政権交代か | 気になるニュースチェックします。

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★民主党政権誕生

 

 今、政権交代の気運が高まっているそうです。

2009年8月30日、衆議院総選挙で民主党が大勝

9 月16日に鳩山由紀夫が政権の座につきました。

幹事長が小沢一郎

これをきっかけに、さまざまな出来事が連続して起こり始めます。

 

●民主党のマニフェスト

 

一、日米地位協定の改定を求め、米軍再編や、在日米軍基地の

  あり方についても見直しの方向で米国と交渉する。

二、東アジア共同体の構築を目指し、アジア外交を強化する。

 

素晴らしいの一言に尽きます。

政権交代をした民主党は、これをマニフェストに掲げて大勝

政権交代を果たしたのです。

そしてこれらが実現していたら、日本は米国の植民地化もなくなり

本当の意味での、独立国家になっていたことでしょう。

 

ところが、政権交代もあっという間に終わり、また元の

自民党政権に戻ってしまいました。

あの政権交代はいったい何だったの???

やっぱり自民党じゃなきゃダメなのか、、、、

そういう思いが多くの国民の胸に去来したことでしょう。

 

そして今また、政権交代の気運が高まっているという。

そこには自民党の政治家たちの裏金問題、統一教会とのつながり

この物価高にも関わらず、消費税一つ下げようとしない、なくさない。

それなのに、岸田はバイデンと防衛費を43兆円に増額することを決めた。

 

 ●投資コンサルタント&マネーアナリスト 神樹兵輔

 

 「皆さまよくご存じの通り、軍事における米国との同盟関係の下

  米国の圧力で、日本は戦争ができる国へと変容を迫られてきました。

  現岸田政権では、GDP比で防衛費を二倍にして、米国の兵器を

  爆買いしました。

  そのため増税さえ見込まれています。

  2023年から5年間で43兆円もの軍事費をつぎ込むため

  介護、医療、教育といった生活関連予算を

  容赦なく切り捨てていきます。

  岸田は骨の髄まで米国のポチであり、売国奴としか

  言いようのない人物です。」

 

 自民党に入れても、国民は増税だけしか待っていないということか。

 

 ★米国の方ばかりを向く新政権の崩壊

 

 民主党が掲げたこの二つの政策は、日本にとって踏んではいけない

 米国の虎の尾でした。

 日米地位協定の改定も、在日米軍基地のあり方も、アジア外交の強化も

 今日まで何一つ実現できていません。

 日本が踏んではいけない米国の虎の尾だからです。

 それを民主党はマニフェストに掲げた。

 

 民主党が政権をとってから、さまざまなことが起こり始めます。

 米国を代表する国際政治学者、ジョセフ ナイ氏と

 リチャード アーミテージ氏は対日政策の専門家です。

 この二人が2010年12月に出した日米同盟VS中国、北朝鮮を

 見てみましょう(文芸春秋)

 

 アーミテージ

 「鳩山首相の東アジア共同体には、非常に驚かされました。

  我々は長い間、外交対話を通じて

  (米国は太平洋国家であり、太平洋は我々とアジアを

   分断するのではなくつないでいる)

   ことを主張してきました。

  にもかかわらず鳩山氏は、中国の胡錦涛国家主席と並びあって

  どうやら米国を含まない共同体について語っていたようでした。

 

 ナイ

 「東アジア共同体に関して、もし米国が外されていると感じたならば

  おそらく報復に打って出ると思います。

  それは日中双方にとって高くつきますよ。」

 

 さらに鳩山氏は普天間米軍基地の移設先は、最低でも県外と明言した。

 米国は早い段階で、鳩山氏の最低でも県外に反対を表明した。

 そしてゲーツ国防長官は、2009年10月20日に来日し、11月に予定されている

 オバマ大統領の訪日までに、問題を解決することを日本に強く迫ったのです。

 

 さらに産経新聞は2009年12月5日次のように報じました。

 「ルース駐日大使は、岡田外相と北沢防衛相を前に顔を真っ赤にして

  大声を張り上げ、日本側に怒りをあらわにした」

 

 すると岡田と北沢は県外移設は難しいと表明

 外務省、防衛省の官僚たちも何もしようとはしない。

 結局、鳩山氏は沖縄を訪問し県外移設を断念したのです。

 支持率も急落し、2010年6月2日首相を辞任しました。

 

 鳩山首相が選挙で行った公約を実現しようとして動いているのに

 誰も鳩山氏と一緒になって、動こうとはしなかった異常事態です。

 日本の政府は、日本の首相ではなく、米国の意向によって動いた。

 しかしマスコミはこんなことは、報道しませんでした。

 

 こうして鳩山政権は米国によって潰されました。

 その後を継いだ、菅や野田は鳩山氏のこの状態をみて

 極端な対米追随路線に転換しました。

 

 

 米国にこびを売っていなければ、自分たちも潰される、、、というわけ

 何のための政権交代だったのか、、、、

 政権を取った民主党は、国民の願いを聞くよりも米国の意向に従った。

 鳩山首相の意向に従うよりも、米国の意向に従った。

 

 日本政府は誰のために、動いているのでしょう。

 まさにアメリカのために、、、、です。

 幹事長の小沢一郎もアメリカによって、潰されました。

 こうして民主党政権は、早期に終わりをつげたのです。

 

 もし、また今度、政権交代があったとしても、同じように

 米国の方ばかりを向いていれば、短期に終わりを告げるでしょう。

 そして今度こそ、はるか遠い未来にしか政権交代はやってこない。

 

 今生きている人たちが、死に絶えてしまわないうちは、、、、