12月19日(金)天気曇り

 

角川庭園から荻外荘公園までは15分くらい歩きました

やはり周りは邸宅が立ち並んでいました

 

荻外荘公園

 

公園にはスダジイの大木が何本もありスダジイの森の中に入っていきます

 

赤い実がたくさん生っているクロガネモチ

 

大正天皇の侍医頭を務めた医師入澤達吉が、昭和2年に、荻窪に建てた別邸で

設計者は伊東忠太

 

入館料300円を払い靴を脱いで中に入りました

入澤は、「楓荻荘」と呼びましたが、近衞文麿が昭和12年から住み始めてからは

荻外荘と呼ばれるようになったとか

 

 

食堂

 

客間

当時のものが残っているのは建具だけで家具などは写真をもとに複製されたもの

 

近衛家の家紋【近衛牡丹】

 

中国風の家具が置かれた応接室

重要な政治的会談が行われた場所

 

 

天井には龍の天井画

 

近衛文麿の書

 

書斎

この書斎で服毒し命を絶ったとのことです

 

書斎から見た庭園

 

隣接する荻外荘展示場・カフェ

隈研吾氏によって設計された素敵なカフェ

2025年7月にオープン、カフェとショップが併設され、2階が資料展示室になってます

 

ゆっくり見学しその後歩いて荻窪駅近くへ戻り、インド料理ナタラジでランチ

 

今月は長姉の案内で荻窪三庭園を巡りました

荻窪にこんな素敵な庭園があるとは今まで知りませんでした

静かな邸宅街を歩くだけで背筋がのび、文化歴史に触れて

2025年最後の活動が素晴らしい思いで深いものとなりました

12月19日(金)天気曇り

 

角川庭園

 

大田黒庭園からは歩いて角川庭園へ向かいました

その途中の道沿いは立派な邸宅が立ち並ぶ素敵な道でした

角川庭園は分かりにくい場所なのですが、道に表示がありたどって行くと

ありました

 

雪吊りのある角川庭園

俳人で角川書店の創設者である故角川源義氏の旧邸宅を整備した庭園です

 

靴を脱いで幻戯山房の中を見せていただきます

応接間兼書斎だった部屋が展示室として公開されてます

ほかにも詩歌室やお茶室があるのですが、貸し出し中で中は見られませんでした

 

庭園へは石段を上って行きます

 

ノイバラの赤い実の後ろに見えるのが茶室

 
水琴窟からは清らかな音が聞こえてきました
 
庭園
南側にある庭園には、400本ほどの樹木と草花を角川氏が俳句のために植えたそうです
バショウやソテツなども植えられてました
 
サネカズラ
 
侘助
小ぢんまりした懐かしい思いのする角川庭園でした
 
次は三庭園の3つ目、荻外荘公園に向かいました
荻外荘はテキガイソウと読みます
 

12月19日(金)天気曇り

 

12月の姉との活動は荻窪三庭園を巡るでした

 

10時に荻窪駅に集合し、グリーンスローモビリティに乗って大田黒公園へ

時速20キロメートルで公道を走電動車,一人1回100円で10人ほど乗れます
 

 

大田黒公園

 

音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡地に造られた公園です

 

門を入ると白い御影石を敷いた園路がすっきりとのびています
両側には真っすぐ伸びた樹齢100年の大イチョウの並木

 

キミノセンリョウ

 

ヤツデ

 

回遊式日本庭園

流れの始まりは茶室・休憩所の裏の中庭、そこから細い流れが茶室の周りを一周して次第に幅を広げながら池に注ぎます

 

池の向こう側が芝生広場、アカマツの大木が聳え立っています

もうすっかり葉を落としてましたが、紅葉はきっと素晴らしかったでしょうね

ライトアップのイベントもあったそうです

 

大田黒氏の仕事場だったレンガ色の記念館

記念館は昭和8年に建てられたもの
中には愛用のピアノや蓄音機などが展示されています

 

ヤブコウジとアリドオシ

 

よく手入れされた済々とした公園でした

次は三庭園の2つ目、角川庭園へ歩いて向かいます

 

12月19日(金)天気曇り

 

しばらく前から長い緑の葉を出しているなあ

と思っていると花茎が伸び蕾が見えてきました

 

寒くなってからこんな花をつけるのは一体何かというと

ダイヤモンドリリー別名ネリネ

ガンバナ科で南アフリカ原産

我が家の庭にはちょっと不似合いな淡いピンクの大きな花

植えた覚えはないのにいつの間にか咲くようになり、今年は花茎が2本立ちました

 

 花弁に光沢があり、日に当たると宝石のように輝くのでダイヤモンドリリー

ネリネの名前は、ギリシャ神話の水の妖精ネリネにちなんだものだとか

 

夏の花のように見えて 寒さに強い花です

今年も消えずに咲いてくれました

 

ダイヤモンドリリーだけでは寂しいので庭に咲く花も載せておきます

30年以上も前から庭に咲く名もないバラが咲いてます

 

紅バラ

 

サザンカ

 

コンギクもまだよく咲いてます

 

庭の畑の大根

 

ユズ

 

今年のユズは小さめですが、たくさん生ったのでこれからご近所に配ります

12月16日(火)天気晴

 

この日もまた寒い朝だったので野菊を見た後は温室へ入ってみました

熱帯環境植物館よりずっと狭い温室ですが、大きく育っている木々があります

 

温室入り口に真っ赤な花が咲いてました

グラジオラス・プレオリー

秋咲きグラジオラスで南アフリカ~地中海地域原産

 

トウワタ

キョウチクトウ科の多年草で北アメリカ原産

 

ムユウジュ

マメ科の常緑高木で、釈迦はムユウジュの下で生まれたそうです

花弁は退化し萼が黄色く色づいた美しい花を咲かせます

 

モモタマナ

小笠原で見たことがありますが、大きな葉は春先に紅葉してました

 

イヌニッケイ

本州(紀伊半島、山口県)、四国、九州、琉球列島など、日本の暖地の山地に自生する

クスノキ科の常緑高木

枝先に白い花が咲いてました

 

ジャワケイヒ

クスノキ科の小高木でインドネシアでは樹皮をシナモンの原料にしてます

 

ダイフウシ

インド、ミャンマー、東南アジア原産のトウダイグサ科の常緑高木

種子から採れる油が、ハンセン氏病の治療薬として使われたそうです

新芽や若い葉がまるで花のように鮮やかなピンク色になってました

 

パラミツ

クワ科 パンノキ属の常緑高木でインド、バングラデシュ、など南アジア原産

 

世界一大きな実(ジャックフルーツ)をつけます

これはまだ5cmほどですが、大きくなると長さ1ⅿ、重さ50kgにもなるそうです

マンゴーやバナナ、パイナップルを混ぜたような香りと甘みの果物だとか

 

センシンレン

キツネノマゴ科の多年草で白い花が咲いてました

 

カカオ

熱帯環境植物館では初めて実がなったとのことですが、

ここでは何年も前から見るたび大きな実をつけてます

 

タコノキ

パイナップルのような実が生ってます

 

アラビアコーヒーノキ

コーヒーノキの実は赤く熟しますが、ここのは黒く熟してました

 

などを見ているうちに講座が始まる時間になり研修室へ向かいました