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uchi's another 古民家生活 エンジョイ中!

岡山県美作市の片隅で、古民家生活と美作の生活を楽しんでいます。
古本屋「Books tabito 蔵」を始めました。

2024年3月31日

 

 定年を迎えて、新しい生活、これまでとは全く違う生活を送ってみたいという衝動に駆られて中国山地の片隅で古民家生活の準備を始めました。さて、どうなるのやら。楽しみでもあり、不安でもあり。

その準備を徒然なるままに記していこうと・・・・・。

 

 錆びついた小さな郵便受けがついていたけど、それでは定期購読の雑誌も受け取れない。で、最初にやったのがこれ。付属していたネジで取り付けるだけ。5分で完了。

 

 これで、B5サイズの雑誌だってOK。でも、引っ越しはまだ先のこと。入るのは、水道の請求書とガスの請求書。やれやれ。

 どうしてもアジアの食べ物を食べたくなる時がある。しかも、結構な頻度で。先週はシンガポールのチキンライスとラクサを食べたし、当たり前だけど中華にはよく行く。

 

 で、今日はネットで調べて、昨秋にリニューアルしたというベトナム・カンボジア料理の「アプサラス」へ。西条中央、ノエルのすぐ近く。リニューアルされたというお店は、とても素敵なカフェのよう。中華料理屋さんはいかにも中華っぽく、タイレストランはいかにもタイらしく、インドレストランは一目見てインド料理屋さんに違いないっていう店構えをしているものなんだけど、このお店は違った。

 

 ランチはセットメニューになっていて、フォーやバインセオとバインミーがセットなっていた。だいたい、フォーのお店に行けばフォーだけだし、バインミーは屋台で買ったら1本で十分すぎるほど大きい。ここは、複数の味を一度に楽しめるのがいい。

 

フォーとバインミーのセット

 

パインセオとバインミーのセット

 

 どれもすでに完成された味だった。この手のレストランって普通テーブルに調味料がいくつか用意されていて、自分好みの味に調整していただくものなんだけど、そういうのはなし。キッパリと、この味でどうぞ、というお店なのであった。

 

 残念だったのは「今日はパクチーがないんです」の言。パクチーのないフォーとバインミーはちょっと残念だった。

 

 食後に甘ーいベトナムコーヒーをいただいて、満足。でもパクチーが・・・・。

 

 

 とても素敵なお店でした。

 

 

 先日、シドニーでビリヤニを食べたくなって、春に行ったサーキュラーキーのフードコートに行ったらお店がなくなっていた。仕方ないので、ベトナムのバインミーを食べたのだけど、それはそれでもちろん美味しかったけど・・・なんだか心残りがあった。

 

 昨日、全く別件で行った西条ゆめタウン。入口でたまたま目に入った、美味しそうなビリヤニの写真!  インドレストラン「ラソイ」があった場所が、ネパール・インドレストラン「ジユジュフド JUJU FOOD」に変わっていた。

 

 早速、チキンのビリヤニと日替わりランチをオーダー。日替わりランチは、チキンとアスパラガスのカレー。ラッシーもついてくる。ビリヤニもカレーも辛さを選べる。ビリヤニは辛さ2、カレーは辛さ1を選択。それでも十分辛くて、そしてとても美味しかった。

 

 

 本場のインドの味なんて、1989年に行ったきりなんで全くもう忘れてしまってるんだけど、お金がなく、街中の地元人たちでいっぱいの食堂で、豆のカレー(もちろんベジ)ばっかり食べていたような気がする。ナンなんて贅沢でチャパティを何枚も食べていた。ただ、とても美味しかった記憶だけは残っている。そして当時はビリヤニは知らなかった。

 

 ビリヤニを初めて食べたのは、今年の3月のシドニーで。何か知らなかったけど、食べてとても美味しくて、そしてそれがインド料理の「ビリヤニ」というものであることを初めて知ったのである。

 

 JUJU FOODの従業員はネパール人か、インド人だろう。お店の中は、全く読めないブラーフミー系文字がいっぱいで、従業員同士の会話も全くわからない。異文化で満たされた空間なのであった。

 

 素敵なレストランを見つけてしまった。

 

