生と死の間には何があるんだろう? 人身事故が多すぎる。 | 本当に笑いたい時だけ笑えばいい:ミニマムに生きる



自宅で仕事をしていても、ネットニュースを更新すれば目に入るニュース。

最近、人身事故が多い。とても多いように感じる。

東京でも、それ以外の場所でも。
 

東京では日々ホームドアが付けられ、安全を高める努力は行われている。

しかし、決めてしまった人にそれはとても無力だ。

 

生きると生きていないの間には何があるのだろう? と思うことがある。

生きることを辞めたら、楽なるという保証はどこにあるのだろう?

もっと厳しい世界があるのかもしれない。

私たちはその世界を見たことがないから、妄想している。

 

誰かが言っていた、人は死んだことがないから、そこに興味があると。

そうなのかもしれない。

経験したことがないことに興味を持つのは、人の傾向かもしれない。

ただ、どんな世界か分からない場所に行くことに対する、恐れだってあるはず。

 

でも、その恐れを超える逃げたいという気持ちが勝ったとき、起こることがある。

 

私自身も、苦しくて逃げたくなったことが何度もある。

ただ、止まることができた。

この場所の辛さよりも、逃げた先の方が辛いかもしれない、と考える余裕があったから。

そして、その後のことを想像できたから。

逃げたら、戻れないことも理解できたから。

 

 

私の実家の最寄り駅のホームの幅は1mもない。ホームドアなどない。
普通電車しか止まらず、特急や急行は猛スピードでホーム前を走り去る。通過列車用の線路などない。
私鉄とJRが並んで走り、金網の1枚隔てて電話を待つ後ろを猛スピードで列車が走る。

 

そんな駅を8年以上使っていた。今も変わらない。

子ども頃(50年以上前)、祖父に連れられて、4本の線路の間にある小屋のような待合室のようなところで電車を見ていた記憶がある。電車を見るのが好きだった。

電車を見るのは今も好きだ。

しかし、そこが生と死のはざまになることが多すぎる。