知り合いの大学生が、今年、大学を卒業して某金融機関に就職した。今は半日が研修で、半日が実務。研修では試験もあるのだという。
歓迎会を開いてくれたそうなのだが、その歓迎会では新人たちは椅子に座ることが許されず、立ちっぱなしで、先輩たちのグラスが空くたびにお酌をさせられた。
そして、その歓迎会の会場となった店はその金融機関のお得意様。食事を残せないということで、新人たちは先輩たちが残した食事をタッパーに詰めて持ち帰らされた。それなのに、会費は他の人たちと同じ4000円だった。
「全然、歓迎じゃないじゃん。行かないって選択肢もあったの?」
「ない。全員強制参加。そして支店長が退職するから、記念にネクタイをプレゼントすることになって、ほとんど会ったこともないのに、私たちまでその記念品代を払わされた。」
世の中では、就職して数日で退社する人が増えていると聞いていた。「根性なしが多いんだな。」と思っていたが、確かにこんな会社だったらやめたくもなる。俺?俺だったら、研修の試験で高得点を取ることに燃えそうだけど。
そんなことを考えていたら連絡が来た。
「明日、研修で試験がある。でも、いままで研修のとき、ストレスで体調が悪くて、いつも居眠りしていた。勉強全然できていない。このままじゃ0点。今日は徹夜になる。もう辞めたい。」
「そうなんだ。」
翌日、ちょっと心配になったのでLINEで聞いてみた。
「テスト終わった?いろいろとうまくいくといいね。」
「100点とったWWWWW」
どう反応したらいいのか、よくわからなかった。
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先週の日曜日の午後、雨が降っていた。雨を見ているうちに突然、体調が悪くなった。体調というよりも、精神的に、どっときた。理由はわからない。今さら赤字経営が気になって精神が病むなんてこともないだろうからなあ。
それからずっと、ぐったりしていて、夜8時に寝て、翌日の月曜日は朝7時に起きたのだが、それでも眠くて仕方がない。朝食として豆腐を食べたが、消化されず、いつまでも胃に残っているような気がした。
月曜日は午前中にジムがあった。行く気は全然わかなかったが、パーソナルジムなので行かないわけにもいかない。
ゆっくりと準備をしていたら、遅刻しそうになった。
「もう暖かいから、自転車で行こう。」
バスに乗らず、有料の電動自転車で駅に向かった。アパートの目の前にそういう駐輪場がある。
遅刻を恐れて、自転車をつかったので、バスを待つ時間がなかった。それで、この日もジムには15分前に着いた。
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「今日の体調はどうですか?」トレーナーに聞かれる。
「気分が沈んでいて、胃の調子もいまひとつ。」
「そんな気分を筋トレで吹き飛ばしてしまいましょう。」
とてもそんな気にはなれなかったけれど、トレーナーに限界まで追い込まれているうちに、だんだんと気分が明るくなってきた。余計なことを考えられなくなることがいいらしかった。
この日は5つの器具を使って体を鍛えた。最後のトレーニングでは、1ミリも足が持ち上がらないほど追い込まれた。
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帰りにランチを食べて帰ることにした。よく行くお店の前まで行ったら、お店のお姉さんが「ようこそ。貸し切りにしてお待ちしていました。」と声をかけてくれる。
「そうなんだ。ありがとう。」
「いつものでいいですか。」
「はい。」
食事をして、外に出たら、本当に気分が明るくなっているのを実感した。「キツイ運動と美味しい食事って大切なんだな。」と思った。
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ピスタチオをよく食べる。キロ単位で買って、暇があると食べている。ピスタチオの欠点は、殻と皮が散らかることだ。
その日もピスタチオの殻を、食べ終わったアイスクリームのカップに投げ捨てながらネットフリックスでドラマを見ていた。
「そろそろ、部屋もきれいにしないとな。」と以前から思っていた。特に来週は、ダスキンに部屋の清掃をしてもらう。外部の人に清掃に入ってもらうと、自分でも部屋をきれいにしようっていう気になるから、僕はときどき、清掃業者に部屋を掃除してもらうことにしている。今回は8か月ぶりくらいになる。
ネットフリックスに飽きて、立ち上がろうとした。そのときにピスタチオの殻が山盛りに入っていたアイスクリームのカップを蹴っ飛ばしてしまった。
「ああ。めんどくさい。」
ピスタチオの殻を拾い集めて、ついでに掃除機をかけた。そして他のところの掃除も始めた。
整理整頓は、「まずゴミの処理、次に衣類、そして本と食器。」と心に決めている。大体、これらが原因で部屋が散らかる。
その順で、整理整頓をした。もう使わない冬服も実家に持ち帰るようにバッグに詰めた。掃除機も家全体にざっくりかけた。いろいろな場所を経由してきたのだろう。ピスタチオの皮がトイレのなかにまであった。去年の12月頃にスイッチを入れたホットカーペットが、もうとっくに温めることを放棄して、ずっと電源ランプが点滅していることに今さら気がついた。慌ててコンセントから抜いた。やっぱりたまには掃除しないとなあ。
掃除をしていたら、かなり部屋がきれいになった。来週のダスキンで、ますますきれいになる。楽しみだ。
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建築法規の勉強をゆっくりとではあるが進めている。勉強すればするほど、建築法規が不自然なほど、わかりづらいことがわかる。
例えば、建築基準法の28条の2第1項1号には、「建築材料に石綿その他の著しく衛生上有害なものとして政令で定める物質(次号及び第3号において「石綿等」という。)を添加しないこと。」と書いてある。
それで、じゃあ、政令で定める物質とは何かを調べるために、政令を見ると、建築基準法施行令20条の4に「(略)政令で定める物質は、石綿とする。」と書いてあって、ずっこける。
「そうか、「石綿等」って書いてあるけど、建築材料に有害だから添加しちゃいけないことになっているのは「石綿」だけかあ。」
そう理解したら間違いで、建築基準法施行令20条の6第1項1号に「建築材料にクロルビリホスを添加しないこと。」って書いてある。
両方まとめて「建築材料には石綿とクロルビリホスを添加しないこと。」って条文にできなかったのだろうか。
解説した本によると、石綿はどんな建物にも使ってはいけないが、クロルビリホスは居室以外であれば使っていいことになっているため、こういう区分になっているらしい。でもなあ。とにかく「わかりづらい!」。
建築基準法施行令43条第2項には、「地階を除く階数が2を超える建築物」という表現がある。なぜ「3階以上の建物」って書かないかなあ。不自然だろ。
まあ、解けなくて八つ当たりしているんだろ、と言われれば、その通りだけどさあ。
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改正建築基準法の施行が今年の4月にあった。今年の建築士の試験は、この改正された建築基準法から出される。で、今俺は「建築基準関係法令集 2025年度版」(TAC出版)っていう法令集を使っているんだけど、ネットに出回っている情報と、この法令集がリンクしなくて、おかしいなあ、って思っていた。

