昨日のブログの続きです。
宮古島から東京へ帰るフライトまで、中途半端に時間が空いてしまったことで、どう時間を潰そうか悩んだ私はタクシーの運転手さんに聞いてみました。
「どこかオススメの所ありますか?」
すると・・・
「私は今日みたいな曇りの日は海中公園をオススメしていますね。」
「海中公園??行ったことないですね。ここから遠いですか?」
「いえ、往復で1時間くらいです。20分もあれば充分見られる所なのでどうですか?本島の美ら海みたいな水族館じゃなくて自然のままなので日によって見られる魚も違うんですが・・・」
「いいですね!お願いします。」
というわけで急遽タクシーで海中公園まで行くことになりました。
確かに小さな水族館という感じ。
このボードも面白い!
残念ながらウミガメは出張中とのことで会えませんでしたが。笑
曇っていた空も青空が見え始めました。
風もあってとても気持ち良かった!
そして空港へ向かう道中。
そういえば海中公園に来る途中で、まもる君をチラッと見かけた気がしたので、運転手さんに話しかけてみました。
まもる君とは宮古島のあちこちに設置されている警察官型の人形のこと。
ホテルでもまもる君のお菓子やらグッズやらで大活躍。大人気だそうです。
「あの・・・空港までにどこかまもる君居るところがあったら寄ってもらえますか?写真撮りたいんです。」
「いいですよ(^^)寄っていきましょう!そうそう、まもる君を探す目的で島中歩いている人もいますからね。」
「そうなんですか!?」
「まもる君はれっきとした公務員ですから。22人いて一人ずつ名前も付いてますしね。」
「みんな”まもる君”じゃないんですね。知らなかった!」
「それにまもる君はちゃんと人事異動もあるし、配置換えもあるんですよ。」
「わはは!え~それは面白い!配置換えってどういうことですか?」
「実は毎年、まもる君がいる場所って変わっているんですよ。去年事故があった場所とかに配置換えされるんです。」
「へ~!なるほど~!」
「毎年場所が変わるから、毎年地図を持って22人探す人も出てくるというわけなんです。」
「なるほどな~」
と感心しているうちにまもる君がいる交差点に到着。
無事写真を撮ることができました。
空港へ着く直前、親切にいろいろ案内をしてくれた運転手さんへ御礼を伝え、また宮古島へ来た時はお願いしても良いかと聞いてみると快く引き受けてくれました。
というのも、私がタクシーに乗っていた1時間ほどの間で、何本もお客様から電話が入っていたんです。
運転手さんはイヤホンで通話していましたが、多分地元の方っぽいなという電話や、私のような旅の人じゃないかなという電話もあって、リピーターが多い、指名客が多い運転手さんだということが伝わってきました。
ホテルでタクシーを呼んでもらって、今回の運転手さんに出逢えたことはラッキーだったかもしれません(^^)
「宮古島を好きだと言ってくれて嬉しかったです。是非また宮古島へお越しください。そしてその時はまた是非ご連絡くださいね。またお話できることを楽しみにしています!」
空港でそう言いながらお見送りしてくれました。
宮古島を好きでいてほしい。
宮古島にまた来てほしい。
それが先。
そんな運転手さんの想いが伝わってきました。
また宮古島へ来たら、この運転手さんと会いたい。
そう思いながら帰ってきた私でした。
今回の旅で出逢った人に感謝です(^^)
では、皆さんの明日に笑顔がありますように!
【Vol.1783】