高野山へ向かう。
今回の高野山旅の目的は
・生身供
・女人堂
・壇上伽藍(金堂)
・護摩行
・高野七弁天
・高野山の町を知る
です。
まずは電車は奮発して特急に乗る。
やはり、早いなー乗り換え無し。
極楽橋よりケーブルカーで向かう。
ここで、雪が見えはじめた。
切符を購入する時、安いなーと感じたんだけど、ケーブルカーのお金500円入ってなかったので高野山駅で追加で払う。
高野山駅からはバスで移動。
エコ割で
風呂トイレ共同
朝晩食事付き
2泊で2万円。
いつも一泊だけだったけど、なんかバタバタと行ってバタバタと帰るから、ゆっくりしようと思い。
今回は2泊。
お部屋からの雪景色。綺麗。
荷物を置いてまずは奥の院へお参り。
雪景色は素敵。
空海様へご挨拶。3日間お世話になります。
まずは、お寺に戻って夜ご飯。
精進料理、二の膳。
美味しかった。
明日の朝は、初めての生身供に行きたいので早めに就寝。
朝5:00起床。
5:30出発。
「清浄心院」は奥の院から1番近い宿坊。歩いて20分位。
人がほとんどいない。
2人すれ違っただけ。
生身供は本当にあるのかな-?
1200年続いているんだよねー。
暗い道を1人ですすむ・・・
いや違う。空海様と2人ですすむ。
早朝じゃなくて夜みたい。
5:50 着いたー
数人の人がいる。
出てこられる所を見たいけど、
朝の燈篭堂に入れるのかお参りはできるのか気になるので、空海様の食事より先に行く。
燈篭堂の入り口が開いている。
中にいた方にお参りできますか?と聞くとどうぞと言われる。上にあがっても良いとのことで、靴を脱いであがらして頂き座る。
ゆっくり待っていると、お食事が運ばれてくる。
その後をお参りの人が入ってくる。
空海様の食事を運ぶ人達に着いてくれば良かったのね。なるほど。
次に来る時は色々見て、一緒について行こうと思う。
そして燈篭堂の扉は閉まり始まる。
なんて幻想的なの。
不思議な感覚。
外では鳥が鳴いている。
不思議な空間。
終わると、本廟へ挨拶をして、地下にお参りに行き「清浄心院」へ向かう・・・
あれ、食事の入ってた箱を持ったお坊さん達がいる。凄い。
写真が撮れた。
ありがとうございます♪
食事が7:30からなので急いで宿に帰る。
「清浄心院」へ着いて時計を見たら7:30。
「清浄心院」の朝のお勤めが終わった所みたいで他の方と一緒になる。
朝食を頂き、さてさて散策に向かう。
今回の旅の目的の1つ女人堂に向かうのなら、高野山駅まで行って、バス1日乗り放題切符を購入する。
バスの乗り放題(1100円)の切符は高野山駅しか売ってない。難波駅で「高野山・世界遺産切符」をかえば、2日間バス乗り放題がついて得なのだが、今回は3日間なので、世界遺産切符の有効期間の2日なので使えなかた。残念。
高野山駅へ行き、切符を購入。
バスに乗って女人堂へ行こうと思ったけど、
「大門」行きのバスが来た。
このバスは1時間に一本位しかないので、予定変更の大門へ。
大門では、空海様が書いた扁額を見たり
重要文化財 大門 指定 昭和40年5月29日
高野山の盆地の西端にあたり高野山の西の入口の正門である。重層の五間三戸、入母屋造、
銅瓦葺の楼門。昔はここから天野、慈尊院に通ずる町石道と西高野街道が紀ノ川流域に向かった。また有田川流域に向かう道もあった。
大門は元禄年(1688)に炎上し、無永年(1705)に落慶した。それが今の門である。
昭和57.8.9年に解体修理された。自動車道路の開通とともに高野山の入口として再び活気をとり戻している。
↑は看板にあった説明文。
町石道を見たり。
この土地の高さを感じる。
次は壇上伽藍へ歩いて向かう。
