去年買って、積読状態になっていた「FACT FULNESS」を4時間くらいで一気読みしました。
広報を長年やってきて、メディアが取り上げることがどういうものが知っていたはずなのに。
メディアが悪いのではなく、伝えるニュースは限られているということです。
昨年「『ファクトフルネス』チンパンジークイズ」をやったときに、
わーーー、思い込み多すぎって思ったんです。
これです。
『ファクトフルネス(FACTFULNESS)』チンパンジークイズ (chibicode.com)
今は、12問とも正解できますwww
じゃなきゃ、本を読んだ意味がない!!
メディアで取り上げられるために、PRを行う私の言葉選びはメディア向け。
それが分かっていたのに、全体が見えていなかった。
際立ったものが、全体のように見ていたということです。
意外と地球は頑張っている、と思うことができました。
ただ、自分が当事者になる可能性があることは、忘れずにいなくてはならないと思っています。
「誰かに起こることだと思っていた」という言葉を、自分が言う可能性もあるということです。
できれば、そうなりたくないですが。確率論の話です。
そして、2019年に発行されたこの本には、感染症のことも書かれています。
2020年に全世界でコロナがこのような状況になることを知らなかった著者(メインの著者は2017年に亡くなっています)が、送ったメッセージのようにも感じます。
数字はひとつだけをみない。
これはとても大切だと思ったこと。
そして、古いデータのままの頭をアップデートせねばです。
ひとつの数字だけでは、多いのか少ないのかまったく分からないということ。
なぜか紙の本を買いたいと思った一冊です。
そのおかげで、一気読みができました。