住んでみて、気持ちが良くなる間取り造り 
今の環境を、大地からの気を取り入れて、家の中に気を動かすこと、です 
気持ちが良い場所は、都内では前回にお話しした目白台や、11月に風水お試しコースで廻る青山〜表参道の辺り、白金台などなどです。
今回は、住んでみて気持ちが良くなる間取り造り、について少しお話ししまーす 
この図面は、東京都世田谷区のOさん宅です。
ホール38畳とありますが、一階の面積が38.5畳なので、実質は15坪弱のお家です。
32坪の土地に建ぺい率が50%なんですね。
都内では、30数坪の土地を手に入れて、そこに上物を建てると、ほぼ1億円はかかりますね 
下のお家では、玄関がちょっと変…?ですね。
曲がって…というか、クルッと回って家に入って行く感じですね。
外からの気を取り入れる技法です。
専門的には『収気法』といいますね。
家の外の道路の高い、低いがあります。雨が降ったら、道の高い方から低い方に水は流れます。ぜったい、に。
まぁ、ほぼこの水の流れに沿って気も動いています。
だから、この水の流れを見ないと、気の流れは看えません。…水の流れを看るから、風水と呼ぶんです 
風は気の流れです。
水は気を動かす元なんです 
中医学では、人の身体は気血の流れに沿って、経絡に気が流れ、それに沿って血が流れる。その血の流れが悪くなると病気になる、といいます。
ほぼ同じ理屈です。
それで、入り口を真っ直ぐではなく『コの字』のようにすると、水とともに動いた気は、玄関に引っかかるのですね。
それで、流れを遮らない、止めない工夫が必要です。こんな感じで、壁を丸くして気の動きに方向付けしてあげるのですねー❗️
二階の階段を上がったところにも、同じように丸い壁を設けて頂きました。
絵に描くと、こんな感じです。
実際には、先の図面にはない…というか工務店さんと直接交渉した工夫がもっと入ります。
勿論、耐震性も考慮しないと、です。
今回の施主様は、気に敏感な方で、この家を建てている時から、ふうぁ〜とした暖かい感じがあると、おっしゃていました。
ただね、残念なことにこんな工事の工夫をお願いすると、費用が余計にかかるのですね 
本当に気の流れの良い家は、家のどこにいても、暖かい・ゆったりとした・ふうぁ〜、とした感じが漂っているものなのです

いつか、風水モデルハウスができたら、皆さま、ご堪能下さいませ‼️





