いつも利用しているジムから、毎日のようにダイエットや筋肉についてのコラムが届く。先日のコラムは「大根おろしを食べると痩せる」という内容だった。
いつも「痩せる美味しい素材ってないかなあ。」と思っていたので、このコラムは魅力的だった。毎晩、鶏肉や豚肉を焼いて大根おろしで食べる、というのは、俺には魅力的なメニューに思えた。
ちょうどその日、トレーニングの日だったので、トレーナーに聞いてみた。
「今日のコラムに、大根おろしと一緒に食べると痩せるって記事があったけど、どうなんですか?」
「どうですかねえ。万能のものなんか、ないと思いますけど。」
あまりノリがよくない。それでいろいろ聞いてみたら、どうやらトレーナーは大根おろしが苦手だということがわかった。
「勝手に食材の上に大根おろしが載っているときがありますよね。そういうときは、外すんですけど、食材に味が染みついちゃっていて、本当に腹が立つんですよね。」とトレーナーは言うのだった。
「でも、別に大根おろしは毒じゃないからなあ。人の好みなんか、タイミングで変わるんだよ。トレーナーだって、永野芽郁ちゃんに「大根おろし食べる人が好き」って言われたら食べるでしょ。」
「食べますよ。当然。それは誰だってそうでしょ。あなただって、永野芽郁ちゃんに「ブルガリアンスクワットする人が好き。」って言われたら、するでしょ。」
「ブルガリアンスクワットを?永野芽郁ちゃんが?そんなこと言われたら俺は即答するね。「さっさと帰れ」って。」
「・・。ブルガリアンスクワット、本当に嫌いなんですね。」
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今週は飲みに行かなかった。仕事以外の時間は、家で製図の課題を描いた。人物を指定の尺度で描き写すという課題があり、俺は何度もチャレンジしたが、毎回、似ても似つかないものが描きあがるのだった。
それで、悩んだ挙句にトレーサーという器械を買った。記載面の後ろからLEDの光が出て、ケント紙であっても透かすことができる。平行に線が引けるというだけの製図版は万単位の価格だが、このトレーサーは、光まで出るのに1万円を下回る。
このトレーサーを使ったら、人物画などあっという間に描きあがった。思えば5月くらいから悩んでいたのだった。始めから知っていればなあ、と後悔が残る。
課題消化のスピードは、本当に遅くなっている。2年で卒業できない気が、もうしてきた。
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ジャッキー・チェンの映画「プロジェクトV」を見た。
車の社名でもある「ヴァンガード」の意味が「急先鋒」だと、初めて知った。
中国の二枚目俳優が、アクションにチャレンジしている。CGも見事。何より、LINE交換の瞬間に、相手のSIMカードをコピーしてしまう技術など、実際に中国が開発していそうですごいなと思った。
アメリカのドラマでも昆虫型の偵察用小型ドローンが出てくるが、アメリカのものは、小型のプロペラ付き。しかし、中国の場合は、昆虫型ドローンも羽ばたいて飛ぶ。そして、鳩型ドローンもあり、こちらも滑空する。鳩に紛れてしまうと、どれが本物かもわからない。
本当にこんなものを開発しているかどうかはわからないが、あっても不思議はない。よく、日本には基礎学力があるというが、日本はもう既に何十年も中国には数学オリンピックで勝てていないし、大学の研究費も乏しい。はっきり言って、とっくに抜かれている。自覚がないだけだ。中国が新たなものを開発をしても、何も驚きはない。
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花沢健吾の漫画「アイアムアヒーロー」(ビッグコミックス)を全19巻読み終わった。
冒頭は、ダメな主人公の話がだらだらと続き、うんざりしていたが、だんだんと面白くなってきた。もっとも、全体のトーンは暗く(ゾンビ漫画だから当たり前か)、主人公もあまりに内省的で、ワクワク感はあまりない。
後半、ゾンビが合体を始めたあたりから次第についていけなくなったが、最後は惰性で読み切った。












