成田譲渡会後、夜行バスに乗り奈良にやって来ました。
今回は妹もロサンゼルスから帰国していて
二人で母のもとに行きました。
バイクでいつも病院まで行くのですが
電車代をケチッたために
雪で滑って怪我して
または死んでしまっては馬鹿馬鹿しいという妹の助言もあり
初めて電車で行きました。
妹は私と違って、「ケチ」ではありません。
妹です。
母はパーキンソン症候群のレビー小体型認知症で
もう四年も入院しています。
この病気は体の機能が衰え
また幻視が見えたり、幻覚も伴います。
入院前に「毎日、お坊さんがやってくる」
「お父さんが、そのお坊さんと変なことを企んで商談している」
などなど変なことを言っていました。
今も幻視が見えるようで
いつも私の幻視を見ているようなので
久しぶりに来ても久しぶりという顔をしません。
その母が今年初め、肺炎を患い、その間点滴していました。
今は「訓練食」を食べていました。
それが妹と二人で顔を合わせてビックリ。
これだけなのです。
食事というものは目で食べるものなので
相当味気ないと思います。
また恐ろしくカロリーが高いと思われるので
私は匂いを嗅ぐだけで、味見もしませんでした。
匂いはフルーツ系の匂いで、冷たいのです。
夕食という感じは全くしません。
でも母はこの食事に慣れているようで当たり前のように食べていました。
その後、私たちが買っていったたこ焼きを美味しそうに四つも食べ
モンブランのケーキも少し食べ
昨日はいつもより美味しい食事だったと思います。