今日は午後からお仕事だったので朝イチで映画へ。
観てきたのは『ゴジラ-1.0』
昨年の11月公開の映画。
観ようかなどうしようかな･･･と思っていたらあっという間に時間が過ぎて、明日上映終了を知り慌てて観に行って来ました。
ロングランへ上映してくれていて良かった！
すでに映画館では1日1回朝8：15～の上映になっていて、こんなに朝早く映画館に来たことなかったな～と思いながら劇場へ行ってみると、上映終了前にと押しかけた人たちが結構いました。
この作品は米アカデミー賞で視覚効果賞を受賞し、海外でも話題になった作品。
でもVFX技術はどうしてもハリウッドの方が･･･
なんて思っていましたが、さすがアカデミー賞で受賞した作品です。
素晴らしくてスクリーンから目が離せませんでした。
終戦間近、特攻隊で出撃した主人公・敷島は、機体の故障を偽り逃げてきます。
そこで遭遇したゴジラに攻撃をしようと試みますがここでも恐怖心から攻撃できず、多くの人が死んでしまいます。
そして終戦を迎え東京の実家へ戻った敷島は両親が空襲で亡くなったことを知るのですが、隣家の女性から生きて帰ってきたことを「恥知らず！」と罵られるのです。
その後復興しつつある東京にまたゴジラが現れ全てを破壊していく･･･というお話。
今回は今までのゴジラ作品とは少し違い、戦後の日本が描かれています。
「恥知らず！」と罵られた敷島。
両親からも「生きて帰ってこい！」と言われ送り出してもらったのに、生きて帰ってきたら恥知らずと言われてしまう。
本当に理不尽なことですが、この時代、戦争に負けた日本は戦地から帰ってきた人達に責任転嫁し、今回の作品の中にもあったような「恥知らず！」というような言葉を浴びせることも実際にあったのかもしれないのではと思いました。
なんて切ないことだと、時折涙が溢れてしまうシーンもありました。
戦争はあってはならない。
作品を観ながら何度もそう思いました。
いつか、鹿児島の知覧にも行きたいと思っています。
それにしても素晴らしい映像でした。
もっと早く観に行けば良かった～！とかなり後悔しています。
モノクロバージョンもスクリーンで観たかったな。
明日で映画館での上映は終了。
そしてあさって3日からAmazonプライムで見放題が始まります。
GW中に家でもう一度鑑賞したいと思います。
では、皆さんの明日に笑顔がありますように！
【Vol.2174】