「スーパーソニック・戦いのサガ」
2008年。サガ=太牙(山本匠馬)が見守る中、ムースファンガイアを取り逃がしてしまったキバ。渡(瀬戸康史)が変身を解除すると、深央(芳賀優里亜)がトボトボと歩いてきた。
「私って本当にダメな女なんです。何をやっても失敗ばかりで。お願い渡さん。私を離さないで。」
理由はわからないが激しく動揺する深央をやさしく受け止める渡。
「大丈夫、僕が付いています。深央さんのために僕も強くなります」
2人はさらに絆を深める。
太牙は水をエネルギーに変える研究者の沼川に会っていた。
太牙「素晴らしい。これで人類はまたひとつ進化したというわけだ」
太牙を会社に訪ねた渡は婚約者との食事に誘われる。友だちなら遠慮などしないものだ、と半ば無理やり連れて行かれた渡。太牙の婚約者・深央を紹介され、言葉を失ってしまう。もちろん深央も激しいショックを受けてしまう。
自宅の風呂でひとり落ち込む渡。名護(加藤慶祐)が風呂場に入ってきた。
「名護さんなんで?」
「師匠だからな。俺たちは一身同体だ。それにここの風呂が気に入った。疲れがとれる」と言って頭からお湯をかけた。
名護は渡の母親について質問しようとするが、キバットとタツロットに邪魔されてしまう。
そこへ深央が訪ねてきた。静香(小池里奈)がお茶を出してドアの陰から聞いていた。
深央「婚約者は回りが勝手に決めたことで」
渡「もういいんです。気を使わないで下さい。」
深央「よくないです。私が本当に好きなのは」
渡「太牙君なんですよね。お似合いだと思います」
深央「だから、違うんです。」
静香「何よひどいじゃない。あなた最低!この二股女!」
深央「私は…渡さんが好きなんです!」。
静香「また適当なことを言って、渡をこれ以上傷つけないで!もう帰って!」
そんな言葉の真意を確かめようと静香に追い出される深央を追おうとする渡だったが、
「女の尻を追いかけている場合か。キミはキバなんだ。もっと自覚を持ちなさい」と、胸からバスタオルを巻いた名護に止められてしまう。
深央は肩を落として渡の家から帰る途中で、黒沢があらわれた。
「また裏切り者の始末に失敗したそうですね。それだけじゃない。あなたは心が弱い。知ってますよね、先代のクイーンがたどった悲劇的な運命を。あなたは必ず太牙様を不幸にする」黒沢はファンガイアに変ろうとすると太牙があらわれた。
「何をしているのだ」
「太牙様。私は先代のクイーンに誓いました。あなたをお守りすると。そのクイーンはできそこない。あなたにふさわしくない!」
「ふざけるな!次は殺す!」太牙の出す衝撃波で黒沢が吹っ飛んだ。地面から無数の蛇が現れた。恐れる深央。
黒沢は肩を落として去っていった。太牙は深央に、
「大丈夫。僕が付いているから、何も心配はいらない」
カフェ・マル・ダムールで恵が泣いていた。体脂肪率が増えたから。
渡が落ち込んでいると太牙がやってきて、心配していると、名護さんが
「惚れた女に他の男がいたらしい。そんなことでショックを受けるとは軟弱な」と太牙に教えた。
太牙「本当か?それで渡君はあきらめるの?ダメだよそんなの相手の男に会わせてくれ!僕がかわりに話をつけるから。渡君ほど優しい人はいない。どんな男が恋敵か知らないけども、渡君の純粋な思いに勝てるはずがない」
渡「だから本当にいいから」
相手が自分だと知らない太牙の優しい言葉に強く答えた。
深央が逃がしたファンガイアを再び抹殺しようとすると、また「教えてくれ!なぜ人間を愛してはいけないんだ」と聞かれ、また攻撃をやめて逃がしてしまう。
深央が逃がした研究者の沼川は太牙のターゲットでもあった。
深央が取り逃がしたトータスファンガイアを抹殺しようとムースファンガイアが出現。渡はキバに変身し、ムースと激しく戦う。ムースの冷静な戦いぶりに苦境に陥るキバだったが、エンペラーフォームになるとドッガハンマーとタツロットを合体させムースファンガイアを撃破する。
