楽しい・おいしい・フシギな台南の旅 2 | 御堂龍児の楽しい・おいしい・フシギ台湾ガイド

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ということで、台南に来ました。
台南と言っても広いですね。

台南ですが、今回は、台湾高鉄(台湾の新幹線)の嘉義駅で降りました。
駅を降りたら、いつもの運転手さんがお迎えに来てくれています。
〜なんか、どこか上場企業のお偉いさんになった感じですが、残念ながら車は●●で、ベンツではありません。でも、いつも特別割引料金で案内してくれるのです。

彼の名前は、蕭大龍。
凄い名前です。大龍ですよ!
私は、繋げた覚えはないのに、いつの間にかLineに繋がっています。
それで、夜中の2時頃に何処そこに行ったとか、不思議な道教の廟に行ったとか連絡をくれるのですが、どうも全部が怪しすぎる所ばかりです‥‥。

行きたい所の予定表を渡して、あとは任せます。一応下調べはしていますが、彼に都合の良いようにルートは任せるのです。
台湾の人は、皆んなプライドが有りますから、お願いします、と任せるのがスムーズに行くコツなのです。

で、着いたのが、碧雲寺。
いい所ですね!
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ちょうど他所の廟から来た方達が、隊列を組んで入場する所です。
ダン、ダ、ダン。ダン、ダ、ダン。ダン、ダ、ダン。ダン‥‥
いいですね。独特の太鼓のリズム。
で、花火がパン、パンのパンです。

下の写真を見てください。
花火を鳴らす順番の道を作っていますよ。
凄いですね〜。
ちなみに、蕭大龍に聞いた話ですが、こういう花火で、その勢いに当たって亡くなった人が毎年何人かいるそうです‥‥。
あな、恐ろしやですね!
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しかし、そんな死ぬのが怖いというのは、こういう神輿を担いだことのない人のセリフです。担いでいるうちに、なんか気分が良くなってきて、頭もふぅわーとしてきますから、少々の花火なんか怖くないですね。
とか言っているうちに、火が身体に燃え移ってきたのでしょうね⁉︎

大雄宝殿に立って、前景を眺めています。
ここから観る景色で、この風水の良さが、皆さんにはどれくらい伝わっていくかなぁ〜、です。
向こうに見える山は全てこちら側を見守ってくれています。これは砂(さ)であり、案山となる、こちら側と陰陽の関係の山です。案山は、こちら側の気が漏れないように護ってくれている山のことです、
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うーむ、この『格局』は凄いですね!
遠くの山が何重にも囲んでいます。
後の枕頭山(当地の山の名前)から下りてきた龍脈が、龍穴を結んでいます。
そのズバリの場所に、お寺が建てられているのです。
うーーむ。誰がこの場所を選んだかなぁ。
腕が凄すぎる‥‥

ここは、碧雲寺。
風水は良し、神様のフシギな霊験あり、の凄い場所です❗️

火山・碧雲寺
台南市白河區仙草里火山1號
 TEL: 06-6852811