愛讐のロメラ ④ | Coffee break

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珠希の娘の彩が、恭介の泊まるホテルへ訪ねてくる。珠希たちが自分をどれくらい愛しているか確かめたいから「帰りたくない」という彩。

その夜、出かけたまま帰らない彩に、珠希たちは心配を募らせていた。

珠希は希和子が誘拐したのではないかと思い、電話をするが知らないといった。

同じ頃、ホテルでは恭介が歩美の部屋を訪ね、「彩を誘拐した」と告げていた。

次の日の朝、恭介は加賀見家に電話をして、彩を歩美にまかせて、珠希をホテルに呼んだ。

恭介は自分の部屋で彩には合わせずに、珠希に「彩は亮太の死んだ理由を教えてもらえないので、家族から疎外感を感じて、淋しい思いをしている。加賀見家の決着をつけるため暫く彩を預かる」と言って次に映子にホテルに来るように言った。

珠希は、希和子に会いに行く。昨晩、彩が彼女の元にいるのではないか、と電話をしたことを詫びるためだ。希和子はその場で改めて、自分が珠希の母親だと名乗る。珠希を捨てたことを謝罪する希和子に、自分の存在などきれいさっぱり忘れてほしい、と珠希は冷たく告げた。

「あなたが私を捨てたことは過去のことです。もうどうでもいい。私がここに来たのは、私はあなたを捨てるためです。あなたには娘なんかいなかった。そう思ってください。約束してくれますね。」

しかしそれは、自分の計画が終わったとき、悲しい思いをする人が一人でも少ないほうがいい、と考えての珠希の発言だった。

恭介を訪ねた映子は亮太のことを隠し続けた謙治をこれ以上守れないといい、恭介は母に新しい加賀見家をやりなおそうと訴える。

恭介は彩に、彩の両親は病院を大きくしようと一生懸命だから、寂しい時は自分が相手をすると言い、彩は恭介に亮太の話を聞いているうちに眠ってしまう。

突然、恵が恭介を訪ねて来て、珠希をどう思っているのかと聞いてくる。恭介は、珠希が自分を裏切って日本に残り、悟と結婚したのだから、彼女をどう思おうがそれ以前の話、悟から奪おうとは思わないと言った。
恭介は悟に会った。悟はこのことで彩が傷ついたら許さないと責めた。恭介は彩の誘拐で謙治は憔悴していると聞いて、その様子を確かるため加賀見家に行く。大切な人を失う恐怖を謙治が感じていることが分かり、満足した恭介はこれから彩を家に連れて来ると言う。

恭介が彩を家に帰そうと、彩と歩美のいる家の近くの土手で、恭介を見つけた彩が駆け出して、つまづいて転んで土手から転げ落ちて意識不明になった。

加賀見病院に運ばれた彩は、治療を受けて、意識が戻らない可能性もあるといわれた。

悟は彩をこんな目に合わせた恭介をなじり、「一生許さない」と言った。映子は恭介を殴り、この場から去るように言った。

映子は謙治に家を出ることを告げて、着替えを取りに帰った珠希に止められたが、彩のお見舞いに行くからと言って出て行った。

恭介は珠希の患者を全員引き受け、彼女を彩の付き添いに集中させようとするが、悟は恭介が病院にいることを許そうとしない。何とか悟を落ち着かせようとする珠希と謙治だが、すべての原因は父さんが亮太を見殺しにしたことが始まりだと言い出す。その責任は、最終的に亮太の命を奪った自分にある、という珠希。この後に及んでも、父や恭介をかばう珠希に悟は不信感を募らせる。

悟が彩の父親が本当は誰か珠希に聞こうとした瞬間、彩が意識を取り戻す。恭介のことを気にする彩に、「恭介は病院からいなくなる」と悟が告げる。彩は、恭介と一緒にいて楽しかったと話し、恭介に会いたがる。彩に会った恭介は、怪我させたことを謝るが、「おじさんは何も悪くないよ」と言った。


悟は映子に彩の意識が戻ったことを伝えようとするが、珠希から家を出たと聞き、驚く。彩のためにも映子には家に戻ってもらいたいと言う珠希。そのためにも恭介がそばにいたほうが良い、と続けるが、悟は「母さんに戻ってきてもらいたいのは、彩が母さんの孫だからなのか?」と。この言葉は悟にとって、誰が彩の父親なのか、聞いたに等しかった。深く考えずにうなずく珠希。

映子が恵の店を訪ね、家を出たことを報告。亮太と恭介の骨髄の型が一致していたことを告げ、嘘をつき続けた謙治と離れることにした。しかし映子が内心では揺れていることを恵は見抜く。

