12月の読書メーター
読んだ本の数:5
5冊も読めてよかった。上出来。
読んだページ数:1042
ナイス数:37
あくてえの感想
父親が浮気で出て行き離婚した後に残された妻きいちゃんと娘ゆめ、そして姑90歳のばばあの3人の暮らし。はばあとゆめが呼ぶくらい性格の悪いはばあ。憎々しい相手だけど暮らしていかなければならい。きいちゃんはばばあにやたら優しい。たまに出て行った親父が出てくる。 憎々しいばばあを囲む3人の暮らしが描かれていたが、あまりなさそうな家族。 167回芥川賞候補作。だから読んだのだが、孫が平気で祖母をばばあと呼ぶのはあまりないことで興味深く読めたかも。
読了日:12月22日 著者:山下紘加
絶対悲観主義 (講談社+α新書)の感想
絶対悲観主義とは事前にうまくいかないと思って、やってみたらやっぱりうまくいかないことである。 うまくいくと思ってうまくいくのが一番いいのだが、世の中そういうわけにいかないことが多い。 だから期待せずにいれば、うまくいかくてもそんなもんだと思える。 筆者の緩い感じが何も気にしなくてもいいと、こちらも緩い感じになれた。
読了日:12月22日 著者:楠木 建
ジェイソン流お金の増やし方の感想
投資をする前に支出を見直して、節約することから始める。これはもうやっていることだった。 彼がやっているのは「米国ETF」で手数料も少なくていいが、買うためには通貨を日本円からドルに変えなければならない。それはたいへんなので、彼の勧める投資は「楽天・全米株式インデックスファンド」だった。 良い借金と悪い借金がある話もおもしろかった。わかりやすいお金の増やし方だった。
読了日:12月17日 著者:厚切りジェイソン
逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 (小学館新書 425)の感想
何人かの脱走犯の脱走してらかの軌跡や脱走の方法、そして動機などが記されている。 1度脱走するだけでも大変なのに4度も脱走した人もいて、その執念はすごいと思った。 刑務所内の処遇が悪くて脱獄した人もいるが、それはかなり前のことで今は改善されているようだ。
読了日:12月11日 著者:高橋 ユキ
おしゃべりな部屋 (単行本)の感想
こんまり先生の片付けがいろいろなケースで物語風に書かれている。物語とは言え近藤流で片づけられる。 捨てるものを選ぶのではなく、ときめくものを選んでいく。これが大切なのだ。「ときめき」という感覚がいい。 そして捨てる時にはそのものに感謝を忘れずに。片付けを職業にしたこんまり先生、すごい。
読了日:12月03日 著者:川村 元気,近藤 麻理恵
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