それで、調べてみてわかった。この法令集は、今年の4月の改正に対応していない!今から依頼をすれば、法改正情報の「追録」を5月30日に(遅い!)送ってくれるんだって。帯にある「令和7年建築士試験向けの法改正に対応!」ってそういうこと?現状では対応してないじゃん。よくわからないなあ。
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トム・べレンジャーの映画「山猫は眠らない」を見た。

もうずいぶんと前に(大学生の頃かなあ?)見たけれど、内容はほとんど忘れていた。見ながら思い出したのは、水の中に半身を漬けて、立ったまま眠るときに「おしっこをするな。虫が尿道を遡ってくる。」と新人兵がベテランに助言されるシーンだけだった。
ストーリーは、新人兵を狙撃の現場に同行させたベテラン狙撃手の話。新人兵は使えないが、地位的には、ベテランの上司にあたり、最悪の場合には、ベテランを殺してもいいという許可をもらっている。暗殺の責任も、この新人兵が負う。
どこまでも使えず、ベテランを殺そうとまでする新人兵には手を焼くが、最後の最後に、この新人兵が成長してベテランを救う。教育ってこういうものかと考えさせられる映画だ。続編を見るかどうかはわからないけれど、少なくとも、この1作目はなかなかいい映画だった。
***おまけ***
〇電卓のスイッチの使い方
電卓には、プロ仕様のものと、千円足らずで買えるおもちゃみたいなものがある。僕も以前はプロ仕様のものを使っていたけれど、人にあげちゃったので、今は、数百円で買ったおもちゃみたいな電卓を使っている。
このおもちゃみたいな電卓で、簿記3級の試験も受けた。このレベルなら、それで十分だ。
プロ仕様の電卓には、上にスイッチが付いている。カシオの電卓だと、左側にF、CUT、UP、5/4というスイッチがあって、右側に4、3、2、1、0、ADD2というスイッチがある。

ある人から、このスイッチの意味がわからないと言われたので、説明する。
そういえば、昔、会計検査院の職員が、会計検査の時に、俺たちが貸した電卓を使い「この電卓は間違った答えが出る。」と大騒ぎ。見たら、スイッチがズレていた。そのくらい自分で気づけよ、とも思ったし、会計検査で必須になる電卓を人に借りているんじゃねえ、って俺は頭に来た。
いかん、いかん。会計検査院の話になると熱くなってしまう。憲法上、要請されている組織だから、つぶすわけにはいかないけれど、やつらのズルさや効率の悪さときたら。いつか、やつらの会計検査をしてやりたい。
いや、そうじゃない。スイッチの話だった。
まず左側から。FはFlowの略で、小数点以下の桁数を制限せずに表示するモード。
「2÷3」を計算すると、0.6666666666という表示になる。
CUTは切り捨て。小数点以下の桁数を、右側のスイッチ分だけ表示する。
CUTモードにして、右側のスイッチを4にセットして、「2÷3」を計算すると、0.6666という表示になる。
UPは切り上げ。小数点以下の桁数を、右側のスイッチ分だけ表示する。
UPモードにして、右側のスイッチを4にセットして、「2÷3」を計算すると、0.6667という表示になる。
5/4は四捨五入。小数点以下の桁数を、右側のスイッチ分だけ表示する。
5/4モードにして、右側のスイッチを4にセットして、「2÷3」を計算すると、0.6667という表示になる。
5/4モードにして、右側のスイッチを4にセットして、「4÷3」を計算すると、1.3333という表示になる。
というわけで右側の数字のスイッチは、CUT、UP、5/4モードの時、小数点以下何桁までを表示するかの指定になっている。
右側の最後にあるADD2は、100セントが1ドルになったり、100ペンスが1ポンドになったりする通貨の時に使う。ADD2モードで123と打つと、小数点キーを打たなくても、1.23(1ドル23セント、または1ポンド23ペンス)になる。だから基本的に、このモードは日本では使わない。
って、手元にプロ用の電卓がない状態で書いてるから、違ってたらすまん。