長い道のりでした。とうとうシーリングファンの取付けが完了です。

これでスマート家電の取り付け、前回のスマート・ブラインドに続いて2例となります。

スマート家電チャレンジ その1 ブラインド

 

さかのぼること一か月半前。日本から戻って直ぐにコントラクターのJさん呼んで取り付けたんでした。土曜の朝。テナントのお兄さんたち、まだ眠そう、、、。大家の私は中には入らず、コントラクターのボスであるJさんと、子分のいつもの大工さんだけ入って作業開始。

 

購入したのはコレ

Modern Formsというメーカーのもの。

http://modernforms.com/product/axis

購入者レビューがゼロという新製品なのは不安だったけど。スマート家電、それ以上にスッキリしたデザインという点で購入です。特にブラブラする引っ張り紐は邪魔で壊れる率高いので紐ナシにしたかった。ファンは3枚。ゴテゴテしててファンが5枚も6枚も付いてるデザインだと埃たまってしまって掃除が面倒なので懲り懲り。

 

スマート機能は詳しくリサーチしたくても新製品のせいか情報不足だし購入者レビューもゼロ。

ここのメーカーが開発した専用アプリをスマフォにダウンロードしてペアリングしてからコントロールできるということです。ALEXA やGOOGLE HOMEにも連携させられると書いてあります。これだけの情報で買う私も相当酔狂かな?

 

まずは古いファンを取り外して。

 

私はやれやれ、、と歯医者でクリーニングのアポのためウォールストリートへ。もう取付け終わってJさん帰っちゃったかな?とルンルンで川向こうの別宅に戻ったら、なんと、まだ終わってない。取り付けたものの、照明は点かない、ファンは回らないとかで、二人して悪戦苦闘中でした。

 

テナント君、これからここでパーティーするとかで友達らしきキャピキャピ兄さんたち(オバサンにはそう見える)がどっとなだれ込んできたんで、とりあえす撤退して出直すことに。翌週にJさんが電気屋さんを連れてきて配線をみてもらって一機は無事に作動し、もう一機は絶対に不良品!と断定して決着をみます。

 

取り付け成功した一機。スッキリしたミニマルなフォルム。内臓のLED照明は40年は持つんだそうです。この家を売る前に切れることは無いわけですね。

 

それからメーカーと販売店に不良品返品と返金の交渉と、更に一機オーダーしたのが届くのに3週間。

 

Jさんと電気屋さん二人、そして大家の私で再訪問して取り付け。しかし!再オーダーしたファン、私が間違えてオーダーしてしまって、天井フラッシュ取り付け型じゃなく、吊り下げタイプと判明し軽くショック。いまさら変更はしたくないので取り付け続行。今回はトラブルなく作動してバンザイ!

 

電気屋さんにとっては、スイッチを入れても直ぐにファンが回らなく数十秒ウォーミングアップタイムかかるのが不安要素らしい。けど、わたしは気にならない。電気屋さん、「ごく普通の平均的シーリングファンは配線は3本だけ。でも、このモデルは17本もある!こんなの初めて見た!」

 

肝心のスマート機能、テストすらせずテナント君が帰宅する前にさっさと退出しました。とりあえず壁スイッチで作動するんだから上等、上等!こもしスマート機能が不良で専用アプリでコントロール出来なくても、もう返品なんてしてられない。そもそもミニマルデザインが気に入ってる。ぶらぶら邪魔くさい引っ張りチェーン無し、壁スイッチで作動する限りオーライ。

 

この日はテナント君たちはまだ帰宅してなくて、我々だけ。遠慮しながらも部屋を見まわしてみてもスマートスピーカーは見当たらない。スマート・ガジェットにそんなに興味なさそう。

 

取り付け費用。最初の話では340ドル。1,2時間で済むはずで。しかし、蓋を開けてみたら不良品判明、電気の配線トラブルで電気屋さんの労賃がかかり、3回目でやっと成功したということで635ドルの請求となりました。自分の自己満足はじゅうぶん満たされたとはいえ、高くついた大家道楽。

 

スマート家電チャレンジ その1 ブラインド