7958:どうか、自棄にならないで。 | ゴリィ【オルゴールアーティスト・カラーセラピスト・防災士】

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恐れていたことが起きてしまいました。

 

オリンピックの聖火イベントで仙台駅前に52,000人が殺到というニュースが。そして、K-1試合のさいたまスーパーアリーナでの開催。

 

前者は言わずもがな「公」の立場主催のイベント。後者は、「埼玉県が再三の自粛要請にも関わらずK-1開催」というニュースが流れていて、「K-1叩き」が始まっているがちょっと待って。

 

会場の「さいたまスーパーアリーナ」の運営は「第三セクター」で「埼玉県」は30%の株を保有。しかも施設の所有は埼玉県。どんなイベントもそうですが、「主催者」と「開催者」の合意なしにイベントは開催できない。間接的にであれ、「公」が開催を後押しした形になる。

 

「自粛」というふわっとした中で音楽、芸術、その他いろいろなイベントが「手探り」の中、中止したものもあれば細心の注意を払って開催したものもある。そこにはどちらにせよ主催者(出演者)と会場の「合意」があってのこと。そして大抵両社は「民」の立場。

 

冒頭の仙台の件もさいたまの件も、仙台は「公」、埼玉は「民」と「公」での開催。「民」は開催しなかった責任も開催した結果責任も覚悟の上で決断している。今回のイベント、JOC、埼玉県にその覚悟はあったか・・・。それがないとしたら今までイベントの開催・中止に関わった人達への誠実さがあまりにも足りないのではないか。

 

それ以上に怖いのが、今「慎重を期して」自粛にしても開催にしても行われてきたイベント開催の判断に「しらけムード」ができてしまうこと。短期的には良くても、長い目で見るとコロナ騒動の長期化につながってしまいます。今回の件で、どうか、「自棄」にならず今まで通り慎重に判断して開催・中止してくだされば。

 

そして「公」がこんなんだから、といって私達が自棄になるのだけは絶対に避けましょう。そして、「公」のコロナ対策は現在進行形で続いています。もう少し見守りましょう。

 

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