次男、大学1年を終えて夏休み中。
「大学を転校したい」と言ってるのはうちの次男ではありません。
高校時代の次男の友達が、各地に散らばって大学に入ったのですが、
複数の子が大学1年目を終えて「違う大学に転校したい」と言ってるそうな。
これは結構、アメリカ大学生あるあるなんですよ。
あるある過ぎるから、どの大学も「卒業率」のほかに
「Retention Rate(1年生が2年生に上がる時どれだけの学生が戻ってくるか率)」も必ず発表されてます。大学を選ぶ時にはぜひ参考にしたい数字です。
ちなみに全米の大学平均Retention Rateは70%強だそう。
転校したい理由はいろいろあると思うけど、
・周りの学生と合わなかった
・環境になじめなかった
・思ってたような大学じゃなかった
あとは、もっとやりたいことが見つかった、とか学費が思ってたより掛かってしまって払えないという子もいます。
環境になじめなかったっていうのは、生まれ育ったところと文化が違う、人が違うって言う事もあるし、周りの学生がパーティーとか飲み会大好きだけど自分は大人しいって言うのもあるだろうし、色々。アメリカの大学生って親元を離れて学生寮で生活しながら大学に通う子も多いので、授業内容が良くても生活の部分で合わないって言う子はいるんですよ。
実際住んでみないと分からないことも多いので、不安な人は入学前にお試しで泊まってみるのもお勧め。
うちの長男は周りに恵まれて4年間在籍してたけど、次男はまだ1年終わったばっかりだしどうかな。
次男は一度入学前に変えてるし前科はある・苦笑
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ちなみに大学の転校は難しいことでは全くなくて、
州立大⇒州立大なら、一般教養のほとんどの単位が移行できるのでそのまま学年持ちあがる可能性は大。
でも私立大からの転校は、若干難しいかも。州立大のように1,2年生は一般教養が大半だったら大丈夫だけど「1年生から専門科目が取れます」みたいなところだと移行できる単位が少ないからまた1年生からやり直しになる可能性も。
問題は学費。どこの大学も、まず高校新卒の子が1番多くスカラシップがもらえて、次は3年生から編入する「転入生スカラシップ」。2年生に上がる段階で転校するとあまりスカラシップがもらえないかもです。だから学費の支払いが高くなります。
冒頭の「大学転校したい」と言っていた子達は、2年生で転校した場合の大学学費を調べてみたら全然スカラシップが望めず学費を全額払う感じだったので(バカ高いです)、もう1年頑張って同じ大学に行くことにしたそう。
よそ様のお子さんだから関係ないっちゃ関係ないんだけど、次男の友達だから余計に「うまくいきますように」って祈っちゃってます・・・恥。微力にもならないんだけどね~。