 

 

 毎年夏に送っていただく山陰の「岩牡蠣」がいつもとても美味しくて、だったら行って目一杯楽しんでみよう! と、行動制限のないお盆前、鳥取の東の端、山陰最古の温泉地「岩井温泉」へ。湯かむりの風習でも知られる温泉。

 

 東広島から、R375を北上して三良坂ICで尾道松江道。山陰道を通って、途中でいくつかたっぷり寄り道しながら7時間、蒲生川に沿った古い、そしてとても風情のある岩井温泉街「明石家」へ。早速、庭園の露天風呂で移動の疲れを癒して、そして夕食。

 

 何と言っても岩牡蠣は「生」。ポン酢も用意されていたけど、それはいらない。そのままで、とてもクリーミーな、でもなんと言うか海の旨味が凝縮されたと言うか・・・・美味しい! 300kmの距離をドライブした価値があるというもの。続いて、岩牡蠣の焼き物と天ぷら。

 焼きは味噌味。カキフライはよく食べるけど、天ぷらは初めて。どちらも初めての味で美味しい。でも、やっぱりダントツで「生」かな。「生」は格別。わざわざ山陰へ、そのためだけに訪れるのも絶対にありだと思うのであった。

 

 

 露天風呂はとても気持ちよかったし、内風呂の檜風呂もとても良かった。檜の柔らかさが素晴らしいお風呂だった。

 

 翌日は浦富海岸を遊覧。

 

素晴らしき、鳥取行。

 とびしま海道を御手洗まで行きながら、柑橘類をゲットしよう・・・というのが今回のお出かけの目的。あと少しで御手洗というところで、みかんの販売所(ちょっと大きめ)を発見。せとかとクイーンルビーを買ったら、そこのおじさんが「お昼食べた? まだなら、ここからすぐのまめな食堂がオススメ。あの孫正義の弟がやっている・・・・」

 

 孫正義の弟がやっている???? ここで????  でも、せっかく紹介してもらったのでこれも何かの縁、行ってみることに。

 

 かつて病院だった建物がリノベーションされて。

とても、いい感じ。

 

 中は、食堂部分に続いてコワーキングスペースや別棟で宿泊棟を兼ねたコミュニティーペースがあったりする。やっているのは「一般社団法人まめな」で、パンフレットを見るとCo-Founderとして孫泰蔵さんの名前が・・・。おじさん、疑ってごめんなさい、である。

 

 メニューは二つだけ。今日は、カレイの煮付けの和定食と、ロールキャベツの定食。

どちらも、近くで採れたものばかりだそう。近所の方が持ってきたり・・とか。派手じゃないけど、とても美味しくいただきました。ライスは大・中・小を選べるけど、価格は一緒。どちらも驚愕の500円(税込)。利益を目的にしてないって言っても、この品質でこの価格は驚愕。雰囲気もとってもいいし、働いている方も気持ちいい。近くの人たちが、食べているのかなー。そして、みかん屋さんのおじさんのように、地域の人たちと支え合っているのかな。

 

 この法人のパンフレットを見ると、ビジョンは「世界をよりよくする仕事をする人を増やすこと」で、ミッションは「くらしを自分たちの手に取り戻す」ということで、いろんな人たちが集まってきて、何やら楽しいことをたくさんやっているみたい。広大の学生や研究室も関わっているみたい。とても面白そうなところでした。

 詳しくは → http://mamena.or.jp/

 

 とても気持ちいい食堂でした。

 

 

 さて、目的の柑橘類は・・・・いろんな種類をゲット。大満足の遠征となりました。

 

 長かったマンボウが解除になったので、せめて隣県の温泉に・・・と向かった先は、自宅から山陽道、中国道、浜田道で約1時間30分、浜田市の「きんたの里」。先週のことてある。着いて初めて、あれっ、ここ以前に来たことがある! というところだった。何年か前、キンタ農園へイチゴ狩りに行った時に、ここは何かな〜って感じで寄ったがあった、ということを思い出した。

 

 温泉は、近くの美又温泉や旭温泉の泉質とは異なって、単純泉。加温、循環。それでも露天風呂は気持ちいいし、ハーブのミストサウナも気持ちよかった。

 

