中学受験の過去問は親も一度解いてみるべき 1 | 中学受験を決意した私の息子が「半自動的に成績が上がり続けている学習メソッド」を現役数学教師「徳さん」が語る新常識学習テクニック

中学受験を決意した私の息子が「半自動的に成績が上がり続けている学習メソッド」を現役数学教師「徳さん」が語る新常識学習テクニック

塾に通っていても成果が出ない。
受験があるのに偏差値が足りない。
基本、勉強が嫌い。
などの悩みを抱えている方必見!

今日から成績をあげてみせます。

その方法を基本から説明しますね。

私はこの方法で息子の中学受験を応援しています。

こんにちは。
現役公立中学校数学教師の「徳さん」です。
=================

夏休みです
過去問に取り組む絶好のチャンスです

日のテーマは
「保護者も過去問を読んでみる」
です。


これを最後まで読んで、過去問に取り組む
重要性を理解して、お子さんの中学受験
合格を勝ち取りましょう。

==================


日も過去問の取り組み方についての
続きをお話します。



過去問では
お母さんがサポートできるチャンスや、
子どものやる気を引き出すチャンス
いっぱいあります。

================

私は今中学入試の過去問に
どっぷりと遣っています。


というのも知人から
灘中学の過去問の出題傾向を
分析されたからです。




もちろん、私の息子も順調にいけば
来年受験することになりますから
一石二鳥です。



分析するためには
一応解いてみないとなりません。




3年分くらい解いてみると
傾向が見えてきます。





そこで改めて感じたのは、




「入試問題は学校から
 受験生へのメッセージ」




だということ。




別の言い方をすれば
受験生へのラブレター」




受験生が解くことはもちろん、
答えを導き出すまで
いかなくてもかまいません。




問題を読むだけで良いので、



保護者の方
が、




ぜひ3年分くらいは
志望校の過去の入試問題を
見ておいていただきたいのです。




■入試問題の傾向とは


では、過去問を続けて見ていくと
何がわかるのでしょうか?



第一にはその学校独特の出題の
形式です。



【灘中全般】

・選択問題が中心


・記述問題が主体


・難易度が易しい問題から
 難しい問題へと並べられている
 とは限らない


・難易度の違う問題が混在している




・答えのみではなく、途中経過も
採点に加える


【科目】


・算数の計算量の多さと小数点
や分数などの難解問題



・一行問題の有無



・図形問題の種類
(角度、面積、比や相似等)



・特殊算の種類や出題の仕方
 例えば、「2018年6月18日は何曜日か」
 などの解くのに時間のかかる日月算



・新しい傾向の問題の有無



・国語の題材文の長さと種類、
 文章の内容の難しさ
 特に昨年あたりからは記述式
  回答問題が増えている点



・抜き書き主体か、作文要素があるか



・漢字や言葉の知識問題の有無



・理科の頻出分野と出題形式。
 選択解答か語句記入か。
 知識問題の割合の多寡




・図表、写真、絵の読み取りと
 関連する設問の有無



・複数分野の融合問題の有無



ざっと考えてもこれだけあります。



出題のパターンは多くの学校で
傾向がはっきりしています。


あるいは


国語
で漢字の
書き取りから始まり、
読解が2問続くとか。






詩歌などが毎年出題されるかと思えば、
物語文がまったくと言っていいほど
登場しない学校もあるのです。






つまり学校によって、
出題形式と出題傾向は、
かなり特徴がはっきりしています。





今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました