今日は、郷さくら美術館で開催中の「第13回郷さくら美術館桜花賞展」(会期:2026.2.24~5.10)に4月19日(日)に行ってきましたので、そのことについて書きたいと思います。

 

郷さくら美術館桜花賞展は、桜の名所である目黒川の畔に開館した郷さくら美術館の開館1周年を記念してスタートして、今回が13回目ということですが、今回をもって終了とのことです。

 

郷さくら美術館桜花賞展には、2020年に開催された第8回の際、美人画の宮﨑優さんの作品が展示されたので伺ったとき以来で、今回は同じく美人画の福田季生さんの作品が展示されるとともに、この日、福田季生さんのアーティストトークがあるので伺いました。

第8回の際の私のブログ記事です。

 

まず、福田季生さんの作品です。

「しだれ桜の頃」福田季生

この作品は、福田さんの従姉妹の成人式の振り袖姿をみて、初めてモデルをお願いしたときの従姉妹の成長、その後の時の流れ、そして故郷の桜に思いを馳せて制作したとのことでした。

また、アーティストトークでは、ご自身が日本画の道に進むきっかけに上村松園への思いがあったとのお話など、興味深いお話を伺うことができました。

 

福田季生さんのアーティストトークの様子です。

 

この日のアーティストトークは、私が最近の日展、日春展において、よくブログで取り上げる熊本県出身の中村妃菜さんが登場するということでしたので、楽しみにしてお話を伺いました。

 

中村妃菜さんの作品です。

「春と珈琲の香り」中村妃菜

この作品は、阿蘇にある古民家カフェをモチーフにして制作されたそうで、用途や時代が変わっても、長い年月を通して人々の記憶や営みを受け止め続ける場所の持つ温度や空気感を表現したいとのことで制作されたとのことです。

作品の中に、うたた寝をする猫が登場しており、作品の温かみを感じることができ、大変穏やかな空気感を感じられる作品でした。

 

この日は、中村妃菜さんご本人にご挨拶し、お話をすることができましたし、お父様の日本画家中村賢次さんともお話をすることができました。(加えて、熊本の崇城大学の関係者の佐藤和歌子さんや鬼木莉歩さんなど応援団の皆さんともお話をすることができました。)

 

その他の桜花賞参加作品の一部を紹介させてていただきます。

「高鳴り」森花 桜花賞 大賞

 

「春日」齋藤春香 桜花賞 優秀賞

 

「花に降る星」永井遥

 

「祇園の愛しき、春の色」山羽春季

 

「片隅の桜」後藤悠介(この日、アーティストトークがありました。)

同じ桜をテーマとしても、人それぞれ捉え方が異なり楽しむことができました。

 

なお、過去の桜花賞の大賞受賞者の作品も別室で展示されていました。

1回大賞「花音―滝桜」加藤恵

 

8回大賞「春麗」松原亜実

 

また、会館の1階には大家の先生方の桜の作品が展示されています。そのうち、中島千波氏の作品を紹介させていただきます。

「櫻雲の目黒川」中島千波

 

以上、桜の季節は過ぎてしまいましたが、桜を堪能することができました。