第6話・最終回あらすじ
NASA留学が決まっていた秋(中村優一)が病気で入院する。医師の診断は、宇宙での生活には耐えられないというものだった。
NASAとの関係が悪化することを恐れた千里(RIKACO)は、アスミ(桜庭ななみ)を代役として留学させることを主張する。拝島(本上まなみ)は、秋を気づかいながらも、アスミにチャンスをつかませたいと思う。アスミは学校側から、秋に事実を隠したまま、留学を前提とした検査を受けるよう命じられる。
つらい気持ちのまま検査を受けるアスミを、秋に思いを寄せている圭(高山侑子)は激しく非難する。秋の容態は急に悪化し、息を引き取る。
告別式で、秋の妹・さくら(菊里ひかり)は、秋が宇宙へ行ったらヒアノで弾きたいといっていた曲を披露する。それはいつか圭がリクエストした「猫ふんじゃった」だった。このまま秋の代わりに留学していいのか、アスミの心は揺れる。告別式に訪れた佐野(田辺誠一)は「秋の思いを背負うことができるのはおまえだけだ」とアスミに話す。アスミは秋の夢を引き継ぎ、宇宙へ行きたいと思う。留学を決意したアスミだったが、数日後、アスミの実力を見きわめるためNASAの視察官が宇宙学校を訪れる。
アスミ(桜庭ななみ)はNASAへの留学生に決まり、正式に発表される。
NASAの広報担当者(神保悟志)が来日し、千里(RIKACO)とともに、アスミを最年少留学生としてPRするために動き出す。訓練中もアスミへのマスコミの取材が殺到し、アスミは宇宙学校内で次第に孤立していく。
訓練があるが、休んで四十九日の法要に出ようと思っていたアスミは、秋の妹からアスミに向けた秋の動画を受け取る。
府中野(大東俊介)・万里香(足立梨花)・圭(高山侑子)は、訓練のため秋(中村優一)の四十九日の法要にも出席できなかったアスミとの距離を感じる。宇宙へ行くためには、友達を失っても今やるべきことがあると自分に言い聞かせるアスミだった。
佐野(田辺誠一)と友朗(高嶋政宏)は、宇宙ロケットの会社を設立しようとしていた。マスコミはアスミの父親の友朗にインタビューをすることにした。それを聞いたアスミは父親の所に駆けつけると、父親は「アスミのためになるからドンドン報道していい。むしろマスコミを利用しろ。こんなことで潰れる様な軟な娘じゃない。」と進んでインタビューを受ける。
アスミは公園で鈴木秋の動画を見直した。
「アスミくん、今頃ものすごくハードな訓練でバテているんじゃないかな。NASAに無理難題を押し付けられて苦労してる?アスミくんのことだからさ、僕が死んだ後のことまで気にしているんじゃないの?僕の代わりになって悪いとか。そんなこと全然無いよ。
でもね、アスミくんが僕の代わりに行くならさ。忘れて欲しくないことがある。君が苦しくて苦しくて、逃げたくなっちゃうような毎日の訓練の一日一日が、僕が行きたくて行きたくて、どうしようもなかった一日だっていうことを、忘れないで欲しいんだ。だから、一日だって手を抜いて欲しくない。
死にたくないな。・・・こんなこと、かっこ悪くて皆に言えないけど、死ぬのが怖くてたまらない・・・。」
佐野は府中野たちに、
「宇宙から見た地球は人類の新たな鏡だと言った宇宙飛行士がいた。人は宇宙に行くことによって、もっと自分を知ることができる。だが俺は、心をわかちあった友も新しい自分を見せてくれる鏡だと思う。
しかし、時にはたった一人で自分自身と向き合わなければならない時がある。鴨川は君たちより先にその時を迎えているんじゃないかな。」とアスミの心境を諭す。
大西先生(ゴルゴ松本)は、最後の壮行会のマラソンで、アスミは仲間より10分遅れて出発。アスミに抜かれた者は、失格。ペナルティーとして放課後グラウンド20周だ。
府中野たちは、アスミと真剣勝負でアスミに勝ちたいと思うが、アスミは全力で走り、次々とクラス全員を追い抜いていった。
そしてアスミがNASAへ向かう日に、宇宙学校を見て回り、秋のお墓にお参りをして、校長先生に別れを告げたあと、府中野・万里香・圭が現れてアスミに応援しているから頑張れ!必ず追いつくからとエールを送った。
5年後、アスミは宇宙ステーションから地球に戻り、宇宙学校の仲間たちに夢について語った。
アスミはNASAへ行ってからが面白そうなんですが、7話しかないので、仕方ありません。もう、最後に5年後になってしまいました。最終回の公式サイトのストーリーと変わっているので、脚本を、アスミが足が早いのが特徴なので、マラソン勝負に変えたのかもしれません。
やはり、秋がアスミに残したビデオメッセージにぐっと来ました。長いセリフの中で、言葉の一つ一つで変わっていく感情表現、たった一人の演技が素晴らしかった。
ずっとライバルだと思っていたアスミが自分のかわりにNASAに留学することになって、きっとアスミのことだから自分の代わりで悪いと気にしているんじゃないかと気を使ってのメッセージ。宇宙にどうしても行きたかった、死にたくないと泣く秋の純粋さ。その動画を何度も見て、友達に嫌われても、政府の広報担当の人に、広告塔のように扱われても、宇宙にいくことを決意して、秋のためにもNASAに行くため、宇宙にいくための努力をしていたのでしょう。
お父さんの言うとおり、美談も家族も友達も、取材や宣伝にどんどん出て、みんなに応援してもらえばいいんだよ。広告塔でも日本の高校生代表なんだもの。宇宙に行くのが夢だけど、その先の宇宙で何が出来るか。宇宙の神秘を探求するのを目的にして、夢を広げていけばいいと思います。
宇宙科学の研究、宇宙船・ロケット研究、宇宙事業はお金がかかるから、メリットの無い研究の予算は削られるから、プライドなんて言ってられないんです。
私も子供の頃は、宇宙に行きたいと思ったし、未来ではもっと宇宙開発が進んでいると思っていたから、月に別荘を持ったり、別の星に移民したいって思っていたんです。
若田光一さんも、無事帰還したし、国際宇宙ステーション(ISS)の夢が一歩近ずいた気がします。
今後の予定は、今年12月に野口総一さんが、11年春に古川聡さんが、各6ヶ月間ISSの滞在を予定しています。

