今日はオフ。

というよりオフにしました。

 

少し仕事片付けようかと思いましたがやめました。

こういう日も大事だなと。

 

ということで前から観たかった映画『ディア・ファミリー』を観に行って来ました。

大好きな大泉洋主演の作品でもあったし、私の好きな実話を基にした作品ということもあってどうしても観たかったのです。

 

 

平日だったこともあるし公開から1ヶ月経っていたこともあって映画館は空いていました。

 

ここから先は少しネタバレ有りです。

まだ観ていない方もいると思うのでネタバレなしとも思いましたが実話なのである程度は大丈夫かな。

 

 

難病の心臓疾患を持って生まれた娘のために町工場を営む父が人工心臓の開発に挑んだお話です。

 

9歳の娘に突きつけられた余命10年の診断。

手術をしてくれる病院を国内外で探すも、当時では手術が難しく全て断られ、それならば人工心臓をと思い立つも、まだまだ開発段階。

 

人工心臓が世に出てくるには数十年も待たなくてはならない。

それでは余命10年と宣告された娘には間に合わない。

 

ならば自分で作ろう。

 

そう思った父でしたが、莫大な資金も必要とわかり研究を十数年続けるも断念。

 

「これまで勉強して得た知識を心臓病で苦しんでいる人のために使って」

そう言う娘との約束を果たすため、当時国内では生産されていなかったバルーンカテーテルの開発を始め完成させるのです。

 

 

とにかく諦めないんです。

人間ここまで諦めずに続けられるものなのだろうか・・・

とそう思いながら観ていたら、なんだかずっと涙が流れるんです。

 

 

家族愛を描いたお話ではありますが、ものづくりという仕事の素晴らしさも描かれていました。

 

仕事への情熱はもちろんのこと、誰かのためにと強く願う心や、絶対にやり遂げるんだという強い心は、周り人の心を動かすのだとそう思いました。

 

今やカテーテル治療は多くの人の命を救っています。

私の父もそうです。

 

この人が諦めずにいてくれたから父は助かったのだと思ったら、余計に泣けてしまいました。

 

「私は娘を救えなかった」と開発したご本人・筒井さんはおっしゃいますが、私の大切な家族を救ってくれました。

今世界では多くの人が筒井さんのカテーテルで命を救われています。

 

観終わった後は感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

結局ずっと泣きながら観ていたような気がします。

 

 

とても良い作品でした。

 

諦めない心

大切にしようと思います(^^)

 

 

 

では、皆さんの明日に笑顔がありますように!

 

【Vol.2245】