目を瞑ると瞼の裏に浮かぶ風景

家並みをつなぐ電線のうえに拡がる空

そして静かに流れる雲に陽の光が反射する

 

それは、幼き頃に刻まれた遠く、懐かしい記憶の中にある風景

・・・・・・なのかもしれない

 

「懐かしさが振り向く」という作品

 

現在、横浜の画廊art Truthでは、鈴木ひろみ木版画展・五月の音色を開催しています。(会期5月23日(水)~5月28日(月))

今日、仕事の帰りによると、鈴木ひろみさんが在廊しており、話を伺いながら作品を鑑賞することが出来ました。

 

「風が吹く駅」という作品

屋根のある駅から外を見あげると空が拡がっています

電車の架線が空の深さを感じさせてくれます

そして、雲を縁取るオレンジの光が印象的です

 

鈴木ひろみさんの版画は、木版画の凹凸版刷という技法で創り上げており、木目が美しく写し取られ、哀愁、懐かしさを醸し出しています。

 

「五月のランドスケープ」という作品

アーチ型の構築物の向こうに空間が拡がっています

構築物の下に茂る木の横でカップルが語らっています

 

構築物と空、そして、木により、いくつかの空間がつくられ、それが折り重なって、1枚の絵の中で広がりを見せています。

そして、人の姿が暖かみを加味しています。

 

私が、鈴木ひろみさんにお目に掛かるのは初めてでしたが、作品を拝見するのは、3回目です。

過去の作品展についてのブログは此方になります。

粟千紗都、小田沙馥枝、鈴木ひろみ、中島尚子の木版画展(於 art Truth)に行ってきました。

鈴木ひろみ木版画展「夜と朝と昼と、その間」(於 art Truth) 心地よいノスタルジーの世界

 

鈴木さんのお話によると、これまではあまり植物は描かれてなかったようですが、今は、植物も挑戦しているとのことです。

「greenⅠ」という作品

 

「greenⅡ」という作品

 

最後にこの作品を掲載させて頂きます。

「五月のノスタルジア」という作品

 

以上、懐かしく、哀愁溢れる作品を味わえる鈴木ひろみ作品展でした。

画廊art Truthのホームページは此方になります。

http://www.yccp.jp/art-truth/