こんにちは。
高浜です。
前受金について、もう一点の「肝に銘じておきたいこと」の続きです。
では、前回の答えあわせをします。
こうなります。
いかがでしょうか。
案件B 、Totalともにキャッシュフローは合っていましたか?
今回、案件B自体は前受金比率が70%と高いために、
案件Aのように「最終入金前にキャッシュがショートする」ということはありませんでしたので、
案件単独で見た場合は、これといった問題はありません。
ただ、案件A、Bを足したTotalを見る時の注意点はあります。
それは「Total残高の単なる大きさに油断しない事」です。
どういうことかと言いますと、
(1)3/31時点:2,300⇒「全てが自由に使えるお金ではない」
つまり、
(2)請求残額入金前に支払わなければいけない原価はいくらあるのか?
をよく見ておく必要があります。
今回の場合①案件A:400、②案件B:1,800の合計2,200は使わずに取っておかなければなりません。
このポイント、分かっているようで意外に実務の中で見落とされがちなポイントです。
「前受金が入ってきたから、多少販管費で使っても大丈夫!」とか。
この点も「前受金の罠・わな・ワナ!」と言えます。
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