大型台風の被害を今日もニュースで見ました。

 

屋根が飛んでいく、街路樹が倒れる、浸水被害も多い。

土砂崩れも増えてきて、今回の台風が過ぎ去った後の復旧作業も本当に大変だと思います。

 

前職が建設関係だったということもあって、重機などで復旧作業をしている映像が流れてくると気になってしまいます。

 

災害が起きた時は建設業の皆さんの力が必要。

 

 

前職は重機や小型機械、電動工具などを販売・修理・レンタルをしていた会社でした。

 

在職中、地域の建設業者さんを集めて勉強会を開催していた時に、私はある建設業者に勤める方の作文を紹介していました。

 

その作文は「建設業の3K」について語られていました。

 

以前、「建設業の3K」についてこのブログにも書いたことがあります。

そのブログはコチラ

『昭和の3Kと、令和の3Kと、あの業界の3K』

※作文もこちらのブログから見られます。

 

「建設業の3K」この作文は本当に感動しました。

勉強会に参加していた建設業者さんたちも感動していました。

 

建設業の「きつい・汚い・危険」のイメージはいまだに抜けません。

作文にもあったような「感動・感謝・貢献」であってほしいといつも思っています。

 

 

前職では重機の運転資格を取得できる講習会も開催していました。

お仕事や農業で重機を使うからという理由で受講される方も多かったのですが、毎回必ず「災害時に役に立てるように」という理由で受講される方がいました。

 

災害復旧のボランティアでは、重機などの運転資格を持っている人でないと重機は運転させてもらえないそうです。

資格はないけど運転できるという方も多いのですが、災害復旧の現場ではちゃんと資格を持っていないとダメなのです。

 

受講者の中にこんな方がいました。

 

「東日本大震災の後、ボランティアに参加したけど、運転資格がないからと重機は運転させてもらえなかった。結局、手でがれきを片付けることしか出来なくてね・・・。だからちゃんと資格を取ろうと思って来ました。」

 

実際に現場へ行って、資格が必要だったことを知り受講する方もいれば、いざという時に役に立てるようにと受講する人もいる。

 

実は私も資格を持っています。

私も「いざ」という時は役に立てるように準備しておこうと思います。

 

 

 

では、皆さんの明日に笑顔がありますように!

 

【Vol.2295】