今日は明日のお仕事に備え出張先に前入り。
夕方到着して早めの夕食を済ませようと駅ビルの中の飲食店へ。
お水を持ってきてくれた店員さん。
「ご注文お決まりになりましたらお呼びください。」
メニューを決めるのは比較的早い私。
でも「お呼びください」を言い終わるかどうかくらいで体の向きが変わり始めていた店員さんを見て、私は諦めてしまいました。
何を諦めたか。
それは改めて店員さんを呼ぶことがないようにその場でオーダーをすることです。
微妙な間、一呼吸置くという感じなので、それに気付いてもらうこともなかなか難しいことです。
とまぁ、その場でオーダーできなかったことは置いておいて、メニューが決まった私は店員さんの方に目をやりました。
店員さんの誰かと目が合って、アイコンタクトで来てもらえたら最高!
でも残念ながら目が合わないんです。
テーブル席にある呼び出しボタンがあればですが、呼び出しボタンはない。
となると、声を出す、手を挙げるなどで気付いてもらわなければなりません。
というわけで、目が合うのは諦めて声を出してみました。
「お願いします」
気付いてもらえません・・・悲しい。
ボリュームを上げてみました。
「お願いしまーす!」
あれ?これじゃダメか。
もう一度。
「お願いしまーす!!」
手を振りながら大きな声で。
やっと気付いてもらえました。
と、ここで最初の言葉に戻ると・・・
「お呼びください」
なんですよね。
お客様が呼ぶをいう行動を起こす。
起こして欲しい行動を、起こして下さいと伝えている。
気付いて欲しいと視線を送ってくれるかもしれない。
声を張り上げずとも手を振って気付いてもらいたいと思っているかもしれない。
コロナ禍、いくらマスクを着けているとはいえ、大声を出したくないと思う人もいるかもしれない。
そんな予測を立てると、意識をお客様の方へ向けることで全てに気付くことができます。
アンテナを立てる
という言葉があるように、察知することって大切だなと思いました。
気分悪くお店を出てきたというわけではないですよ。
こういうことは時々あります。
でも何故か今日はそのアンテナを感じられなかったんです。
きっと先日とっても素敵な店員さんに出会っていたからかもしれません。
素敵な、素晴らしい店員さんの多くはそのアンテナがバッチリ立っている感じ。
ピーンと張り詰めているようなそんな感じではなく、空気の変化を柔らかくキャッチしてくれるような感じ。
うまく言えませんが・・・(^^;)
予測を立てること、アンテナを張ること。
これは私にも必要なこと。
察知できる自分でいたいと思います(^^)
【Vol.1244】