 海の幸、山の幸の食事はお薦め! コスパは最高にいいんじゃないかな。

 

 

 鹿肉の豆乳しゃぶしゃぶ。鹿肉をいただくのは、30年位前に屋久島の民宿で屋久鹿を食べて以来。中国山地で獲れた鹿ということ。丁寧に処理されているんだろう、すごく美味しかった。

 

 山女の塩焼きも美味。

 

そして、海の幸。下は牡蠣の青海揚げ。

 

 鯛の饅頭に、ウニ釜飯。大満足の夕食であった。

 

 そして、朝。

のど黒の一夜干し。

あおさこんにゃくもよかったなー。

 

この宿、食事は本当にオススメ!

 

 

帰りは美又温泉の足湯に浸かって、三次・平田観光農園でイチゴ狩りを楽しんで・・・帰宅。

 

コロナ禍だけど、新学期の真っ最中だけど、ちょっとリラックス。

 

 

 

 「県境を越える移動は自粛」の要請が出ているので、県外へは行かない。それにしても、自粛の「要請」って日本語的にはなんだか変だようなーって、多分みんな思っているはず。自粛とは「自らすすんで行動や態度を慎むこと」ってある辞書にあるんだけど、「要請」と「自ら進んで」ては完全に矛盾しいる。最近こんなのが多い気がする。「自宅療養」も、実際はなんの「療」もないわけで、よく言われるように「自宅放置」に違いない。

 

 自宅から山陽道、広島高速、商工センターを通り抜けるとすぐ。50分位の快適なドライブ。

 シルバーウイーク直前の新聞にこのお店の「秋の収穫祭」みたいなチラシが入っていたので、きっと混んでるぞ! と、それなり覚悟をしていったのだけど、午前11時のそこは幸いなことにまだそうでもなかった。少し早いけど、ランチを注文。

 

 バッケンモーツァルトなのになぜかタイライス。タイ人のシェフがいるとのこと。

 トムヤンクンが思いのほか美味しくて・・・・。どれも美味。

 

 

 テラス席を抜ける風は気持ちよく、コロナの閉塞感からしばしの解放。

 

 そして、辛いタイ飯の後は、季節のデサート。イチヂクのショートケーキ。

 お土産(自分たちで食べるんだけど)を買って帰る頃には、ランチは60分待ちになっていた。

 

 廿日市まで来たんだからと、ちょっと足を伸ばして宮島へ。宮島口のフェリー乗り場がリニューアルして初めて行ったんだけど、コロナで全部休業中。観光客は少なく、参道のお店も1/3くらいは休業中な感じ。宮島水族館が目当てだったんだけど、コロナで休館中。

 

 なんとなく、久しぶりにロープウェイで獅子岩まで。もっとも頂上を目指す元気はなく、獅子岩付近で瀬戸内の多島美を眺める。この辺りで、鹿や猿を見他こともあるんだけど、今日はいない。ちょっとつまらない。

 

 

 

 コロナ禍の中で、ほんの少しの息抜き。

 

 

 5月4日のこと。自宅から1時間程度。安芸の小京都、竹原の町並み保存地区にはもう何回行っただろうか? GWの最中でも新型コロナで出歩きにくい状況で、ここは予想通り「疎」だった。

 市営駐車場に車を停めて、早速町並み保存地区へ。今回は本町通りを通り過ごして、長生寺へ。そこから山の縁を清水寺を模したと言われる善明閣、そして西方寺へ。有名な階段を下って、本町通りから板屋通りへ。楠神社の手前を左折して亀田邸を過ぎたところに、オーガニック テーブル ボタニカはあった。

 

 12時前、予約でいっぱいかな〜と思いつつドアを開けると・・・「30分くらい待っていただく・・・」。そうだよな、GWの最中に予約もなしに12時頃なんてと思いつつ「では待ちます」と伝えると、席に案内される。????????  つまり、席はあるんだけど、オーダーしてから提供するまで30分くらいかかる、ということだった。もとより急ぐ用なんて全くない僕らにとって、30分だろうが60分だろうがそれはまったく構わないわけで・・うーん、何だか紛らわしいぞ。もっとも、僕らの後からは「予約でいっぱいで・・・」なんて言っていたので、全くラッキーだったのかもしれない。

