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あーだこーだ考えるのも
あーだこーだ喋るのも好き。
ここでは
あーだこーだ書いています。
西條三恵





数年ぶりに
おしゃれ指南本を
いろいろと読んでいます



どれも
似たり寄ったり



なぜ
いま
また
おしゃれ指南本を
 読み始めたのか??




自分の中に現れている
変化の原因を探りたいから



少し見えてきましたよ


圧を欲さなくなったりしている

この変化は


加齢だけではなく

母が亡くなったことが
非常に大きい

 と。



母は

ある種の
"おしゃれ哲学"を

持った人でした



そして


すごく愛されてはいたけれど

可愛い可愛いと
煽てる母ではありませんでした


むしろ
めっっちゃくちゃ怖かった


ほんまに

それは

それは

半端なく


(笑)




だから



母に褒めてほしくて

母に認めてもらいたくて

母から○がもらいたくて

頑張っていたことが


たくさんたくさんあることに
気づいたのです




自分で自分に○をあげられるか



偉そうに
いつも書いていましたが



わたしは
自分だけでなく

母からの○が基準だった



しかし

考えてみたら

母とわたしは

似ている部分もあるけれど


違う部分の方が多い



趣味も違うし
価値観も違うことが多く


性格や性質は

わたしは

明らかに

"父似" なのです



母から○をもらおうとすることは
自分自身
いろいろと無理もしていたんだな

 と。




例えば



実は


赤い口紅は
ちょっと苦手


とか


前髪……オンザは
オンザのわたしを
"母が"好きだったから


とか


反発して
貫いた部分は
たくさんありますが

貫かなかった部分もある




なぜ
貫かなかったのか?




自分も
まぁまぁ
好きだったのでしょう


赤い口紅も
オンザも


自分の"好き"を貫くほどでもなく
自信もない


母好みの娘になるほうが

心地よかった

安心だった



そんな
小さい
いろんな
たくさんのこと






赤い口紅も

そう言いながらも

また塗るかもしれませんし

また

オンザにもするかもしれません




それならそれでいい





今度こそ

自分1人で

自分にOK出しながら

進んでいくということ


○をあげられるのは
自分だけ



もう

母から

直接○をもらえないことは

たまらなく、さみしく

たまらなく、不安です



しかし


ある面では


どこか
自由なのです


皮肉なものです

悲しくなります


でも

だからこそ

これを
マイナスにとらえず
プラスのパワーに変えていきたい



新しい一歩を踏み出す

新しい人生が始まる



そんなパワーに変えていきたい





19歳の初舞台中に
父が亡くなり

もう誰も助けてくれない

と思いました



自分で頑張るしかない



キツイ
キツイ

"キツイ娘役の代名詞" みたいに
言われたりしていましたが


誰が
なにを
してくれるん??


そんな風に
トンガっていました


ほんと
かわいくない
(笑)



しかし

だからこそ

頑張れた部分もある


そう思っています





これからは

母のジャッジではなく

自分のジャッジ



母の○じゃなく

自分の○




染み込んだ

母の哲学は大切に

しっかりと

自分に向き合っていきます







何冊か読んだ本の中で

これは

とても面白かった

 




まだ

あやふやで

落とし込めていない部分があります



もう一度
読もうと思います




miebow.