ここのところ、いくつかの画廊や作家さんから、是非とも拝見したい個展の案内を頂いています。
しかし、平日はもちろん、休みの日も何かと用事があり、職場の近くの横浜での個展は、仕事帰りによれるものの、都心で行われている個展は、なかなか行けず悶々としています。
そんなとき、公募展や個展などで、まだ、ブログで紹介していない作品があるのではないかと思い、振り返ってみました。
すると、昨年11月から12月にかけて、東京の佐藤美術館で開催された、「吾輩の猫展」で拝見し、気になる作品で有りながら、そのまま見落としている作品があることに気が付きました。
例えばこの作品
「CAT'S EYE」潮田和也(敬称は省略させていただきます)
この猫の目と、少女の目のリアルさ、力強い視線に大変なインパクトを感じ、写真を撮っておいた作品ですが、この時、潮田和也氏のことはよく知りませんでした。
その後、潮田氏の作品を拝見する機会を得、その作品の素晴らしさを知ることが出来ました。
◎魅惑の人物画展(於 Gallery ARK)に行ってきました。
さて、この「吾輩の猫展」の感想は、当時、池永康晟、京都絵美、顧洛水、坂本藍子、關加奈子、王培、阿部千鶴、篠原愛、牧弘子、寒河江智果の各氏をブログで取り上げさせていただきました。
そして、このとき印象に残った作品は、他にもありました。
「攻防」松崎綾子
ダイエット中の猫と、栽培が難しいブロッコリーを描いた作品です。
ダイエットでお腹が空いた猫の眼差しと、猫に餌を与えたいという飼い主の要求、そこに生まれる「攻防」がテーマの作品です。
そして、もう一つこの作品。
「porta fortuna」星美加
この作品の図録でのコメントを拝見して、なるほど!と思いました。
「ずっと飼いたいと思っていた念願の猫と半年前から暮らし始めました。(略)
猫を絵に描くことはこの作品で2作目なのですが、制作するときの気持ちが他のモチーフを描くときと全く違うことがわかりました。
常にキューンとしてしまうこの気持ちは、いったい作品にどんな影響を与えるのだろうかと思ったりしますが、とにかく楽しいのです。」
この「キューンとする気持ち」、私は、これが数々の名作を生み出すときの原動力になっているのではないか!と今感じているところです。
こんな素晴らしい作品を、今まで触れなかったことに気付き、こうして紹介することが出来てとても良かったと思います。
忙しくて、行きたい個展、作品展に行けなくとも、たまにはこうして見落としていた作品を振り返ることも楽しいことだなと、今、感じているところです。
今日は、以上です。




