2016年5月の読書 | ゆきんこのブログ

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我が家の犬猫、保護犬、そしてゆきんこのブログです。

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊

後半は全然読めなかったからなぁ。
読んだページ数:606ページ
ナイス数:25ナイス

日本でいちばん心温まるホテルであった奇跡の物語日本でいちばん心温まるホテルであった奇跡の物語感想
こんなホテルに泊まってみたいと思うホテルの再生物語。倒産寸前で泥沼状態だった「ホテルアソシア名古屋ターミナル」を平成10年から7期連続黒字に転じた柴田秋雄氏がやってきた「日本でいちばん心温まるホテル」になる過程が描かれている。 聴力障害の朝美の話や受験生の竜也が10年後に医者になって訪れる話などとてもいい話が載せられている。 今度名古屋に行くときは是非とも泊まりたい。でも2010年9月末に36年の幕を閉じたそうだ。
読了日:5月15日 著者:柴田秋雄,瀧森古都
リッツ・カールトン 至高のホスピタリティ (角川oneテーマ21)リッツ・カールトン 至高のホスピタリティ (角川oneテーマ21)感想
リッツ・カールトンで20年働いた著者がリッツ・カールトンのサービスについて著している。 久米書店でも紹介された話「飛行機を買いたい客」「阪神が負けた理由を知りたい客」に対する応対は極めつけのものだが、そもそも相手の立場に立って考えることがサービスの基本のようだ。 リッツ・カールトンで素晴らしいサービスを受けたいが、ちょっと高そう・・・
読了日:5月9日 著者:高野登
私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由感想
15歳で集団レイプされた真面目な少女が、風俗嬢になり、さらに看護師をしながらSM嬢をしている過程が書かれている。最後の精神科医和田秀樹氏の解説に「トラウマの後遺症は周囲の暖かくフォローで和らぐことになっている。傷が多少は癒やされる。」と書かれているが、彼女にはそれがなかった。売春、風俗嬢にまで自分を貶めたのは、男たちへの復讐のため。彼女の過去をも知ったうえで結婚した夫には内緒で今も売春を続け、SM嬢として働いているのも彼女なりの生き方。彼女なりに健気に生き、手記がかけるまでになったのはよかったと和田氏。
読了日:5月4日 著者:雪村葉子

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