風都ホールの屋上にドーパントの姿を発見。猫探しはひとまずお預け、翔太郎は屋上に駆け上がり、ドーパントが屋上から飛び降りるのを見て、フィリップ(菅田将暉)に声をかけ、Wに変身して屋上から飛び降りてドーパントを追った。
休館日で誰もいないホールの中へと戦いの場を移す両者。その時ドーパントの一撃がWの胸を直撃した。幸い大したダメージを受けなかった翔太郎は、舞台上にいるドーパントに必殺技を見舞うが、間一髪逃げられてしまった。
変身を解除すると夕子が“きのう”を抱いてきた。どうやら無事見つかったらしい。
夕子「翔太郎さんのおかげで、全てうまくいきました。」
翔太郎「ここは危ない奴がいるから、早く帰ったほうがいい。」
夕子「明日が楽しみです。」と言って夕子はきのうを連れて帰っていった。
どこか名残惜しい翔太郎だった。
園崎家に脅迫状が届いた。講演会で冴子の命が狙われる。
若菜は心配するが、冴子は「仕事をすれば、敵が出来る。そんなものにいちいち脅えていれば、前に進めない。」と落ち着いていた。
井坂は敵は全て排除するのが冴子のやり方だと、脅迫状を燃やした。
冴子「その通りですわ。若菜、あなたも覚えておきなさい。」
若菜は、父親があの光景を自分にだけ見せたのは何故かと考えた。
翌日、竜がフィリップに検索を頼みに鳴海探偵事務所にやってきた。おかしな行動をとり、一命は取り留めたが、昏睡状態になった西山不動産社長の西山と部下2名。アザがあるのが共通点だ。
午後2時、園崎冴子の講演が始まった。
午後3時、ドーパントは機械操作をすると、翔太郎にアザが出現して、翔太郎がおかしな行動をとり始めた。
よく見ると、夕子が相談に来た昨日の行動とまったく同じことをしている。声をかけてもまるで暗示にかかったように昨日と同じことを繰り返す。
それに気づいたフィリップは、検索を始め、メモリの名前がイエスタディ、自分の意思は無くなり、昨日の行動を24時間そっくり記憶の通りに繰り返す。事件前日の同時刻、犯人は被害者に仕掛けて、事故に合わせたのだ。竜はそれを聞いて翔太郎もと、翔太郎の後を追った。
翔太郎は、事務所を出て、ついには風都ホールまで行き、屋上から飛び降りて、フィリップは仕方なくWに変身してしまう。
冴子の講演会が行われている風都ホールの中へ入り、一人暴れるW。講演会場の人々は悲鳴を上げて逃げ出した。亜樹子がどんなに叫んでも聞こえない。フィリップは止めようとしてもなかなかうまくいかない。竜が駆けつけアクセルに変身し、Wを止めようとする。
冴子は若菜が早く逃げるように言うが、一歩も壇上から離れずにらみつけた。
このままでは舞台上の冴子に必殺技が・・・。冴子の暗殺がイエスタディ・ドーパントの狙い?
Wの必殺技ジョーカーエクストリームをアクセルが阻止してなんとか最悪の結果を免れると、フィリップは翔太郎を外に連れ出すように、アクセルに指示した。アクセルはバイクモードになり、Wをホールの外に吹っ飛ばした。
そこでフィリップはエクストリームに変身。翔太郎を暗示から解放する。
ホッとしたのもつかの間。またもイエスタディ・ドーパントが現れた。Wの攻撃に逃げるイエスタディ。フィリップは逃げても正体は分かっているという。イエスタディは変身を解除。
実はイエスタディの正体は夕子。しかも夕子は本名ではなく須藤雪絵で、霧彦の実の妹だった。
Wに冴子を狙わせたのは兄・霧彦の復讐か?しかし、変身を解除した雪絵は兄のスカーフを手に高らかに笑う。
雪絵「復讐?ばかばかしい。確かに兄さんはミュージアムに始末された。でも、それは彼がミュージアムに必要じゃなくなったから。私は兄さんみたいなヘマはしないわ。きのうは利用するためにある。」
イエスタディに変身した雪絵はWとアクセルを攻撃した。
イエスタディ「この力で私はミュージアムの幹部になるの」。
Wサイクロンジョーカーエクストリームは一気にイエスタデイに襲い掛かるが、イエスタディが変身を解除して・・・。
今週はきのうを探しに不破夕子がやってきて、翔太郎・亜樹子と猫探し。
翔太郎は猫のマネがへったくそだな。わざと面白くしているのかもしれないけど、亜樹子にスリッパで叩かれてもしょうがない。おやっさんの教えって言っていたけど、壮吉は猫のマネして捜索しないでしょうね。石田監督の仕業に違いないけど。
一人コント、じゃなく一人芝居で昨日を再現する桐山くんは、亜樹子の芝居を一切無視して演技力があるんだな。
竜が翔太郎に、「その顔は挑発と考えていいんだな。」とか、「お前の頭を探してこい」とか、亜樹子の変顔でよく笑わずに芝居が出来るね。さすがです。
変身後のWもエアバトルで昨日を再現するのは相手がいないから難しいですよね。
