B25:避難で「車中泊」ってどうなの? | ゴリィ【オルゴールアーティスト・カラーセラピスト・防災士】

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総合エンタメ発信サイト「ゴリィの轟RADIO」の主宰をする「ポンコツ人間」ゴリィのブログです。思ったことを色々とつづっていきます。

さて、退院してきました。7日間もベッド上生活だと本当に体力落ちますね(笑)。

 

さて、現在各地で大雨になっておりますが、避難の選択肢として

 

車中泊

 

というのもないわけではありません。「轟コンサル」的にはこうです。

 

 

 

車中泊、アリだけど気を付けてね♪

 

 

 

さて、どういった場合に気を付けないといけないのか、かいつまんでみていきましょう。

 

 

 

●水の深さと車の関係(国土交通省「川の防災情報」より)

・10cmまで・・・走っても問題なし

・30cmまで・・・ブレーキの効きが悪くなるので安全なところに移動

・50cmまで・・・エンジンが止まるので車から出る

・それ以上・・・車が浮いてしまい、ドアも開かなくなるので危険

 

ざっくりこうなのですが、道路は平坦に見えて以外に高低差があるので、冠水している道は常に深さ10センチ以下、とは考えない方が無難です。

 

車中泊で避難しようと思うなら、早く移動が必要です。

・・・ってなったらもっといいところに避難できそうですよね(笑)

 

 

 

●車中泊中の危険

まず、停車する場所が安全かどうか。寝ているうちに浸水して車ごと流されて・・・では話になりません。

 

①高い土地であり(浸水の可能性)、②斜面上・または斜面の下でない(土砂崩れの可能性)、③山の近くでない(土石流の可能性)この3つはクリアしておかないといけません。

 

そして、「トイレ問題」。近くにトイレがないと困りますね。誰かが「コンビニの駐車場がいいよ」と書いていましたが、毎回何か買うとか、礼はつくしましょうね。

 

そして、じっとしていることで起こる「エコノミークラス症候群」という病気。血の塊ができてしまい、それが血管を流れ大事なところを詰まらせてしまう病気です。ただ、外には出られませんから、大きい車じゃないとなかなか厳しいですね。

 

 

 

と、いろいろと問題が多い車中泊。

 

うーん、最後の選択肢として、アリだけど充分お気を付けください。

 

 

轟コンサル

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