ここは何度か来たことはあったが、ゆっくり見てない。
善女龍王様
よくわからないけど看板に説明があった。
勉強不足だ。
善女龍王社由来
善女龍王は昔中国の都、お大師様の師匠である恵果和尚のお寺、長安 青龍寺の鎮守として祀られておりました。(又の名を清瀧権現と言います)
お大師様がご帰朝の折、一緒に日本へ来られ密教を護る善神お大師様の守護神として親しまれております。
「紀伊続風土記」によりますと、当初は高野山開創の頃は水沢であったと言われており、江戸時代の中頃に日照りが続くことがあり、人々が大変困っておりました。
当時、瑞相院に慈光という僧が居り、雨乞いの為に蓮池に善女龍王をお祀りしたいという願いを発すと、山上は皆喜んで賛同しました。
慈光は自身の持念していた龍王像と仏舎利を寄進し、明和八年に祠が建てられたと記されております。
一七七一年
以来、多くの人々の仰を集め毎年十月十九日には善女龍王祭が催されています。
現在奉祀されております龍王像は、平成八年に東京支所下
龍照院鴻野弘有住職により寄進され、現社殿は同住職のご寄進により新築され令和元年十月十七日に遷宮されたものです。
↑看板の説明。
次に金堂内など、一つ一つ丁寧に見ていく。
六角経蔵を初めて回したり、
3つの松の葉も発見。
楽しい。
沢山の建物を見ながら蛇腹道へ行き、金剛峯寺へ。
金剛峯寺は中には入らなかったが、今まで火事に負けずお経を守っていた蔵を見たり、
金剛峯寺の年間の予定を見た。
12:00が過ぎて「清浄心院」の護摩行の時間が13:00からなので、バスで移動。
自分の部屋でご飯を食べて、護摩行へ行く。
護摩行のかかる時間が1時間30分あるとの事でゆっくり見学する。
はじまって40分位から火がつき始める。
1時間位して護摩木を自分で火の中へ入れた。
初めての体験。
ここはカープの新井監督も修行に来たらしい。ちなみに元阪神の金本選手の写真もあった。
護摩行で邪気を払い、次に女人堂へ行く。
かつて、女性のひとは道の両端に建っている門より先に入れなかった。かつてはいくつかあったのだけど現在残るのはここだけ。
女人堂の反対に女人道もある
看板に説明があった。
その後は高野七弁財天を探したり、行きたかったお店に行って、お寺にかえる。
お風呂に入り夕飯を頂く。
3日目は
「清浄心院」の朝のお勤めに出る。
ここの朝のお勤めは空中を漂う感じになりとても気持ちが良い。以前私のApple Watchが私が寝ていると勘違いしていた。もちろん寝てなかった。
ここのお寺は野口秀雄や三菱の創業者などなどの位牌がある。
朝ごはんを食べて、奥の院へ。
本日は雨降り。
奥の院へ到着。昨日から気になっていた水向塔婆について納経所できく。
私は知らなかったのだけど、御朱印を書いて下さる所にある。1本三百円で私は2本購入。
父と母の戒名を書いて頂く。
供養のやり方を教わった。
私の好きな水向地蔵様の前に私に向けて置く。
そして水をかける。仏様は水を喜ばれるらしい。
ならなら不動明王の前へお供えした。そして杓子で水を掛ける。
両親の供養もできて良かった。
さて、奥の院へ
雪も溶けてきてる。
お線香とロウソクをお供えしお経をあげる。
帰るのは寂しいけど旦那様も待ってるし家に帰ろう。
チェックインした時と同じ角度から撮った写真
お寺をチェックアウトして家路に着く。
今回、思ったのが私は高野山が好きだから長年考えていた「弘法大師のファンクラブ」に入ろうとと思う。今年の4月に申し込みをしようと思う。空海様のことをもっと知りたい。何かが変わるかな?
何かが変わるには自分が動かないと変わらないから挑戦だね。
自身の心をあらためる良い旅だった。
今回の御朱印。
高野山で見つけたポスター。