いよいよ今年も就職活動が始まってきた様子!
と、いうのもうちのような超レアなMIDIデータ制作事務所でも
この時期になると結構な数の制作者の応募があるのですが、
以前にもブログでお話ししたかもしれませんが、
うちの事務所でさえ、
100人応募が来たとしても採用するのは
おそらく一人いるかいないか?です。
かなりの狭き門なのですが、その100人の中で8割くらいは
最初のメールの文章でほぼ不採用になります。
それって実力を示すまでもなく、不採用ということなのです。
要するに。
「相手に対しての配慮が全くなっていない」
一例として。。
耳コピのカラオケ制作について、興味がありましたのでご連絡させて頂きました。
今までの実績はこちらになります。
お手隙の際にご確認頂けますと幸いです。
みたいな感じのメールですね。
第三者目線で見てみると。。
「本当にこんな感じのメールを出しているのかな?もう少しちゃんと書けばいいのに。」
って思う方もいらっしゃると思いますが、、、
私が知る限りこの手のメールの文章がほとんどです。
「何が悪いのか?」わかりますか?
まず、この文章だけで言うと。
「興味がありました」
この表現ですが、上から目線なのです。
これがもし大手企業に対して、
「御社の事業に興味がありました」
というふうに大手企業に対してメールを送っていたら相手はどう思うのでしょう?
「は?別にあなたが興味を持ってもらってもそうでなくてもどっちでもいいですが?」
みたいに捉える採用担当者もいると思います。
興味があるのはわかりますが、相手にどう伝わるのか?をしっかりと考えた上で
文章を組み立て、相手が「それではどんなデータを作るのか見てみよう!」と
思われる文章を作っていきましょう!!
で!!!この手の募集でなぜメールのみで不採用にするのか?ですが。。
音楽制作、特にカラオケMIDI制作のお仕事において、一番大事なこと。
データの信頼度
なのです。この「データの信頼度」と「メールの文章内容」、これってほぼ同じことを意味します。
要するに、
「相手に対して気配りができるかどうか?」
なのです。
これを最初の応募メールを見て私を含めて採用担当者は足切りを行います。
せっかくもしかすると実力的には採用なのに、気配りができない人間であれば
仮に採用したとしても、締め切りに遅れたり、いい加減なデータだったりということが
多いからですね^^
これから内定や採用をもらいたい!!という人はまずは
「どういうメールを送れば担当者は見てくれるのか?」
をしっかりと考えて応募するようにしましょう^^
ほんとにもったいないぞーーー!
あいな