一方、ムースから逃れたトータスファンガイアは太牙に狙われる。
「ファンガイアとして誇りを失いし者…王の判決を言い渡す…死だ」。
キングはサガに変身すると、ジャコーダービュートの鞭で体を貫き、さらに空中に引き上げ、必殺技でファンガイアをあっという間に抹殺する。
1986年。ドッガが真夜(加賀美早紀)のパールシェルファンガイアにやられて逃げた。
真夜がファンガイアであることを知った音也(武田航平)に、真夜は何も無かったかのように宿題の答えを聞く。
音也はその真夜から自分の力を100%出し切れる、相応しいバイオリンを持っていないと指摘される。音也は
「思い出した。以前にも言われた事がある。俺は俺にふさわしい名器を持つことになるだろう。しかしどうすればいい?俺に相応しいバイオリンを買うには何億円かかるか解らない。」
考える音也に真夜はあっさり自分で作ればいいという。そんな音也を手伝うという真夜。300年前、ストラディバリの弟子だったというのだが・・・。
真夜がキャッスルドランに帰ると、黒沢が赤ちゃんの太牙を抱きながら尋ねた。
「いいのですか?クイーンともあろうお方が人間に興味をお持ちになるなんて」
真夜「あら、いけない?人間に興味をもっちゃあ。私は人間とは何なのか観察しているだけ。人間を知るのもクイーンとして有意義なことだわ。ねえ、太牙。」
太牙のそばにサガークがやってきた。
真夜の言葉に従いバイオリンを作り始める音也。
真夜「これから私たちが作るバイオリンは普通のバイオリンであってはならない。わかるかしら。」
音也「そりゃあそうだ。なんたって、世紀の天才であるこの俺が持つバイオリンだからな」
真夜「命を、魂を込めなさい。私とあなたの、ふたりの魂を注ぎ込むの」。
妖しく音也の手をとる真夜に、音也も真剣な表情で作業を続ける。
そんな2人を見るゆり(高橋優)は悲しみに打ちひしがれ、泣き崩れる。
今週は現代も過去も、三角関係になり、切ない展開でした。
音也と真夜の手取り合いバイオリンを作成する怪しい雰囲気に、ゆりちゃんが何も言わずに家を出て、泣く姿は本当にかわいそうでした。
渡も深央に振り回され、深央は愛と運命に悩まされていましたね。静香ちゃんの言うとおり、二股が長く続くはずがありません。どっちかに決めておけば良かったのに、優柔不断が男を傷つけるのが解らないんだね。
今回はキングのサガが不思議な能力でへびを出したり、サガークを呼んでベルトがくるくると回って変身!ウエイクアップフエッスルのかわいい音も聞けて、ジャコーダービュートで戦い、強いキングの技が見られました。
あの技を見た時、旦那も私も同時に「必殺」の三味線屋の勇次に似ていると思ったから、確実に監督の狙いなんでしょうね。立ち居振る舞いは気高いジーク王子の様でした。他の技も期待しています。
クールで優しく、熱く戦いには非情で強い、キングとしてふさわしい教育をされているのがとても良く伝わりました。キバの渡との関係がこれからどうなっていくのか楽しみですね。
黒沢さんのムースファンガイアがこの回で死んでしまって、22年間も太牙を育てたのに出番が少なくて残念です。ビショップはどこにいたんだろうな。
来週は、青空の会に入った襟立君が再び登場。ブラッディローズの弦が切れていましたね。
真夜は現代でも生きていたの?謎がとける来週の放送までキバってゴーオン!!
こちらにも入れておきます。
劇場版スピンオフネットムービーがDVDに!
「仮面ライダーキバ&炎神戦隊ゴーオンジャーの劇場版スピンオフネットムービー」がDVDとして、12月5日(金)発売決定!3.990円(税込)
見た人も、パソコンが無くて見られなかった人も、キバとゴーオンファンなら、手に入れたい一品ですね。