 

 地元産の食材がメインの「一汁三菜ランチ」

 玄米ご飯。大根のポタージュスープも美味。この時期、もちろん筍も。

 

 そして、パスタ。なんのパスタだったっけ? 忘れたけど、美味しかったのは覚えている。

 このお店、去年の2月にオープンしたばかりらしい。ずっーとコロナ禍の中。大変だっただろうなーと思う。

 店内も、外もとってもオシャレ。

 

 随分ゆっくりして、本町通りへ。胡堂から照蓮寺、中ノ小径から大小路、再び本町通りへ戻って、茶寮一会へ。ここもきっちりと対策されていて「疎」。築100年以上の旧磯部邸を改装した古民家カフェ。お店一押しのICHIEパフェと竹原コーヒー。

 店内からみるお庭も風情があって・・・

 

 どちらも、安芸の小京都にすっかり溶け込んだいい感じのお店でした。

 

 

 自宅から1時間ほどのドライブ。中国道・戸河内ICで降りてすぐに左折。少し走ってすぐに左折。ここから山道に。まるで、ポツンと一軒家を目指すよう。この道で間違い無いのかと不安になる頃、「井仁の棚田→」という小さな看板があって一安心。そして対向車が来ればアウトの狭いトンネル。トンネルを抜けると・・・目の前が開け、そこが日本棚田100選のひとつ「井仁の棚田」だった。

 

 車を停めて、目の前にそのカフェはあった。そのカフェがあることは、全く知らなかった。そこについて、初めて知った。いい出会いなのであった。まだ少し時間が早かったので、棚田を少し回って、お昼前にそのカフェ イニミニマニモへ。

 

 井仁の棚田で代々受け継がれてきたという一合寿司。一合升に酢飯と季節の野菜を煮込んだものを挟んだ押し寿司。の半分の一合寿司ミニと、棚田米ランチ。食材は基本的に全部このあたりで採れたもの。身体が内側から浄化されていくよう・・・。すごく満足。

 そのままデザートに行きたいところたけど、ちょっと我慢して、再び棚田へ。一時間ほどのんびりと棚田とその周辺を歩いて、再びカフェへ。

 

 デザートはシフォンケーキとチーズケーキ。これらの素材も井仁の棚田とその周辺で収穫それたものらしい。

 棚田を一望できる席から、素晴らしい眺望を得る。

 

 カフェにはノートがあって、訪れた人たちが一言。見事な絵が描かれたりしていて、絵心のある人を羨ましく思ったりしながら、外の風景と交互に眺める。ゆっくりとした時間。

 

 テラス席もあって、気持ちのいい風が吹いていた。

 

 天気のいい、平日の午後なんかにまったりできればいいな・・・・。無理だけど。

 

 ちょうど田植えの最中だった。今度は棚田が黄金色に輝く頃、再訪しよう。

 

 八本松駅前、というよりローターリーの中。10年前から気になっていたけど、なぜか訪れることなく・・・・。そして、コロナ禍の中で海外に行くこともままならず、せめて食べ物だけでも海外気分、の第4弾。

 お店の中は、台湾。中国語が標準。壁のメニューも中国語。

 いい感じ。もちろん、メニューブックは日本語も。台湾には2回行っているけど、だいたい屋台で食べるし、台湾料理と中国の例えば広東料理とどう違うのか、と問われてもわからない。ここは中華の王道、麻婆豆腐とチャーハン、餃子、そして僕は結構好きな青菜炒め。昼間からビールを飲まずにはいられないメニュー。ここでも、生ビールには落花生が付いてきた。中華のお店はそういうルールなのか・・嬉しい。

 

 

 

 麻婆豆腐は味噌? 八丁味噌なかんじ。コクがあって美味しい。そして、青菜炒め。中華は野菜を本当に美味しく調理する。

 

 中国語ができれば、お店の方と話ができるんじゃないかな? お昼はランチもやっているし、オススメ。でも夜に、大人数で、壁に貼ってあるメニューなんかで楽しみたいな。いつか・・・。

 先日の日曜日のことでした。