ドアに指を挟む。「これはいかん」と感じた。でも……。強迫性障害との日々 | 本当に笑いたい時だけ笑えばいい:ミニマムに生きる


2年ぶりの関東平野部での雪。2年前はあの時だったかな? と思い出してみたり。

自分を過信しない私は、出掛けない選択をする。
昨年派手に転んでから、自分の中の道を歩くときの「私は大丈夫」は消えた。


 

先々週の土曜日の朝、出掛ける時に例の症状が現れ、

慌ててしまったら、ドアに指を挟みました。

我が家は古いのですが、ドアだけ取り換えが行われてかなり頑丈なんです。

そこに中指と薬指。折れたかと思った。

幸い骨は無事でしたが、爪の中の血は今も。そして、まだ完全に治っていない。

 

このことがあって、やはりあの病は怖いと思った次第。

病から繋がって起こる怪我。部屋の中で転倒したこともあるし。
ぶつけたことも数えきれない。

慌てるとね。ダメだね。

 

そして、その日乗る予定の新幹線に乗れず、費用が余計に掛かりました。

次の新幹線が混んでいて、危うく指定席取れないところだった。ギリギリセーフ。

 

そんな日々を送っていたら、佐藤二郎さんが、強迫性障害を告白されました。

オリコンニュースですが、Yahooにも掲載されていました。

 

私は20代のときだから、それでも30年近い。

====引用======
そのメンタルの病に、世の中で一番大事な『家族』と、世の中で一番大事な『芝居』を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。
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まさにです。
浸食されぬよう。生きるか死ぬかです。
この病、理解してもらうことが難しい。だから、理解してもらおうとは思わない。
せめて放っておいてという感じです。
 
私が人と住めないのも、この症状が他人には奇異に映るだろうから。
それで迷惑かけるのも嫌だし、一緒に住んでいる人の状態も不安になってしまうから。

そして、動けなくなりそうで。

 
先日の道重さゆみさんに続き、芸能界でこの病の告白が続くことに驚く。
 

 

そして、先々週から、もう一個ヤバしということもあり病院に行きました。
あの症状もあるかもね、と言われました。

これは冬に起きやすいものでもある。

 

ただ、2014年の放送された、森博嗣氏原作の『すべてがFになる』のドラマを見ました。

もちろん、原作も読んでいます。

そこに出てくるセリフに、「神様が作ったプログラムのエラー、それが人間です」というのがある。

これを聞くと、安心する。

 

そもそもエラーなんです。完全である必要はない。

朝起きて、生きているから生きる。それだけでいいじゃないか?と。

欲があるから、苦しいんだと。

 

楽しいことも好きなことも分からなくなっても、それでも朝が来る。

生きさせられてもらっているなら、生きるしかない。

 

そのくらいに思っても良いかな、と感じてなんとか今日を過ごしてる。