領(大野智)の復讐劇が、ついに終焉を迎える!直人(生田斗真)にタロットカードが入った赤い封筒が届く。それは、次のターゲットが直人であることを意味していた。「成瀬は、最後に俺を殺すつもりです」。そこに薫(上原美佐)が血相変えてやってきた。取り調べ中の典良(劇団ひとり)が、直人を呼んでいるとのこと。
兄は「…お父さんの事、頼むな」そして、最後に一服させてほしいとタバコを買ってくるよう直人に頼む。タバコを手に直人が戻った時には、兄は変わり果てた姿になっていた。典良は宗田殺害で使用した青酸カリ入りのタバコを所持しており、それを吸って自殺を図ったのだ。あまりに突然のことに愕然とする直人は、その場で兄を抱きかかえ、泣き叫ぶしかなかった。
病院に駆けつけた栄作(石坂浩二)は、典良の亡骸にすがりつき嗚咽して泣く。典良が紙切れに残した遺言は、“迷惑かけて、申し訳ございません”という一言だった。
直人に、栄作は「…私を許してくれ。私の間違いが典良を死に追いやってしまったんだ」と、栄作はこれまでの自分の言動を悔い、謝罪したのだった。初めて見る弱い父の姿を直視する事が出来ず、その場を去ろうとした直人に栄作は「…どんなことがあっても…お前達二人は私の息子だからな」と伝える。それは、20年以上もの間、父子の間にあった深い溝が埋まった瞬間だった
その頃、直人を救いたいと、中西(三宅裕司)が領に深々と頭を下げていた。「真中友雄が…アイツの辛さを一番分かってやれる筈です…お願いします。もう、芹沢を許してやって下さい」。
中西から典良の死を知らされ、頭を下げられたことで領は戸惑う。
栄作は自宅に戻ると、アルバムを開く。そして、次の瞬間、突然苦しそうに胸を押さえ、その場に倒れてしまう!
翌日、いつもの道で領を待っていたしおり(小林涼子)は涙ながらに訴えかける。
「怖いんです…あなたに、何か起こりそうで
もうやめてください
何故暗いトンネルの中に進もうとするんですか
少しでいいんです、顔を上げてみてください
綺麗な木漏れ日が見えませんか
木々のざわめきが聞こえませんか
春には可愛いお花が咲くんです
秋には紅葉が包んでくれるし
冬は落ち葉のじゅうたんが出来ます
雨が降った後には大きな虹が掛かることもあるんです
成瀬さんが進もうとしている道にはこんな幸せな景色がありますか」
その時、もう引き返すことができないと心に決めていた領は感情を抑えることが精一杯で、何も言うことが出来なかった。
その頃、直人は父・栄作が電話に出ないので実家に帰る。すると横になって倒れている栄作の姿が。「嘘だ!父さん!!」直人は冷たくなった父の胸で泣き叫ぶ。そして、やがて“ある決意”を抱き、立ち上がった。
領は自ら保釈金を出して葛西(田中圭)に「少しの間だけでも愛する人を大事にしてほしい」と言って保釈する。麻里(吉瀬美智子)は、芹沢家を出て葛西とやり直したいと言う。
領が葛西を保釈したと知った山野(清水優)は「アイツも僕をいじめてた1人なんですよ!」と問い詰めた。領は「あなたは誰のために復讐してるんですか?」と山野に問いかける。
すると、葛西を殺すためナイフを出した。慌てて制する領の腹にナイフが突き刺さった!山野は取り乱して、走り去っていく。
葛西は麻里に記念の指輪を買い、麻里の待つ部屋へと急ぐ。その時突然、葛西は背中を刺された。
錯乱した山野が刺したのだ。葛西はその場に仰向けになり力尽きる…。そんな山野も、刺した後に錯乱状態でナイフを振り回していたため、警官に射殺される。
江里(篠原真衣)は領から預かった一通の手紙をしおりに渡す。そこには、事件後信頼や絆を一切捨てて一人で生きてきたつもりだったが、しおりに出会った事で温かい心に触れ、心の冷たい棘を溶かしてくれた彼女への感謝の言葉が述べられていた。そして「今までの過ちを捨て、新たな未来を、あなたと一緒に生きていけたら…あなたを近くに感じるたびに、何度そう夢見たかわかりません…。でも…後戻りすることは出来ません。あと一人、どうしても死ななくてはいけない人間がいるんです。申し訳ありません。そして、今まで、ありがとう」しおりは不安を抱いて飛び出していく。
その頃、渋谷東署では直人が無断で拳銃を持ち出したと大騒ぎになっていた。「どんなことをしても芹沢を見つけ出せ!」と捜索命令を出す石原管理官(飯田基祐)。
