今の若い世代の考えていることが分からない

 

どんな時代にもこのセリフは耳にします。

 

Z世代と言われる若者たちがいる「今」に限ったことじゃないんです。

 

 

考えてみれば私達が社会に出た時も「新人類」と言われていたような・・・

 

気になって検索してみたらいろいろありました。

 

そもそも「新人類」は1950年~1960年生まれの世代の呼び名だったようです。

でも、いつの時代も社会に出てきた若者達の考えていることが理解できないということはよくあることで、「今までの常識では考えられない」と一括りにされていた感はあります。

 

そんな風に一括りにされることに良い気分はしていなかったな・・・と昔を思い出しながら、そんな気持ちを持っていた自分を懐かしく思いました。

 

 

なんでもかんでも一括りにしているわけではないけれど、思考傾向として考えることでどう向き合えば良いかは考えやすくなります。

 

私の甥っ子はまさにZ世代ど真ん中。

 

私は叔母ですが、昔から私にはわりといろんなことを話してくれます。

多分友達感覚に近いのだと思います。

 

 

私が仕事柄、若い方たちと話をすることもあるし、甥っ子が興味を持っているものについて知っているということもあるのだと思います。

 

「言ってもわからない」

そう思うと極端に言葉数が減ります。

無理に主張したりしない。

 

でも知っている、分かってくれるとなると、自分の考えを言葉にしてくれる。

これが今の世代なのかもしれません。

 

 

 

先日、今年の春高校を卒業し、進学した甥っ子と顔を見て話す機会がありました。

 

私が質問して答えるというのがいつものパターンで、甥っ子から話題を振ってくれることは少ないけれど、この間は甥っ子から話してくれることも多かったように思います。

 

独り暮らしを始めて、彼もいろんな新しい経験をするようになって少しずつ大人になっているのだと思いました。

 

 

口数が少ない甥っ子だけど、それでも自分から何かを伝えようとしている時の空気は察知できます。

 

こちらから聞くばかりではなく、甥っ子が話しやすくなるようにしていくのも大切な向き合い方だと感じました。

 

何も考えていないわけじゃない、何も思わないというわけじゃない。

ちゃんと考えていて、いろんな感情を持っている。

だから心を開くまで待つ。これが私達大人に必要なことかもしれません。

 

そのことを忘れないで若者たちと向き合っていきたいと思います(^^)

 

 

 

では、皆さんの明日に笑顔がありますように!

 

【Vol.2228】