新しく東京14選挙区となった江戸川区の平井南小学校6年生34人が23日、国会見学に来てくれました。
「『1票の格差』とか『区割り変更』とか聞いたことがある人は?」と質問すると、ほとんど手が上がらなかったので、東京の人口増加に伴い、小選挙区が25から30に増えること、江戸川区は平井から小岩まで総武線沿線が墨田区と同じ東京14区になることを説明しました。
「江戸川区の中でも平井は墨田区と近く、墨田区民でも平井駅を通って通勤している人がたくさんいます。墨田区と江戸川区の共通点は、いずれも海抜ゼロメートル地帯が多く、水害対策が重要なことですから。しっかり力を入れていきます」と話しました。
「国会では、皆さんが子どもでも買い物をしたら10%納めている消費税や、お父さんお母さんが納めている所得税、会社が納めている法人税などの使い道を『予算』として決めています」
また、国政の重要なテーマである外交について、「ウクライナ支援では、日本は他国と違って武器を送るわけにいかない。しかし、日本は第二次世界大戦後の廃墟から復活したり、東日本大震災の被害から復興したり、そうした体験は他の国よりも優れています。復興支援の面で
の協力を今、議論しているところです」と話しました。
その後、岡田盛雄校長が「1票の格差是正」について、とてもわかりやすい、たとえ話で要約して下さったので、感心したところ、「今は小学校の校長先生ですが、もともとは中学校の『公民』担当だったので」と聞き、納得しました。
隣には宮城県の中学生が百数十人、修学旅行として国会見学に来ており、地元選出の西村明宏環境大臣が、身近な環境問題について話していました。