竜も捜査で活躍したし、アクセルは久しぶりにバイクモードが出たし、亜樹子は突っ込みもボケもたっぷり入っていたし、フィリップは検索を観察でイエスタディのメモリについて、犯人が夕子・霧彦の妹の雪絵だと推理して、みんなが活躍した回でしたね。夕子が鳴海探偵事務所に依頼に来なければ、犯人にたどり着くのはもっと遅れていたのでしょう。フィリップの存在は雪絵にとって大誤算だったんじゃないかと思います。
夕子は翔太郎を騙してイエスタディ・ドーパントに変身して、刻印を撃ちこみ、冴子の講演会を襲わせる。冴子に脅迫状を送ったのも不破夕子で、実は霧彦の妹・須藤雪絵だった。妹は翔太郎が仮面ライダーWだということも、霧彦から聞いていたんですね。冴子はどこまで分かったのかな。
雪絵役の平田薫さんは、魔法戦隊マジレンジャー(2005年)に山崎由佳役で出演していました。
「Yの悲劇」はエラリー・クイーンの小説の題名そのもの、「Wの悲劇」と並ぶクイーンの名作だ。いつも推理小説風の題名だけど、今回はそのままだな。
昨日を再現は、「イエスタディ・ワンス・モア」でカーペンターズの曲名だな。不破夕子は「フーアーユー」。私が誰か分からないの?という感じですね。ふうとくんを見て、風都を一番愛し、ミュージアムで登りつめようとした霧彦を思い出す。志半ばで、ナスカのメモリの影響で、体はもたなかったから、冴子にやられなくても長生きは出来なかったので、実験体の一人だったのかもしれません。妹はドーパントなので、兄から色々聞いていたのでしょう。
みんなが大好きな霧彦が回想だけどまた、出演して良かったですね。ゴールデンウィークだから、サービス回かな。
イエスタディ・ドーパントは、腹部にあるトリップクロックを操作し、砂時計型の「イエスタディの刻印」を目標に撃ちこみ、腕のスタートクロックを操作して刻印の機能を発動させる。24時間前と同じ行動をとらせる。昨日の刻印を打ち込まれると、どこにいようとも過去の行動を繰り返すので、場所によっては非常に危険な状態となる。24時間後には昏睡状態に陥ってしまう。
事故や危険な目に会わなくても、発動から24時間立つと昏睡状態に陥ってしまうので、エクストリームのガジェットでフィリップが翔太郎と一つになれなかったら、翔太郎は他の被害者と同様に昏睡状態に陥っていたから、Wだけではフィリップが押えられなかった翔太郎を正気に戻せることが出来る、エクストリームの力を発揮することが出来たのです。エクストリームが勝手にベルトに取り付く仕様になっていて良かったですね。
イエスタディのメモリは時間と記憶の操作。冴子にWを利用して、講演会をメチャメチャにさせて攻撃させる。冴子にイエスタディの力を見せ付けるためと、仮面ライダーWの好感度を下げるためか。竜は冴子たちの前でも仮面ライダーに変身するんだね。正体は秘密じゃなかったっけ。
昨日を繰り返すことは誰も止められないので、確かに強力なメモリだが、かなり計算が必要だから、使い方が難しそうだ。ミュージアム幹部にはどうかな?
雪絵は西山不動産に何か恨みがあって復讐したのでしょうか。地上げもしていた西山は、女の子をたくさんはべらせて、優雅な生活をしていましたね。あのプールへのダイブの飛びっぷり、えらくテンションが高くて、屋上からの飛び込みも潔くて、逆さになっても泳ぐふりをして、元気だな永瀬さん。JAEの、カブトではパンチホッパー、電王ではジーク役の中の人です。悪そうだけど面白かった。永瀬さん、お茶目だね。
被害者・野田役の西村信宏さんは、ぐぐったら伊藤慎さんと同じタケシレーシングチームのカースタントマンの方のようです。
ドーパントを倒したら目覚めて元気になるのかな。
屋上から飛び降りようとする西山を照井竜が足をつかんで助けたけど、竜はいつあの柵を越えていたんでしょうね。
次週は、きのうを探す不破夕子の正体は、今は亡き霧彦の妹・須藤雪絵でミュージアムの幹部を狙っていた。
雪絵はイエスタディの実力を見せて、冴子に会い、自らを売り込むが冴子は「まだ信用できない」と仲間に加えることを拒否する。
翔太郎はまた美人に甘さを見せて、見逃してしまったようですね。
予告で霧彦と雪絵のシーンがあったので、回想シーンを新たに撮影したようです。
雪絵は自分の野望のためにミュージアムの幹部になろうとしているのか、兄の復讐のためミュージアムを内部から潰そうとしているのか。幹部になるなら、警察にイエスタディの正体がばれて、不味いんじゃないかとも思います。ミックVSきのうの戦いはあるのか?
トリロジーのCMのモモ、信号機を見たら思い出せって言うけど、信号は赤・黄・青で、色の順番が違うよ。











