以前、友人から教えてもらったこの本『具体と抽象』。
当時、管理職だった私にとって、スッと入ってくる内容でした。「そうそう!」という部分も多く、イラストで分かりやすく書かれていて、あっという間に読んでしまいました。
『抽象化して具体化する』
このことを『人に何かを伝える』時に使うとしたら、一番わかりやすいのは『例え話を増やす』ということだと思います。
誰かに何かを伝える時、伝わったかどうかが一番気になるところですが、私の経験の中でこの『伝わった』ことを知るために一番見ているのは相手の表情です。
これを言葉で表現するのはとても難しいですが、伝わった、スッと落ちた時、ちょっと目が見開き、「あ!」っといった、何かに気づいた表情や小さな頷きを見せてくれます。その表情はもちろん人によって違います。
その表情が見えるまで私はいくつもの例え話をすることがあります。
そして相手の表情を見ながら「あ~これもダメか~。じゃあどうするか・・・」と手を変え品を変え、といった感じです。
その例え話をする時に一番大切なのは、その人にとって身近な話題にすることです。
「友達とご飯食べに行った時、こういうことない?」とか、「買い物に行ったお店で、こういうことない?もっとこうしてくれたいいのに・・・とかない?」とその人との普段の会話からインプットしておいた情報から、どんな例え話が一番伝わりやすいかを探しています。
例え話の引き出しは多ければ多い方が良いと思っています。
と考えると、一緒に働く仲間たちとのコミュニケーションを普段からどれだけ取るかがいかに大切かということになります。
実は小さい頃から好奇心旺盛だった私。興味を持つとぱ~っと走っていってしまうので、小さい頃は目が離せなくて両親は随分と手を焼いたと思います(笑)そして改めて思い返してみると、その好奇心は「人」に向くことが多かったように思います。
今もそうですが、とにかく私は『人間観察』が好きなんですね。口癖や行動、表情や仕草、着ているものや好きな食べ物などなど。そしてその観察したことを引き出しにポンッポンッと入れていく。そんな感覚です。
「この人ってどういう人なんだろう?」という「人」に対しての興味が一番大きいからこそ出来たのだと思います。その観察好きが今に活きていると思っています。
人と向き合う時に一旦相手を引いてみると全体が見える。その人を取り巻く環境も見える。そんな風に引いて見ることがまさに「抽象」で、引いて見た後に目の前にいる人に伝わりやすい話を考えることがまさに「具体」なのかも。
ただ私はあまりに「人」を見てしまうので、「目が強い」とか「ガン見してる」なんて言われることもありますが(^^;) これは少し気を付けないといけませんね(笑)
「難しいことこそ、相手の立場に立って、
相手の生活の中に置き換えられる内容に置き換える」
そして、
「伝わらないなと思う時こそ、伝える側の工夫が必要」
この気持ちを、今まで通り自分の軸にいつも置いておきたいと思います。
『具体と抽象』この本、オススメです!とってもわかりやすい内容です(^^)是非!
それでは皆さんの今日に笑顔がありますように!
【Vol.9】

