昨日のブログで、タイミングの話を書きました。
 
人は誰しもタイミングがあって、どんなに行きたい場所でもどんなに行きたいお店でも、タイミングが合わないと行くことができません。
 
もちろん、行きたい!という気持ちが強ければ強いほど、タイミングが合うまで待つのではなく、タイミングを自ら合わせるという行動に出るけれど、それはやっぱりよほど強い気持ちを持っていてもらわないと出来ないことです。
 
それと、お店のことをずっと気に掛けてもらうことが大事だということも昨日のブログに書きました。
 
ずっと気に掛けてもらう
 
とても大切だけど、なかなか難しいこと。
 
私自身、いろんなお店のお客様になるのですが、家に帰ってきてからその後の普段の生活の中でそのお店のことをどれだけ思い出すかと聞かれたら、思い出さないことの方が多いものです。
 
 
お店にいる時は「ここは良いお店だ」「ここはまた来たい」と思うのに、一旦離れてしまうとその気持ちは薄らいでしまうもの。
 
 
そういえば、前職の時にこんなことをしたことがありました。
 
前職は建設機械を扱う会社でしたが、小さいお子さんも一緒にご家族で楽しんでいただけるイベントなども開催していました。
 
小さい男の子は建設重機は大好き。(もちろん女の子でも大好きな子もいます)
 
重機の座席シートに座らせてもらえると、目を輝かせてしばらくそこから離れなくなることも良くありました。
 
 
毎年ご家族でイベントに足を運んでくださる方もいて、何年も続けて来てくれていると私も自然と顔を覚えるし、仲良くお話もできるようになります。
 
そんな風に関係性が築けたご家族には
「お子さんの写真を撮ってカレンダーにして送りますよ(^^)」
と声をかけていました。
 
「え!カレンダー作ってくれるんですか?嬉しい!」
というご家族がほとんど。
 
お子さんが嬉しそうに重機に乗っている写真を撮って、手作りの3ヶ月カレンダーを作って、後日郵送でお送りしていました。
 
お子さんの写真がカレンダーになっているものが届いたご家族が、袋に入ったまましまってしまうことはまずありません。
 
リビングやキッチンの冷蔵庫やお子さんのお部屋に飾るだろうなと。
カレンダーであれば日々目にしてもらえます。
 
目にする度に自分の会社のことを思い出してもらえるのです。
家族の間でイベントのあの楽しかった時間が蘇って、「楽しかったね」「また行きたい?」「また今度行こうね」と会話が弾むはずです。
 
そして3ヶ月カレンダーにしたのには意味があります。
3ヶ月経って続きがほしくなったら、またイベントに行きたくなる。
 
「次のイベントいつだっけ?」
と開催を心待ちにしてもらえるようになります。
 
 
心待ちになってもらえるなんて、そんな嬉しいことはありません。
 
 
と、こんなこともしていたのですが、お客様の中に存在し続けることって大切なことだなと改めて感じた私でした(^^)
 
 
 
 
では、皆さんの明日に笑顔がありますように!

 

【Vol.2171】