前記事からの続き→留学生もなれます、Residence Assistant

 

 

アメリカ大学の学生寮・寮長(RA)について紹介してます。

 

 

##我が家の長男(寮長2年)・次男(次期寮長)のそれぞれの大学での話が中心です。全米の大学共通ではないかもしれません。

 

 

 

Residence Assistantに向かない人

 

 

 

・そもそも寮生活、共同生活が合わない人

 

寮では夜間に騒がない、大人数で集まらない、タバコ、酒、ドラッグ(合法)は持ち込まないなどルールがあります。大人のように自由に生活したい人には向きません。

 

 

・働いた分、お金として受け取りたい人

 

→RAは週20時間ほどのパートと同程度の仕事ですが、対価として寮費+食費が無料、お小遣い程度の給料(月100ドルくらい)がもらえますが、その他は5時間ほどの追加バイトが認められるだけなので本人への収入は少ないです。

 

働いた分の給料をまるっと本人が受け取りたい人には向かないです。

 

ちなみに我が家は月のお小遣いは毎月渡しておりました。

 


 

 

 

Residence Assistantに選ばれる人

 

 

・物怖じせず誰とも話せる人。これに尽きる。

 

寮長が対するのは、大人しい学生の他に、大柄なスポーツ選手だったり、言う事を聞かない大学生だったり。分け隔てなく話せること、規則違反を注意できたりトラブルに対処する必要があるので、どんな人とも対せるコミュニケーション能力が必要。

 

 

↓ 長男の2年目の寮長部屋はレイクビュー

 

 

 

・RAが対処するトラブルってどんなもの?

 

 

以前にも書いたことはあったと思うんだけど掘り出せないので(苦笑)。

 

長男が実際に経験したトラブルの一部ですが(親に言える範囲)、

 

・アルコール・ドラッグ問題

・野生動物の持ち込み

・ストーカー

・喧嘩

・酔っ払って器物破損

・部屋で亡くなった学生を見つける(寮長仲間が発見)

 

大きなトラブルの時は寮長チームで対処するので一人でやることはあんまりなかったみたい。寮長たちで全てのトラブルを解決するのではなく、ディレクターやオフィスと連携して対応していきます。

 

 

・本当に留学生でもなれるの?

 

なる権利はあります。大学によっては留学生が住んでいる留学生ハウスという寮があるので英語に自信がなかったとて、できる場所はあると思います。

 

 

・採用面接はどんなものか(長男・次男の話によると)

 

 

聞かれることは基本的な質問、志望理由などです。が、面接官が見てるのは学生がちゃんと堂々と会話できるか。話が盛り上がる方が受かるっぽい。内容は別に大事ではないかも。

 

 

実は長男、面接は一度落とされてるんですよね・・・

 

「君には無理」で不合格からの、寮長オブザイヤー選出へ。

 

長くなったのでこの話は次回にでも。