ブログネタ:何度でも読み返したい自分の中の名作マンガ、小説は?
参加中ここ数年何度も読んでいるのは「ネムキ」!どの作品も何度も読み返しますが、特に好きなのはこの作品
「百鬼夜行抄」(今市子先生)
深夜にドラマ化もされて人気の漫画で、何度読んでも面白いし、絵もきれいで、新しい発見があったり、律の気持ちが改めてわかったり、いつも早く次の単行本が読みたくなるマンガです。
主人公の飯嶋律は霊感が強く、子供の頃から妖魔や幽霊が見えて、憑かれやすい。怪奇幻想小説家の祖父は道教や陰陽道の研究をしていて、怪しげな呪法を使い、妖鬼を慣らし使役していた。父が心臓発作で亡くなったとき、祖父は死んだ父の体に妖鬼の青嵐を憑かせ、律を守るように命令した。
父は生き返ったように見えたが、中身が青嵐なので人間の常識がわからず、大喰らいで訳の解らないことを言うので、病気として仕事も出来ず、あまり人に会わない生活をしていた。父に青嵐が憑いているのを知っているのは律だけで、他の家族にも内緒にしている。
青嵐が父から離れると腐ってしまうので、母が悲しむからそれを受け入れるしかない。
祖父が亡くなってからは、様々な妖魔が律に近づいてきたが、青嵐が退治して食してしまう。律が変な妖魔に気をつけるように注意もしているが、律の力を知っている母や祖母が霊障の相談を引き受けてしまい、いつも危険な目に会うが青嵐がいて助けてくれるから安心している。
ひょんなことから、人も殺してしまうような力の強い妖魔の尾黒と尾白が律の家来になり、使役として妖魔退治の役にたっているが、いとこの司ちゃんが来るといつも酒盛りになってしまう。
妖魔も律の評判を聞きつけ、頼みごとをしてくるので、祖父の書物で研究したり、大学で民俗学について学ぶことにした。
尾黒も尾白も青嵐もかわいい。妖魔に好かれるのに人がにがてな律が大好き。隔月刊なのにいい所で続くってひどくない?次号が早く読みたい!
そして、またヴァンパイアがブームなので、(私的に)また読み返しています。
「ポーの一族」シリーズ(萩尾望都先生)
華麗で美しいバンパネラの抒情詩!薔薇の花ばかりのポーの村。
長老の血を受け継いだ妹思いの15歳の美少年エドガーと、血がうすく、太陽に弱い病弱な妹メリーベルと、短気で高慢な子供みたいなかわいいアランとのポーの村を探す旅。薔薇の精気をすいとり、時々人を狩るバンパネラの不死ゆえの悲哀。
メリーベルが殺されてからの、エドガーとアランの二人きりの生活。
15歳という大人でも子供でもない多感な時期に時が止まって200年以上も生きていると様々な出会いと別れがあるけど、「小鳥の巣」のドイツの学校の寮生活が一番好きな作品です。
萩尾先生も長年連載をしているから、年代によって絵が変っているけど、この「小鳥の巣」の頃のエドガーとアランが一番好きなの。
ドイツの全寮制の男子校にイギリスからエドガーとアラン二人の転校生がやってきた。
おせっかいで、好奇心旺盛なキリアンは要注意人物。
グロフ先生の懐中時計の内蓋に、エドガーの妹のメリーベルにそっくりな女の子の写真が入っているのを知ったアランがそれを盗んでしまう。
アランが優等生のマチアスと温室で話をしている時に、アランがグロフ先生の懐中時計を落としてしまって盗んだのがアランだと知られてしまう。薔薇が咲いたら時計を返すと約束した翌日、温室の薔薇クリムソン・グローリーが5本とも誰かに切り取られ枯れていた。アランは、マチアスに「クリムソン・グローリーを折ったのはぼくだよ」と告白し、「君が好きなだけ」とキスをした。
エドガーとアランは町で薔薇を買い、温室に植え替えて、薔薇を一本二人で精気を吸い取っているとマチアスが入ってきて、異様な雰囲気に気づかれてしまい、エドガーはマチアスの血を吸って仲間に。
キリアンが地下室で眠っているマチアスを見つけてしまう。
二人はロビン・カーをイギリスから探しに来たのいなくなってしまっていた。
キリアンはロビンが死んだのは自分がいじめたせいだと思っていた。
エドガーはキリアンに、「マチアスは僕たちと行くから、忘れておしまい」と言うと創立祭の芝居に戻った。
二人がバンパネラだと知ったキリアンは、テオと二人でマチアスを川の近くまで運んで、バンパネラになる前に心臓にクイを打ち込んだ。マチアスは分解され砂となって消えてしまった。キリアンは川にマチアスの上着を投げ込み、川でおぼれて死んでしまったように見せかけた。
エドガーとアランは急に転校をしてイギリスに帰った。
なんてかわいそうなロビン・カー!そして消えてしまったマチアス!
完ぺきにつくろっているにもかかわらず、ほんの一瞬をついて、異質なるものをかぎわける人間がいるのだ。
バンパネラの伝説は死者と夜の闇への恐れが、死者復活の恐怖へ、そして不死伝説が語り継がれて伝説となっていくのだ。
マザーグースを取り入れたり、紅茶にバラのエッセンスを入れたり、「お気に召すまま」のお芝居で、アランが女の子の役をやったり、女の子が好きなシチュエーションがいっぱい詰まっていて楽しい。
アランは死んでしまったけど、エドガーは運が強いので現在もヨーロッパのどこかで生きて、新しい仲間を増やしていると思っています。日本にも来て欲しいな。友達と勝手に続編作って楽しんでいました。
最近は小説を読まなくなったし、あまり読み返したりしません。
次々と新刊が出るので、買っても読まない本があるくらいだから。