悟が院長室で、DNA鑑定の会社の資料を見ていると、恭介が誘拐のことを謝りに来る。許せない悟は、病院を辞めるよう恭介に言う。そこへ、謙治が現れ、恭介にはこのまま病院で働いてもらうと告げる。珠希も賛成しているとの言葉に悟は動揺する。悟は珠希が恭介を裏切り自分と結婚したから恨んでいるんじゃないかと聞くと、恭介は「くだらないことを言うな」と言い、

悟は「くだらないことなんかじゃない!11年前、兄さんは珠希と・・・」

恭介「何を怯えているんだ」

悟は「怯えてなんかいない!」と激昂した。恭介は部屋を出て行き、悟はDNA鑑定の資料をゴミ箱に捨てた。悟の珠希に対する不安、不信感は膨らむばかりだった。

彩を見舞いに来た恵に、悟は珠希以外誰も謙治を信用していない。悟は珠希の気持ちがわからない。この11年本音で話し合うことは無かった。悟は珠希の本当の気持ちを知るのが怖くていろいろな事実から目をそむけていた。

「かあさんの言うとおりだった、自分を愛していない人と結婚しても辛いだけかもしれないって話」

彩は両親の間に微妙な空気が流れていることを敏感に察知。自分のせいかと珠希にたずねると、そこに映子が彩の見舞いにやってきた。珠希と二人切りになった映子は、当分加賀見の家に戻る気はないと言った。また映子は珠希に、本心では謙治のことをどう思っているのか聞く。

「本当のことなんて、言えるわけないじゃないですか!」。この11年間、一度も見せたことのなかった珠希の激しさを垣間見て、映子は珠希が何かをしようとしていることを感じ取るのだった。

悟は珠希に恭介のことをどう思っているのか問う。亮太の安楽死の罪を自分の代わりに背負ってくれた借りを返したいだけだ、と珠希は答えるが、悟の心は晴れない。

歩美が悟を訪ね、彩の件には自分も責任があると、1千万円の小切手を渡そうとする。受け取りを拒否する悟は、気が高ぶり珠希と恭介、そして彩の関係への疑惑と、不安を歩美にぶつける。歩美は11年前、珠希の体を強引に奪った悟を非難する。その話を恭介が部屋の扉の向こうで聞いてしまう。

急いで珠希のもとへ駆けつける恭介だが彩の本当の父親について、話を聞けずにいた。

珠希は悟が密かにDNA鑑定の資料を取り寄せていたのを知り、悟が彩の本当の父親を疑い始めたことに気づく。このままでは全ての計画が崩れ去ってしまう。そう思った珠希は、復讐を開始することを決意する。

希和子が恵の店を訪ねて、加賀見病院で何が起きているのかを聞くと、恵は病院や加賀見家のことを話して、面倒なことを持ちこまないように頼むつもりだったが、珠希の人生に涙する希和子を見て、珠希の母親が誰なのか、わかってしまう。

珠希との結婚生活に悩み、事実に向き合うことを恐れる悟だが、恵がやって来て、もう加賀見家のことで苦しむ必要はないと言い出す。さらに悟の本当の父親は謙治ではない、と突然の告白をした。

ショックを受けた悟は珠希にその事実を打ち明け、珠希と彩と三人で加賀見家を出ようというと、珠希は悟一人で出ていってほしいと答えた。自分は悟の家柄や、仕事、財産と結婚したのだからと言った。

悟は一人で加賀見家を出ることにしたが、「絶対に彩は渡さない。彩は俺の娘だ」とその場を去る悟の背中を見つめながら珠希は、「これでいいのよ。私は加賀見謙治を殺すんだから」とつぶやくのだった。


ここまでが、12月19日のお話で26日が最終回。まだ、怒涛の展開がありそうですね。

恵が嘘をついていないなら、結局謙治の本当に血の繋がった息子は一人もいないことになります。

悟が加賀見家を出るなら、今まで、珠希が彩のためにと加賀見病院につくしていたことが、水の泡。

珠希の計画はうまく行くのでしょうか。そして、謙治と珠希の二人きりの加賀見家にいったい何が起きるのでしょうか。

珠希は謙治を殺して、自分も自殺するつもりのようですが、彩が悟の娘ではないことを知って、恭介が実の父親だと解れば、彩はどうなるのでしょう。それが一番心配です。

悟と珠希が離婚。優しい大好きなおじさんが、実はおとうさんで、母親が父を騙し続けていたと知ったら、やさぐれるよ。

まだ、珠希の本当の父親も解らないし、悟の本当の父親も解らないから、これから新たな新事実が出てきそうな予感がしますね。すっきりとしたラストを期待します。

仲村瑠璃亜さんが歌う主題歌「花の首飾り」は、ザ・タイガースのカバーで、メインボーカルはジュリーではなく、トッポ(加橋かつみ)が歌を歌っていました。姉がジュリーのファンでしたので、よく聞いていました。懐かしいです。色々な人がカバーをしていて、井上陽水さんもカバーを出しています。


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