マイナスをプラスへ変える。

 

マイナスなことが考え方ひとつでプラスになることって沢山あると思っています(^^)

 

 

今日は、まさにそんなマイナスからプラスへのお話。

今日、お仕事で訪問した店舗でこんなことがありました。

 

 

その店舗では店に入って受付カウンターの先にA型の看板をひとつ置いていました。

 

今そのお店でオススメしたいメニューが書かれている看板。

しかし、思ったような反応が得られていないということでした。

 

そこでスタッフさんと一緒にお客様の行動に沿って考えてみました。

 

そもそも目に入るかどうか・・・

 

受付を終えたお客様の中には、時計回りに体を回転させる人と、半時計回りに体を回転させる人がいる。

 

時計回りに回転させると看板が目に入りやすくはなるけれど、すぐに席へ案内されることが多いので、看板の前を素通りしてしまう人が多い。

 

半時計回りに体を回転させる人は、すぐに席へ案内できる状況ではないので、待合スペースへ進むことになって、看板には気付かない。

 

 

ではどうしようか・・・

ということになったのです。

 

「あ!ここへ看板持ってくればいいのかも!!」

 

そのことに気付いた一人のスタッフさんが看板を持って受付のすぐ近くへ移動させました。

 

店舗に入ってきたお客様がすぐに目にすることができる位置。

 

 

そこで、私がお客様役になって、入り口のドアを開けて入ってきてみると・・・うん!確実に目に入る!

 

「目に入ります!いいですね~!」

 

 

実はここで私はあることに気付きました。

それは、その店舗のドアが重く開けるのに少し時間がかかるということでした。

 

 

その店舗は造りが少し古い店舗で、他の店舗の入り口ドアの多くは自動ドアなのに比べ、その店舗は手で横へ引いてあけるドア。

 

スタッフさん達は、造りが古いことも、手で引いて開けるドアであることも、マイナス要素だと捉えていました。

 

 

「このドアが重いことがかえってプラスになってますね!」

 

そういう私に、苦笑いをしながら、

「そうですか??」と言うスタッフさん達。

 

「え!だって重いドアってことは開けるのに少し時間かかるってことですよね。開けているこの時間に看板をちゃんと読むことが出来ますよ!」

 

「わはは!めっちゃポジティブな考え方ですね!」

 

「いやいや、これって大きいですって!むしろ重いドアで良かったってことなんですから(^^) マイナスがプラスに変わるんですよ~!」

 

「確かに!!」

 

「この入り口のドアみたいに今マイナスに感じてる他の所も、考え方ひとつでプラスに変えられるかもしれないですよ(^^)」

 

「本当ですね(^^)”むしろ重いドアで良い”って言ってもらえて嬉しいです!」

 

 

つい、設備が整っていることを望んでいまいがちですが、お客様の『行動』だけに着目してみると、整っていないことがプラス要素になることもあるわけです(^^)

 

 

本当に考え方ひとつですよね(^^)

 

 

 

それでは、皆さんの明日に笑顔がありますように!

 

【Vol.884】