2020年12月の読書 | ゆきんこのブログ

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我が家の犬猫、保護犬、そしてゆきんこのブログです。

12月の読書メーター
読んだ本の数:3

3冊読めて上出来です。
読んだページ数:844
ナイス数:28

流浪の月流浪の月感想
文は更紗と出会い楽しい時を過ごした。更紗は優しい文が好きだった。ただ一緒に過ごしただけなのに、文は少女監禁の犯罪者となり、更紗はロリコンの犠牲者と憐れまれた。一緒に過ごしていただけなのに。 更紗が成人した後、文の経営するカフェで再会する。でも文は知らないふりを続けるが、二人は近づいていく。二人の過去は晒されて流浪の月の様に逃げながら暮らしていく。いつか過去から解放されて、怯えない穏やかな日が来てくれたらいいと思う。
読了日:12月19日 著者:凪良 ゆう
タマ、帰っておいでタマ、帰っておいで感想
画家である著者が捨て猫だったタマと15年暮らし、2014年5月31日12時過ぎに亡くなったタマとの暮らし亡くなった後のタマへの思いを綴ったたくさんのタマの絵と共にできている本。タマは亡くなっても飼い主にとっては永遠の存在であることが伝わった。
読了日:12月07日 著者:横尾 忠則
人間人間感想
又吉君の本だと思って読んだが、全然意味も分からず面白くなかった。作家である永山がシェアハウスでの人間関係、その後は実家での家族、特に父親との関りが主な内容だが 家族の話は父親が沖縄出身で母親が奄美大島出身という自信の両親を意識して描いたのではと思われた。 実話ではないとは思うが、父親はかなり近いものなのではないだろうか。永山自身も又吉君ではないだろうが重なって見てしまう。
読了日:12月03日 著者:又吉 直樹

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