フルダラビン(商品名:フルダラ)など抗がん剤の重篤な副作用として、ヘモグロビンや血小板が減少するケースが報告されています。これは、以下の2つが原因のようです。
(1)骨髄抑制:
抗がん剤が骨髄中のがんリンパ球だけでなく、正常なリンパ球、赤血球、血小板などをつくるのも阻害するため、ヘモグロビンや血小板などが減少する
(2)自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症
赤血球や血小板を壊す抗体が作られるため、せっかく作られた赤血球や血小板が破壊される。
自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症は、フルダラ治療による重篤な副作用として報告されています。イブルチニブでも起きるケースが報告されていますが、イブルチニブの場合は、そのうち自然に改善されることが多いようです。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslrt/advpub/0/advpub_18012/_pdf/-char/en
自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症は、リツキシマブ(商品名:リツキサン)投与で改善されることが報告されています。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006497120510331