ヒューマンドラマ 「やまない雨はない～人気お天気キャスター熟年夫婦の感動の実話妻の余命はあと20日…そしてウツとの闘い!!沖縄～鹿児島～札幌、桜が見た涙の夫婦愛」
３月６日（土）テレビ朝日系夜９時から
人気お天気キャスター・倉嶋厚氏の実話エッセイのドラマ化が決定！
やさしく切なく、そして壮絶な夫婦愛を描く感動ドラマとなっております。
「お天気おじさん」としてテレビで人気を集め、１９８０年代に気象ニュースのスタイルを定着させた倉嶋厚氏（８６）の半生をつづったエッセー「やまない雨はない 妻の死、うつ病、それから…」（文芸春秋刊）を、テレビ朝日がドラマ化した。倉嶋氏と妻・泰子さんを交互に襲う病。テレビ画面からは想像もつかない“土砂降り”の日々を乗り越えた夫婦愛が、感動的に描かれている。
倉嶋氏は中央気象台付属気象技術官養成所研究科（現在の気象大学校）卒業後、気象庁入りし、札幌気象台予報課長、鹿児島気象台長などを歴任。定年退職後、ＮＨＫの「ニュースセンター９時」などで気象キャスターを務めるようになった。穏やかで朴訥（ぼくとつ）な語り口と、締めくくりのひと言コメントが評判となり、天気予報をニュース番組の名物コーナーに押し上げた。
エッセーと同名タイトルのドラマで、倉嶋氏を演じるのは渡瀬恒彦さん。夫を献身的に支え続けた泰子さん役は黒木瞳さん。２人の出会いから泰子さんの死、その後うつ病となった倉嶋氏が立ち直るまでが描かれている。
結婚から１５年、泰子さんは２度の子宮外妊娠で出産をあきらめる。夫のキャスター転身話に、妻は「あなたの予報を聞いて、もっと多くの人に元気になってもらいたい」と背中を押す。２人は、その夢を自分たちの子供としてはぐくんでいこうと決める。だが、倉嶋氏は喉頭（こうとう）がんにかかり、キャスター人生の危機にさらされる。妻の献身的な看護で倉嶋氏は復帰を果たすが、ほどなく泰子さんががんでこの世を去る。喪失感からうつ病になった倉嶋氏は、「ひと言コメント」に励まされた少女らの支えで、自分を取り戻す。
「あなたの傘にはなれない。でも、同じ雨の中を一緒に歩きたい」（プロポーズの言葉）、「一陽来復（悪いことが続いたあと、物事がよい方に向かうこと）」（テレビのひと言コメント）、「雨宿りです。心の中で降り続ける雨が、上がるのを待っている」（うつ病で入院中）……。妻と一心同体で苦難を乗り越えてきた倉嶋氏にふさわしく、気象になぞらえたセリフがちりばめられている。
夫婦愛だけでなく、うつ病と向き合う人々の姿にも触れており、主演の渡瀬はうつ病の知識を詰め込んで撮影にのぞんだ。「劇的に回復することが難しい病。『やまない雨はない』という言葉が救いになるような気がする」としながら「楽しんで見てとは言えないが、こういう作品を多くの人に見てもらい、作り続けられる環境ができれば」と語った。
出演：渡瀬恒彦、黒木瞳、東ちづる、内田朝陽、星野真里、神田正輝、本田博太郎、八千草薫 他
主題歌：オフコースの「ふたりで生きている」（アルバム「The Best Year of My Life」）
劇中音楽を、air plantsが演奏しています。CDにも入っている「太陽のサンバ」のオリジナルバーションとバラードバージョンが使われています。その他にも約10曲のBGMを演奏しているそうです。
テレビ朝日「やまない雨はない」
http://www.tv-asahi.co.jp/yamanai/index.html
青年時代の倉嶋さんは内田朝陽さん、奥さんを星野真里さんが演じます。さまざまな出来事が２人の絆を深めていく夫婦の若い時代を表現しているそうです。天気予報士の言葉も無かった昭和６０年代、気象庁を定年後にお天気おじさんで人気だったお天気キャスターだった倉嶋厚さん。奥さんを亡くし、うつ病で死に場所を求めて各地にさまよい続ける。沖縄から札幌までの美しい景色も見どころです。
予告動画では、加賀美んパパの本田博太郎さんも入っています。
がんとうつ病で苦しんでも、「やまない雨はない」と希望を持ち続けていたんですね。そんな心境に至るまでは、きっと長い時間がかかったに違いありません。テレビのお仕事から退いて、８６歳の現在も講演や執筆で毎日忙しく過ごしているそうです。定年後、奥さんを亡くし一人になっても多くの人に愛されて精力的な活動、見習いたいですね。
夫婦愛や気象になぞられた台詞で、同じように病気と闘っている人達の励みになるような気がします。
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