直人は領を呼び出していた。傷口を隠し、痛みを堪えて現れた領は言う。「結末にふさわしい場所ですね」そこは、11年前、真中英雄の事件が起きた因縁の場所。
自分のせいで沢山の人が死んだ。兄も父も…と、領を睨む直人。「俺のせいで始まった復讐だ。俺の手で止めるしかないんだ」悲痛な思いを胸に、直人は拳銃を領に向って構えると、引き金に手を掛けた。その様子を見て、驚くが、一瞬、なぜか微かに笑みを浮かべる領。二人の睨み合いが続く。しかし、直人の銃を持つ手は震えだし、引き金を引けない。
領は「何を迷ってるんです?私はあなたの大切な人を奪った。殺しても飽き足らないくらい、憎いはずだ。復讐のチャンスは今しかないんだ!早く僕を殺せ!」
領の言葉に直人はハッとする。「あんたの目的は、これだったのか・・・」領の最終的な目的は直人に自分を殺させ、今度こそ人を殺した裁きを受けさせるためだったという事に気づいたのだ。
領「これで全部終わる。ようやく、僕が僕に帰る時が来るんだ。これは真実から逃げたあなたの義務なんです」と直人の手を掴み、自分に銃口を向けさせる。
直人は「あなたをそこまで苦しめたのは、俺です…。俺には、あなたを殺せない」と拳銃を手から離してしまう。
領は「このままじゃ、自分が自分を許せない」拳銃を拾い上げ、自分のこめかみに銃口を当てる。
銃を巡ってもみ合いの中、直人の腹部に向って拳銃が誤射されたのだった。領は直人を抱きしめ、泣き叫ぶ。「死ぬな芹沢!死なないでくれ!」支えるしか出来ない領に直人は優しく語りかける。
「これで良かったんだ…最初からこうしてれば…生きて下さい、精一杯…自分の為に生きてください…友雄さん…許してください、俺のことも…あなた自身も…」という言葉を残し、息絶える。
「…許してくれ…僕のことも…あなたのことも…」領もまた自らの過ちを悔やみ、心から謝罪すると、英雄の遺品のハーモニカを直人の手に握らせ、ゆっくりと目を閉じた…。
スクラップ置き場に駆けつけたしおり。しかし、時はすでに遅く、二人は絶命していた。涙が止まらないしおり。そこには、肩を寄せ合い、穏やかに眠ったように息絶えた二人の姿があった
それから3年後、しおりはある人物を訪ねるために海まで来ていた。直人の上司だった中西がとある海辺の町でのんびり暮らしているのだ。浜辺を歩く二人の前には、雄大な海の景色が広がっている。
「あいつらにも…一度でいいから見せてやりたかった」と、呟く中西。すると、そこへ二匹の蝶が飛んでくる。その光景を見て、微笑みあうしおりと中西。
蝶は仲良さそうに二人の周りを舞うと、やがて海に向って飛んでいった・・・。
「魔王」もあんまり長くなったから、ブログに載せようか迷ったけど、時間かかったし一応ね。
最終回のあらすじを割愛したけど、重要ないいシーンが多かったから難しかった。
みんな死んでしまいました。
魔王は他人の心を操って人を殺させる知恵があるけれど、生きることは考えていなかったようですね。
もっと残酷で憎悪のかたまりの「蘇る金狼」のような、復讐の末、成功に幸せを感じて、また天使のような弁護士を続けてくれると魔王と呼べるけどちがいましたね。直人は自分を殺させるように仕向ける暗い道しか考えていなかったようです。
元々弟の復讐をたくらむ優しい性格なんですね。罪悪感を抱えながら、犯罪を犯し続け、もう引き下がれない心情だったのでしょう。
事実を知って残されたしおりちゃんがかわいそうでした。
BBSを見ると、みんなしおりちゃんの立場で見ている人も多かったみたいで、領の大野君のファンには辛い話でしたね。しおりちゃんの詩的なセリフが印象的でしたが、私も彼を止めるすべは無かったかと、今も考えるともっと直人に協力して、直人には私情に走らせず、仲間と共に早く逮捕して欲しかったと思います。
最終回の視聴率は14.1%。ラストに盛り上がってよかった。
最終回のラスト、しおりがサイコメトラーで見たものは、
衝撃の真実は何なのか!? 1月9日発売予定の「魔王DVD-BOX」内の特典映像で明らかになります!お楽しみにッ!!
★この商売根性がむかつく!レンタルでは見れないってことかな。
キタネイダス!
「魔王DVD-BOX」
発売日 2009年1月9日(金)
DVD-BOX(7枚組) ¥23,940(税込)
発売元 TBS
販売元 TCエンタテインメント
レンタルDVDも同時リリース
ボケていて誰かわからないでしょ。(配慮しました)