今回はイギリスのインド進出を扱います。
アンボイナ事件により、イギリスは東南アジア進出をあきらめて、インド経営に専念します。
そこで、キャラコと呼ばれる綿織物に出会い、これをヨーロッパに持ち込むと大ヒット。
イギリスは綿織物を自分たちで何とか製作できないかと思い、あれこれ試行錯誤し、
後に産業革命を迎えることになります。
万事塞翁が馬って感じですよね。
1757年のプラッシーの戦いの後、イギリスのインド支配は本格化しますが、
しかし、1857年にはインド大反乱が発生。
強引な統治ではなかなか長期的な安定は築けないということですよね。
講義用のプリントは下のリンクをクリックするとダウンロードすることができます。
第29講:イギリスのインド進出
【101】イギリス東インド会社の暴走
【102】イギリスの勢力拡大とムガル帝国の滅亡
【103】フランスのヴェトナム支配
東南アジアの植民地化の問題は頻出ですよね~。