親が思うより子どもはたくましい | 夫婦間の壁を無くす!夫婦の関係性改善カウンセリング

夫婦間の壁を無くす!夫婦の関係性改善カウンセリング

夫婦間の壁を無くし、あの時の “キュン” や “トキメキ” が手に入る!“奇跡の大逆転”を可能にするカウンセリングを行っています。
心理学の専門家が男女の心の仕組みを分かりやすく解説。愛し愛される相思相愛の夫婦関係の築き方をお伝えします。

こんにちは(^^)

パートナーシップカウンセラーの
小野澤雅美です。

微妙な夫婦関係を解決する!
「パートナーを魅了する4ステップ」
コチラで無料でお伝えしています!

 

 

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先日いらした

クライアントさま。

 

 

 

ご相談にいらしたのは

お母様でしたが、その悩みは、

 

 

 

お子さま(Kちゃん)の

ある問題についてでした。

 

 

 

お母様は

Kちゃんを連れて

部屋に入るなり話し始め、

 

 

 

その内容は、

Kちゃんが起こした問題の

詳細を説明する内容でした。

 

 

 

当事者であれば、

一度反省して済んだ事を

何度も他人に話されるのは

気分良いものではないだろうと、

 

 

 

Kちゃんの

様子に目をやると、

 

 

 

じっと微動だにせず

こちらを見つめている。

 

 

 

そこで、

こちらから質問しました。

 

 

 

「Kちゃんは何か

困っている事ありますか?」

 

 

 

と。

すると、すぐさま、

 

 

 

「何もない」

 

 

 

という返事。

 

 

 

8歳にしては、

相手を見据える目の強さや

意思をはっきり持っている

芯の強さが感じられました。

 

 

 

そこでお母様にも質問を。

 

 

 

「この問題で、

困っているのは誰でしょうか。」

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

しばしの沈黙の後、

 

 

 

「私、ですかね?」

 

 

 

このように、

親は慌てふためいて

血相変えてやって来て、

 

 

 

問題視されている

当の子ども自身は、

全く困っていない。

 

 

 

そんなケースが

割とよくあります。

 

 

 

その後、

お母様に退出頂き、

Kちゃんと話してみると、

 

 

 

より

問題の核心が見えました。

 

 

 

幾つかの質問の後、

 

 

 

「Kちゃんのお母さんや

お父さんは、どんな人?」

 

 

 

そんな質問をすると、

 

 

 

ちょっと

半笑いになりながら、

 

 

 

「ママは、

好きな時もあるけど

嫌いになる時もある。」

 

 

 

そんな

答えが返ってきました。

 

 

 

これは

嘘偽りない正直な

Kちゃんの気持ちだと思います。

 

 

 

まだ幼く

言語化が難しい所を

サポートできればと思い、

 

 

 

「それって、

ママ全部が嫌いって事じゃなく、

嫌いな時や嫌いな所もあるけど、

好きな時、好きな所もあるって事かな?」

 

 

 

そう聞くと、

うん、と頷くKちゃん。

 

 

 

「じゃあ、どんな時、

どんなママは好きなのかな?」

 

 

 

この質問に、

 

 

 

「二重飛びが出来た時に

一緒に喜んでくれたママが好き。」

 

 

 

「じゃあ、逆に、

こんな時のママは嫌い。

こんな風なママだったら良いのに、

って何か思っている事はあるかな?」

 

 

 

すると

Kちゃんは、

 

 

 

「学校で事件が起きても

ママが解決できる訳じゃないから。。。」

 

 

 

そこで

上手く繋げる

言葉が出ないKちゃん。

 

 

 

先程の

お母様の様子から

こちらが言葉を繋げてみました。

 

 

 

「解決できる訳じゃないから

あまり心配しないで、って事かな?」

 

 

 

Kちゃんは

大きく頷きました。

 

 

その後、

お母様から

再度お話を伺うと、

 

 

 

スクールカウンセラーからは、

 

 

 

親の愛情不足から

こういった問題は起こる

と言われ対応に困っていると。

 

 

 

本当は厳しく

しつけなければと思っても、

 

 

 

きつく叱ったりすると、

また問題に繋がるかもしれないと思って、

 

 

 

甘やかすことと、

愛情の示し方の

線引きが良く分からなくて、と。

 

 

 

そこで、

先程聞いた

Kちゃんの思いを伝えます。

 

 

 

「しつけに関しては、

Kちゃんと両者で決めた約束事を

きちんと守れるようにしていく。

 

出来なかった時のルールも

両者で決めた内容を淡々と行う、

という形で良いと思います。」

 

 

 

「それとは別に、愛情の示し方は、

Kちゃんが答えをくれていますよ。」

 

 

 

「二重飛びが出来た時に、

一緒に喜んでくれるママが良いって。」

 

 

 

するとお母様。

 

 

 

「何か出来た時に、

その努力を褒めるって事ですか?」

 

 

 

あらら。

そう解釈されますか^^;

 

 

 

これって

大人の目線と

子どもの目線の

 

 

 

代表的な

食い違いかもしれませんね。

 

 

 

お母様は、

頑張ったり、努力をしたり、

 

 

 

そういった

『何かができる事』

に価値を見出している。

 

 

 

でもKちゃんは、

 

 

 

『一緒に喜んでくれること』

 

 

 

つまり、

共感やその場を

共有してくれる事に

喜びを感じているのです。

 

 

 

Kちゃんが

求めている愛情は

きっとそういうもの

なのではないでしょうか。

 

 

 

だから

まだ起きていない問題を、

 

 

 

起きるかもしれない、

Kちゃんが何かしたかもしれない、

と不安になってあたふたするより、

 

 

 

Kちゃんが

伝えてきた気持ちに

寄り添ってあげる事が

一番必要なのかもしれません。

 

 

 

そして

Kちゃん自身が

言っている様に、

 

 

 

「学校で起きている事件を

ママが解決できる訳じゃない。」

 

 

 

この言葉からは、

 

 

 

「ママ、

私を信頼して

もう少し見守っていて。」

 

 

 

そんな

思いも感じ取れます。

 

 

 

親であっても

子どもを決めつけた視点で

見てしまう事も多々あると思います。

 

 

 

ですが、

その不安を越え、

 

 

 

『信頼』して見守る。

 

 

 

これが出来ると、

子どもとの絆はより深くなる。

 

 

 

そんな風に感じます。

 

 

 

子どもは、

親が思う以上に、

 

 

 

成長し、

逞しくなっているものですね。

 

 

 

子どもへの

愛情の注ぎ方の

ヒントになれば幸いです(^^♪

 

 

 

 

 


 

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