何度も見たけど、私はこの時のトヨエツが大好きなんだ。関西弁なのがいい。心の広い大人の人って感じです。
カッシーも若いな。
恋人だった藤井樹が死んだ山に向かって博子が叫んだのが
「お元気ですかー!私は元気でーす。」
泣きながら叫んで、みぽりんかわいい。
死んだ人に手紙に書いた文面と同じ呼びかけだった。
みぽりんが二役で、どっちがどっちかよく分からなくなるし、小樽と藤井樹が死んだ山と両方雪山で、過去と現在のクロスオーバーでここはどこ?って思うけど、そんなことはどうでもよくて、死んだ恋人を忘れられなくて、死んだ彼と同じ名前の同級生とペンフレンドになって、中学生の彼を思い続ける。彼女と自分が似ていて、彼女が好きだったから、その子の身代わりだったのかもって気づくんだ。
樹が忘れられないのを知っているのに、ガンガンアタックしてプロポーズするひょうきんな関西系の乗りのトヨエツは珍しい役だった。
彼女が行きたがらなかった、樹の遭難した山の近くの山小屋で彼と決別させようと、朝日を見ながら、樹の死んだ山に向かって(樹に向かって)、
「俺が彼女をもらうぞー」
やまびこのマネして「いいよ。いいよ。」って、かわいい胸きゅんなシーンだ。
でも、博子は樹がまだ好きだから、笑っちゃって響かないんだよね。
私はカッシーとトヨエツなら、断然トヨエツだけどね。小樽も山小屋も旅してみぽりんがうらやましかったな。
「あー、私の恋は南の風に乗って走るわ」
樹が遭難した時に、松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌う声だけが聞こえていた。何故この曲を最期に歌ったんでしょう。松田聖子は嫌いと言っていたのに・・・。
中学時代も、決して藤井樹が好きな様子は見せないシャイな男の子で、誰も借りない本を借り続けて、転校する時に、代わりに本を返しておいてと言った本の、貸しカードの裏に、藤井樹(酒井美紀)の似顔絵をかいていたのを学生たちが見つけて今頃知らされる。
そんな藤井樹は謎の多い男性で、そんな彼を忘れられないだろう。
亡くなった人との思い出は美化されていつも心の中にいて、帰ってこないラブレターで話しかける。
他に好きな人が出来て結婚しても、2番手なんだよ。
岩井監督の映画は絵がきれいだ。
あらすじ
神戸に住む渡辺博子は、2年前に山で遭難して死んだ婚約者の藤井樹の三回忌に、彼の家で中学生時代の卒業アルバムから、そのころ小樽に住んでいたことを知り、その住所はすでに国道になっていたが、彼に宛てた手紙をポストに投函した。驚くことにその返事が届けられてきた。その手紙の主は、樹と同姓同名で中学生の時に彼のクラスメートでもあった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の文通が始まる。
博子と樹は中山美穂の二役。
樹と一緒に山に登っていた仲間で、博子が好きな秋葉茂が豊川悦司。
中学生時代の女性の樹が酒井美紀、男性の樹が柏原崇で、日本アカデミー賞の新人俳優賞を二人とも取っている。
中山美穂主演、辻仁成原作の「サヨナライツカ」が1月23日から公開。
豊川悦司・薬師丸ひろ子主演の「今度は愛妻家」が1月16日から公開中。
ラブストーリーが得意な二人の映画に合わせた放送だったけど、やっぱり深夜で放送なんだね。
岩井俊二脚本の「BANDAGE」も1月16日から公開中で、3作品が同時期だけど、「Love Letter」を越えるような賞を総なめする作品はあるのかな。
Love Letter Trailer
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